島根大学生物資源科学部生命科学科
水圏・多様性生物学コース
生物多様性はどのように生まれ・維持されているのでしょう?
宍道湖・中海・隠岐諸島・大山など山陰を代表する独特な生態系やその生き物たちを対象に、進化・発生・生理・生態学的アプローチによりこの謎に迫ります
WHAT'S NEW
最新のニュース
2024.05.02 須貝杏子 助教が環境共生科学科の久保満佐子准教授らと共同で取り組んだ研究成果が日本森林学会誌に掲載されました。隠岐諸島の樹木組成について、対馬諸島と佐渡島との比較から明らかにしました。
2024.04.25 吉田真明 准教授(連携教員)がダイオウイカの公開解剖を開催しました。
2024.04.24 尾形茂紀さん(自然科学研究科博士後期課程3年生・社会人ドクター)のウシガエルとアメリカザリガニの環境DNA研究に関する論文が「Ecological Research (Wiley) Top Cited Article 2022-2023」に選出されました。おめでとうございます!!
2024.04.19 須貝杏子 助教が農林生産学科の小林伸雄教授らと共同で取り組んだ研究成果がThe Horticulture Journalに掲載されました。キシツヅジを中心とする常緑性のツツジ野生種と関連する園芸品種で遺伝解析を行いました。
2024.04.06 吉田真明 准教授(連携教員)がしまね海洋館アクアスと共同でダイオウイカの公開解剖を開催します (詳細・予約ページ)
2024.04.04 須貝杏子 助教が日本植物分類学会奨励賞を受賞しました。
2024.04.02 尾形茂紀さん(自然科学研究科博士後期課程3年生・社会人ドクター)と高原輝彦 准教授の論文が、「昆虫と自然」2024年4月臨時増刊号(ニューサイエンス社)において、「絶滅危惧種タガメの保全に向けた環境DNAの可能性」として掲載されました。
2024.03.30-31 富山県魚津水族館「知れば知るほど謎だらけホタルイカ展」において広橋が講演しました。
2024.03.24 小野雄輔さん(2021年度生命科学科卒論生)と須貝杏子 助教の論文が三瓶自然観研究報告第22号に掲載されました。小野さんの卒論として、松江市内で外来植物ナガミヒナゲシの分布状況を調査しました。
2024.03.16 須貝杏子 助教が隠岐の島町布施公民館で開催された「布施に残る貴重種ハマナスおしゃべり会」で話題提供しました。隠岐のハマナスには遺伝的多様性があることを報告し、参加した住民はハマナス再生には海岸清掃が重要になると話し合いました。自分たちが住んでいる場所の自然環境に関心をもつきっかけになることを期待します。山陰中央新報(3/16朝刊)に掲載されました。
2024.01.25 須貝杏子 助教の解説記事が森林遺伝育種に掲載されました。日本の森林樹木の地理的遺伝構造のシリーズで小笠原諸島の固有種シマホルトノキについて解説しています。
2024.01.12 荒西太士 教授らの論文がEnv Sci Pollut Resに掲載されました
2023年以前のニュース
2023.12.02 須貝杏子 助教がPlant Species Biology Best Paper Award 2023を受賞しました。
2023.11.23 松山祥大君(2022年度卒・現大学院1年) がメインで執刀した「ダイオウイカ公開解剖」が兵庫県香住町立ジオパークと海の文化館で行われました。この様子は約80名の参加者の前で行われ、またYoutubeでも同時オンライン配信されました(神戸新聞11/24, 朝日新聞12/5)。
2023.10.17 高原輝彦 准教授の研究室で1ヶ月ほど過ごしていたウナギが、明日10/18(水)から島根県立宍道湖自然館ゴビウスで『飯南町の来島ダムで見つかった最大級の「ニホンウナギ」』と題して展示が始まります。
2023.09.30 高原輝彦 准教授が譲り受けた巨大ウナギに関するDNA鑑定の結果、在来種のニホンウナギであることが判明し、山陰中央新報で紹介されました。
2023.09.25 高原輝彦 准教授が譲り受けた島根県で新たに発見された巨大ウナギに関して各種メディアで紹介されました(大学HP)。
2023.09.22 須貝杏子助教らの論文がMicrobiology Resource Announcementsに掲載されました。小笠原諸島の土壌微生物群集(真菌類と細菌類)の組成を明らかにしました。
2023.08.07 8月4日に夏休み・子どもミュージアム体験教室「親子植物標本作製教室―あなたも牧野富太郎博士をめざそう!」が開催され、須貝杏子 助教が講師を務めました。参加した子どもたちは大学内の植物で腊葉標本を作りました。
2023.07.06 高原輝彦 准教授が、来月の8月8日(火)とっとりバイオフロンティア科学ワークショップ連動セミナー2023~ぼくらの身近なサイエンス~ (ハイブリッド開催)にて、「水をすくって生き物調査-環境DNAで鳥取・島根の個性豊かな自然を守る! –」と題して講演します。もしよろしければ、ご参加をご検討ください!(詳細ポスター)
