設立趣旨

健康運動指導士は、平成19年度以降養成校制度を創設し、現在71校がこの養成大学として認定されています。



健康運動指導士養成大学の顕著な増加とともに、養成校養成講座を修了し、生涯を通じた健康・体力づくりに貢献できる学生が多数排出されることは明らかです。

 

今後、これまで以上に質の高い健康運動指導士となり得る学生を多数合格・卒業させるためには、各大学が協力し、その教育内容や教育環境、資格受験に関する情報等の共通理解を図り、より良い養成大学を全国的に作っていくよう足並みを揃えることが欠かせなくなります。



したがって、養成校制度を円滑にすすめ、各大学における教育の成果や課題などを大学間で共有し、課題解消に向け、定期的・継続的に協議する場を構築する必要があります。



また、養成大学は、健康運動指導士の新規養成だけにとどまらず、卒業後社会に出て活躍している健康運動指導士の再教育の場ともなり得ます。



時代とともにその役割が増加している社会の要求に応えられるよう、大学相互の学術研究や、関連諸機関・諸団体等との連絡、協力を行う全国的な場も必要となります。



当協議会は、国(厚生労働省や文部科学省)や公益財団法人 健康・体力づくり事業財団などに対する要望や提言を構築していきます。