植物生理学研究室
Laboratory for Plant Physiology, Hirosaki University
弘前大学 農学生命科学部 生物学科
助教 藤井 祥
Laboratory for Plant Physiology, Hirosaki University
弘前大学 農学生命科学部 生物学科
助教 藤井 祥
【最終更新日】 2026年3月6日
【NEWS】
2026/3/6
大学院生の野戸康生さんと萩原侑輝さんが令和7年度の弘前大学農学生命科学部「あすなろ賞」を受賞しました。おめでとうございます。野戸さんは2025年11月のASPL2025での,萩原さんは2025年9月の日本植物学会でのそれぞれの研究発表と関連する研究活動が,本学部における顕著な実績であると認められたものです。
2026/3/2
藤井が執筆した解説記事がPlant and Cell Physiology誌から発表されました。筑波大学の久保匠平さん,鈴木石根さんをはじめとするグループの研究成果を紹介するものです。海洋生態系で重要な藻類「ハプト藻」においてカロテノイドの一種フコキサンチンの合成系を解明した論文です。
2026/2/17
農学生命科学部生物学科,同研究科生物学コースで卒業研究発表会と修士論文研究発表会が行われました。卒研発表会では西川大輝さんが,修論発表会では野戸康生さんがそれぞれ優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます。
2026/1/30
野戸さんのASPL2025での受賞報告が学部ウェブサイトに掲載されました。
2026/1/9
研究業績を更新しました。大学院生の黒滝さんと萩原さんがCo-first authorとなった原著論文をPlant Direct誌から発表しました。同じく院生の野戸さんも参加しています。系統樹解析に関して,同学部生物学科の西野敦雄教授にもご協力いただきました。
【解説】 葉緑体内部で遺伝子を転写するRNAポリメラーゼのうち,ファージ型とよばれるタンパク質(ミトコンドリアのRNAポリメラーゼの遺伝子重複により獲得されたと考えらています。哺乳類のミトコンドリアRNAポリメラーゼとも相同)に関する研究成果です。これまで,ファージ型RNAポリメラーゼの一種RPOTmpは,葉緑体分化の過程においてチラコイド膜タンパク質NIPによって機能が制御される可能性が提唱されていました。そこで,NIPを完全に欠失したシロイヌナズナの変異体を新しく単離し,RPOTmpの機能を解析したところ,葉緑体分化の過程でNIPはRPOTmpの機能にほとんど影響を与えないことが明らかとなりました。また,NIPは進化的にRPOTmpより古くから獲得されていた可能性も見出しました。葉緑体分化時のRPOTmpの制御メカニズムに関しては従来の仮説を修正する必要がありそうです。振り出しに戻ったような側面もありますが,RPOTmpの機能制御にどのような仕組みがはたらいているのか,今後探究していく上での重要な基盤となる研究と考えています。詳細は学部のウェブサイトにも掲載されています。
当研究室は2022年2月に開設されました。
一緒に研究するメンバーを募集しています(学部生・大学院修士課程)。
ご興味のある方は,連絡先に記載のメールアドレスまでご連絡ください。
ウェブページの準備中の部分は順次更新していきます。
葉緑体は光合成を行う植物の細胞内小器官で,植物の生育段階や環境に応じて多様な形態に分化します。当研究室では色素体の機能について,主に分子生物学,生化学,機能ゲノミクス的手法を用いて解明することを目指します。