2023.06.23 佐藤隆人さん(2019年度生物科学科卒論生)と須貝杏子 助教の論文が小笠原研究年報に掲載されました。佐藤さんの卒論の一部として、日本のシロダモ属の植物標本を観察し、フェノロジー情報をまとめました。
2023.05.15 自然科学研究科(M2)の笹木快斗さんが、生物系三学会中国四国地区合同大会(2023年度 徳島大会)において「隠岐固有両生類オキタゴガエルとオキサンショウウオの遺伝的多様性と遺伝的集団構造の解明」と題した口頭発表(オンライン)で最優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!(大学HP)
2023.05.09 島根県の宍道湖や神西湖も含めた全国18湖沼における環境DNA網羅的解析を実施した総勢21名の共著者による論文が「Freshwater Biology」に受理されました。高原輝彦 准教授も共著者の一人です。
2023.04.28 島根県立浜田高校自然科学部による日本一小さいトンボで絶滅危惧種のハッチョウトンボの保全に向けた長年の取り組みが認められ、第57回日本水環境学会年会において水環境文化賞(児童・生徒の部)を受賞されました(浜田高校HP)。おめでとうございます!高原輝彦 准教授は高大連携を進めながら本種の環境DNA技術の開発に協力・支援しました(大学HP)。
2023.04.26 荒西太士教授らの論文がOptimization and Enginnering に掲載されました
2023.04.18 今年1月に大学からプレスリリースされた高原輝彦 准教授らの国の天然記念物ネコギギの環境DNA研究に関して発表した論文の内容が、山陰中央新報朝刊にて紹介されました(大学HP)。
2023.04.10 尾形茂紀さん(自然科学研究科博士後期課程2年生)のタガメに関する環境DNA研究が、小・中学生向け科学誌「子供の科学」2023年5月号(誠文堂新光社)において、「DNAを手掛かりにタガメの生息地を発見!」と題した記事で紹介されました(大学HP)。
2023.03.31 林蘇娟 教授が定年によりご退職されました
2023.03.29 The peer-reviewed, open access article entitled, Persistence of a highly monoandrous mating system despite an extremely male-biased operational sex ratio in the firefly squid Watasenia scintillans, by Nur E Alam et al. has published online in Marine Biology. Opu san (D3) found a positive relationship between # of attached sperm sacs and % polyandry, allowing us to make demographic estimates stochastically on the mating system of this species. Congrats!
2023.03.27 広橋教貴 教授・小野廣記 助教らの論文がMarine Biologyに掲載されました
2023.03.14 山岸聖さん(2017年度生物資源科学研究科修了生、現在社会人ドクター)の修士論文の内容が「ホシザキグリーン財団研究報告」に掲載されました。本論文は、未だ良くわかっていない日本海側を回遊するシラスウナギの接岸時期の推定や胃内容物の解明を進めた内容になります。
2023.02.24 兵庫県立大学、奈良女子大学、神戸大学と高原輝彦 准教授らの共著論文が国際学術雑誌「Freshwater Biology」に掲載されました。
2023.01.25 広橋教貴 教授らの論文がJPSAに掲載されました
2022
2022.12.26 高原輝彦 准教授と歴代の研究室所属学生(橋本真佑、三浦祐児、Long Yanting)で取り組んできた、島根県における環境DNAを用いたオオサンショウウオの分布に関する調査・研究がジョーホー奥出雲の番組で放送されました。本動画は島根大学の公式YouTubeチャンネルにもアップされています(大学HP・YouTubeチャンネル)。
2022.12.25 尾形茂紀さん(2018年度生物資源科学研究科修了生、現在社会人ドクター)、須貝杏子 助教、高原輝彦 准教授らが取り組んだ研究が国際学術雑誌「Entomological Science」に受理されました。本論文では、ため池などに生息する大型水生甲虫で希少種のタガメの環境DNA検出系を開発して、本種の保全に向けて新規な生息場所を発見した内容になります。(大学HP・プレスリリース)
2022.12.24 須貝杏子 助教らの論文がPlant Species Biologyに掲載されました。38巻2号のEditor's choiceに選ばれました
