「人形の紹介」

人形制作チーム(世田谷学園美術部)

人形は世田谷学園美術部が制作しました。

さくら


〈制作コメント〉

製作当初は全体的に紺色で魔法使いのようなイメージでしたが、スカートを予定の黒色のミニスカートから赤色のロングスカートに変えたら童話っぽさがより出て魔法使い感が消え、全体的に丸くなってくれて良かったです。紺色のローブに黄色の細いフェルトを付けると締まりが出て、お気に入りポイントになりました。ヒトの人形を作るのは初めてで苦戦しましたが、試行錯誤を繰り返して撮影当日の朝までこだわり抜き完成させたので大きな達成感が得られました。

少年ルナ


〈制作コメント〉

羊飼いということだったので、素朴な感じを演出しました。 主役を引き立てる脇役という立ち位置になれていたら嬉しいです。 見所は、服が継ぎ接ぎになっているところです。模様にもこだわっていて、かわいらしい印象になるように工夫しました。大変な部分もありましたが、人形を作る過程や人形がどんどんできていくのが楽しく感じました。参加できて良かったです。

ロック艦長


〈制作コメント〉

卒業した先輩たちや、先生に手伝ってもらいながら完成までこぎつけました。ロック艦長の荒々しくも憎めないようなキャラクターを表現したくて、着色や表情にこだわっています。木粉粘土や木材から体のパーツを作りました。フック船長のようなイメージがあったので、片手を金属フックにしています。カラカラふらふらと動く様子は、愛嬌のある雰囲気につながったと思います。

ワニの潜水艦


〈制作コメント〉

ワニの頭部を紙粘土で作ることが難しかったです。特に歯は、折れたり外れたりが多く、何度も作り直したため、たくさんの時間がかかりました。大きくて重たい人形だったので、壊れないように丈夫にする工夫を繰り返しました。そして、ただのワニではなく潜水艦らしくなるように、チェーンや窓のような飾りをつけて雰囲気を出しました。古びた感じが出るように、錆を描いたり、タオルを使って複雑に塗ったりして、こだわった着色になっています。仲間と協力して作品を作るのも楽しい経験でした。