2022.11.25 髙木香里さん(2020年度生物科学科卒論生)と須貝杏子 助教による調査報告が「植物地理・分類研究」に掲載されました。髙木さんの卒論として、山陰地方の海岸61カ所で外来植物オニハマダイコンの分布と生育状況を調査したものです。
2022.11.21 高原輝彦 准教授と兵庫県立大学、パシフィックコンサルタンツ株式会社、神戸大学、京都大学との共同研究の成果が国際学術雑誌「Ichthyological Research」に受理されました。本論文は、ナマズの仲間の天然記念物ネコギギの環境DNA検出系の開発と野外実用化に向けた取り組みに関する内容になります。夜行性のネコギギの調査は従来は夜間の目視確認が前提でしたが、環境DNAを用いることで危険が比較的少ない日中の採水作業のみで本種を遜色なく検出できることを明らかにしました。(プレスリリース)
2022.10.02 産経新聞のクローズアップ科学において「生殖にみる深海の巨大生物ダイオウイカの実像」と題した特集記事が掲載されました(ウェブ版と10/2関東版朝刊、10/17関西版夕刊)。
2022.09.02 須貝杏子 助教らの論文がPLoS ONEに掲載されました
2022.08.06 荒西太士 教授らの論文がEnv Sci Poll Resに掲載されました
2022.06.21 4月に大学からプレスリリースされた高原輝彦 准教授と島根県水産技術センターらのワカサギ・シラウオの環境DNA研究に関して発表した論文の内容が、山陰中央新報朝刊にて紹介されました。
2022.05.31 昨年12月にBSS山陰放送の取材を受けた巨大ウナギと高原輝彦 准教授の研究室の環境DNA研究に関する取材内容が、TBS系列のニュースサイト「TBS NEWS DIG」にて紹介されました。
2022.05.27 尾形茂紀さん(2018年度生物資源科学研究科修了生、現在社会人ドクター)と高原輝彦 准教授らが取り組んだ研究が国際学術雑誌「Ecological Research」に受理されました。本論文では、外来種ウシガエル・アメリカザリガニを対象にして国内に特化した環境DNA検出系開発の重要性と有用性を示しました。
2022.05.18 舞木昭彦 准教授は捕食者と被食者のあいだで生じる季節性の共適応が共存を促進するという理論をFront Ecol Evolに発表しました
2022.05.17 舞木昭彦 准教授は感染症と生態系安定性に関する理論をSci Repに発表しました
2022.04.21 舞木昭彦 准教授は活動と非活動を生物が適応的に切り替えることで生物群集が維持されるという理論をPLoS ONEに発表しました
2022.03.24 藤井正人さん(2016年度生物科学科卒論生)と高原輝彦 准教授らが取り組んだ研究が国際学術雑誌「Landscape and Ecological Engineering」に受理されました。本論文では、宍道湖七珍のワカサギとシラウオの環境DNA手法を開発して、その有用性を検証しました。本研究成果が、平成6年の猛暑以降に宍道湖で漁獲量が激減しているワカサギの資源回復の実現、および、シラウオの安定的資源量の確保への一助になることを期待しています。(プレスリリース)
2022.03.04 笹木快斗さん(生命科学科4年生)、山岸聖さん(自然科学研究科博士後期課程1年生)と高原輝彦 准教授らが取り組んだ研究が「ホシザキグリーン財団研究報告」に2本の論文として掲載されました。これらの論文では、隠岐固有両生類オキタゴガエルの新たな生息場所の発見、および、本種の捕食-被食関係を調べた飼育実験などに関する研究成果を報告しました。
2022.02.15 荒西太士 教授らの論文がInland Water Biologyに掲載されました
2022.02.14 舞木昭彦 准教授は縄張りなどをめぐる邪魔し合いが多様な生物を維持する上で重要であることをSci Repに発表しました
2021
2021.12.18 高原輝彦 准教授は先月中海で捕獲された全長1メートル、重さ約2.6キロの巨大ウナギが、在来種のニホンウナギであることを突き止め、山陰中央新報朝刊およびヤフーニュースで報道されました。
2021.12.02 高原輝彦 准教授の研究室で飼育・管理している大きなウナギと環境DNA研究について、BSS山陰放送の夕方ニュース「テレポート山陰」で紹介されました。ヤフーニュースはこちら。
2021.11.29 広橋教貴 教授らの論文がMol Reprod Devに掲載されました
2021.08.30 The research article entitled, "Context-dependent behavioural plasticity compromises disruptive selection of sperm traits in squid" coauthored by Md. Nur E. Alam (a PhD student of our life science course) was published in PLOS One.
2021.08.17 須貝杏子 助教、吉田真明 准教授(隠岐臨海実験所)、広橋教貴 教授らによるダイオウイカの繁殖に関する研究が山陰中央新報朝刊とLiveScienceで紹介されました
2021.07.14 山陰中央新報において、ホシザキグリーン財団研究報告第24号で発表されたオキサンショウウオの遺伝的多様性の研究に関して、高原輝彦 准教授の講評が掲載されました。
2021.06.30 村井里帆さん(筆頭)と塩見まみやさん(セカンド)が令和2年度卒業研究で行ったダイオウイカの集団遺伝学的解析の論文がDeep-sea Research Pt1に発表されました(プレスリリース)。おめでとうございます。
2021.06.30 須貝杏子 助教らの論文が小笠原研究年報に掲載されました。小笠原の固有種アニジマイナゴが、シマイスノキのみを食べるという単食性であることをDNA分析によって示しました。
2021.06.24 広橋教貴 教授らの論文がJournal of Evolutionary Biologyに掲載されました
2021.06.01 吉田真明、広橋教貴らが編集した「日本の頭足類研究(1), (2)」が生物研究社「海洋と生物」の特集号として出版されました。執筆は新進気鋭の若手研究者から大御所までと多彩な顔ぶれで現在の日本頭足類研究を容易に理解できる2冊となっています。
2021.05.31 環境DNA研究にリアルタイム定量PCRを用いる上での標準化を目指した内容をまとめた論文がEcological Researchに掲載されました。高原輝彦 准教授も共著者の一人です。
2021.05.06 須貝杏子 助教が共著者になっている論文がDiversityに掲載されました。隠岐の島に生育する針葉樹クロベの過去の集団動態について、西日本の集団の中では特徴的であることが明らかになりました。
2021.04.08 舞木昭彦 准教授の研究内容が山陰中央新報朝刊(22面)で紹介されました。
2021.03.08 環境DNA学会が企画した、環境DNAを用いた調査・研究手法とその応用について体系的に取りまとめた書籍「環境DNA―生態系の真の姿を読み解く―」が、共立出版さんより3月16日に出版されます。高原輝彦 准教授も著者の一人です。
2021.03.01 服部真也さん(2016年度生物科学科卒業生)と高原輝彦 准教授らが取り組んだ研究が「ホシザキグリーン財団研究報告」に掲載されました。本論文は、宍道湖・中海を利用するスズキとボラの季節移動性を環境DNAを用いて推定した内容になっています。
2021.02.20 広橋教貴 教授らの論文がAnimal Reproduction Scienceに掲載されました
2021.02.12 高原輝彦 准教授らが取り組んできた環境DNA研究の内容について、朝日新聞(島根版)で「水くむだけで生息調査 宍道湖七珍復活へ新手法 島根大」と題して紹介されました。
2021.02.10 「生物リズムの多様性が生態系のバランスの鍵」であるという理論を舞木昭彦 准教授がBiology Lettersに発表しました(山陰中央新報で取り上げていただきました)
2021.01.31 高原輝彦 准教授も委員の一人として参加している環境DNA技術標準化委員会が作成した標準版「環境DNA調査・実験マニュアル」がフリーアクセスで公開されています。また、本マニュアルに沿った研究・調査の成果をご発表の際には、こちらの論文environmental DNAも参考にしていただければと思います。
2021.01.14 広橋教貴 教授らの論文がPoultry Scienceに掲載されました
2020
2020.12.17 立石新さん(2017年度生物科学科卒業生)と高原輝彦 准教授らが取り組んだ研究が「Laguna(汽水域研究)」の宍道湖・中海特集号に受理されました。本論文では、甲殻類モクズガニの環境DNA検出系の開発と本種の宍道湖・中海における分布を推定した内容になっています。
2020.12.09 隠岐臨海実験所の初代卒研生だった中町健さん(2013年学部卒、現金沢大学能登臨海)が卒研テーマから発展させてきた甲殻類の発音研究を纏めた著書が「Acoustic/vibration behaviors in crustaceans. in Neuroendocrine Regulation of Animal Vocalization, 1st Edition (4章)」としてAcademic Press から出版されました。
2020.11.06 舞木昭彦 准教授 編集の本「Diversity of Functional Traits and Interactions」がSpringerから出版されました
2020.07.11 環境DNA学会によって作成された「環境DNA調査・実験マニュアル」紹介のコメンタリー論文が国際学術誌「Environmental DNA」に受理されました。高原輝彦 准教授も著者の一人です(詳細はこちらから)。
2020.07.03 津田清一郎さん(2017年度生物学科卒)の卒研課題「ホタルイカの繁殖様式」の論文(Sci Rep)が発表されました(^_^)。この研究で頭足類で始めて生殖様式がほぼ単婚(*)であることを突き止めました。現在、自然科学研究科M2のNur E Alamさんが引き継いで、稀に起こる乱婚の謎を探っています。 *単婚:一夫一婦制のこと。本種は生涯1度だけ交接(交尾)すると思われる。
2020.06.03 田口淳也さん(2017年度生物科学科卒業生)、山岸聖さん(2017年度生物資源科学研究科修了生)、尾形茂紀さん(2018年度修了生)と高原輝彦 准教授らが取り組んだ研究が「Limnology and Oceanography: Methods」に受理されました。本論文では、安価な試薬(塩化ベンザルコニウム)を微量添加するだけで、水サンプルに含まれるDNAの分解を劇的に抑制する効果について、ヤマトシジミ、スズキ、ニホンウナギを対象に詳細な検討を行いました。
2020.04.01 毛利元樹さん(2018年度生物科学科卒業生)、亀山智史さん(自然科学研究科M2)、林蘇娟 教授、須貝杏子 助教らの論文が島根県立三瓶自然館研究報告に掲載されました。隠岐諸島における維管束植物目録をまとめました。
2020.03.31 秋吉英雄 准教授が 定年退職されました
2020.03.26 広橋教貴 教授らの論文がReproduction in Aquatic Animalsに掲載されました
2020.03.17 舞木昭彦 准教授が稲盛研究助成に採択されました。研究題目は、「種内と種間の多様性に関する相互維持機構の理論的研究」です
2020.02.27 引地勇斗君(2017年度生物学科の学部卒業生)の筆頭論文がJ. of Ethology (動物行動学)に掲載されました。この研究で佐藤成祥 (現東海大)元特任准教授らは、ヒメイカが敵から避れる時、連続的な墨吐きと体色変化を駆使して捕食者を騙すことを明らかにしました 。またEditor's Choiceに選ばれ、オープンアクセスになりました。さらに第7回J. Ethology論文賞(11月21日発表)を受賞しました。おめでとうございます!
2020.02.01 須貝杏子 助教らの論文がMolecular Ecologyに掲載されました
2019
2019.11.13 荒西太士 教授らの論文がJournal of Biological Dynamicsに掲載されました
2019.10.08 須貝杏子 助教らの論文がJournal of Plant Researchに掲載されました
2019.10.08 須貝杏子 助教らの論文がTree Genetics and Genomesに掲載されました
2019.10.05 東京農工大、広島大と高原輝彦 助教らの論文「Comparison of the detection of 3 endangered frog species by eDNA and acoustic surveys across 3 seasons」がFreshwater Scienceに受理されました。奄美大島の絶滅危惧両生類3種を対象にした環境DNA研究に関する論文になります
2019.10.01 広橋教貴 教授らの論文がFrontiers in Physiologyに掲載されました。頭足類の代替繁殖戦術に関する最近の研究をレビューしたものです
2019.09.19 広橋教貴 教授らの論文がJournal of Cell Biologyに掲載されました
2019.09.19 高原輝彦 助教と舞木昭彦 准教授の研究が島根大学お宝研究で紹介されました
2019.09.19 荒西太士 教授らの論文がComputers & Mathematics with Applicationsに掲載されました
2019.09.19 荒西太士 教授らの論文が Fish Pathologyに掲載されました
2019.09.11 高原輝彦 助教と舞木昭彦 准教授が浜田高校の学生に高大連携実習を行いました
2019.07.01 島根大学開学70周年記念事業の一環として開催される島根大学学術研究講演会「宍道湖 中海の今を考える」(10月20日(日)、くにびきメッセ)において、高原輝彦 助教が「環境DNAが解き明かす宍道湖の生き物たちの現在と未来」と題して講演します
2019.06.01 須貝杏子 助教らの論文が森林科学に掲載されました
2019.05.24 京都大、兵庫県立大、龍谷大と高原輝彦 助教らの環境DNA研究に関する総説論文「The detection of aquatic macroorganisms using environmental DNA analysis —a review of methods for collection, extraction, and detection」がEnvironmental DNA誌に受理されました
2019.05.15 環境DNA学会主催の技術セミナー「中国・四国地区(6/28)」の講師を高原輝彦 助教が務めます。学会員限定のセミナーになりますので、この機会に学会への入会をご検討いただけますと幸いです
2019.04.17 Estuarine, Coastal and Shelf Science誌に掲載された高原輝彦 助教らの論文の内容が山陰中央新報で紹介されました
2019.04.02 高原輝彦 助教の総説論文「環境DNAを用いた水域生態系の解明に向けた取り組み」が用水と廃水に掲載されました
2019.03.31 初見 眞知子 准教授が定年退職されました
2019.03.22 修士卒業生の尾形茂紀さんが、在学期間中に学術研究等においてとくに顕著な功績をあげたことが評価されて、島根大学学生表彰を受賞しました
2019.03.19 須貝杏子 特任助教らによるポスター「母島列島の乾性林に分布するシマホルトノキの遺伝的タイプ」が日本植物分類学会大会発表賞を受賞しました
2019.03.10 平成30年度「隠岐ユネスコ世界ジオパーク学術研究発表会」(3/9:隠岐西ノ島)において、高原輝彦 助教が「隠岐島前におけるオキサンショウウオの分布実態の解明」と題して発表した内容が、山陰中央新報で紹介されました。
2019.03.07 2016年度生物科学科卒業生の藤田大登さんと高原輝彦 助教らの共著論文「オキサンショウウオHynobius okiensis幼生の季節的な個体数変動と分布制限要因の解明」が保全生態学研究に受理されました。隠岐島後にのみ生息する希少種オキサンショウウオ幼生の分布現況などを地道な野外調査によって明らかにした研究になります
2019.02.19 14:40-15:00 NHK Eテレ放送予定のNHK高校講座・生物基礎第40回「生物学と人類の未来」に秋吉英雄 准教授が出演します.
2019.02.14 舞木昭彦 准教授が出雲高校でプロフェッショナルセミナーを実施しました
2019.02.09 2016年度生物科学科卒業生の池淵貴志さんと高原輝彦 助教らの共著論文「Using environmental DNA to estimate the seasonal distribution and habitat preferences of a Japanese basket clam in Lake Shinji, Japan」がEstuarine, Coastal and Shelf Science誌に受理されました。宍道湖における二枚貝ヤマトシジミの季節的分布と選好場所を環境DNAを用いて推定した研究になります
2019.01.28 秋吉英雄 准教授の成果が魚類学の百科事典 に掲載されました
2018
2018.11.13 東京農工大と高原輝彦 助教らの共著論文「Efficacy of environmental DNA to detect and quantify stream tadpoles of Odorrana splendida」がRoyal Society Open Science誌に受理されました。奄美大島の希少種アマミイシカワガエルに関する環境DNA研究になります
2018.10.31 高原輝彦 助教がまつえ市民大学ふるさと環境コースにおいて「環境DNA!宍道湖七珍の復活に向けて」と題して講師を務めました
2018.10.29 キャリアセンターの丸山先生とマイナビのご担当者をお招きして、先週に引き続き、進路ガイダンス (2), (3)を学部3年生向けに実施しました
2018.10.22 リクナビのご担当者をお招きして、進路ガイダンス (1) を学部3年生向けに実施しました
2018.09.27 舞木昭彦 准教授が島根大学若手研究者表彰を受賞しました
2018.09.20 須貝杏子 特任助教が生物資源科学部研究セミナーで「島における植物の進化」と題し9月27日に講演します
2018.09.11 秋吉英雄 准教授の講義がNHKEテレの番組・NHK高校講座・生物基礎「肝臓のつくりとはたらき」で5年間放映されます
2018.06.11 須貝杏子 特任助教らが、種生物学会英文誌の優秀論文賞を受賞しました。受賞論文題目は「小笠原諸島における汎熱帯性樹木モモタマナの遺伝的変異:植栽ガイドラインへの提言」です
2018.04.27 環境DNA研究推進と技術の普及を図る「環境DNA学会」が発足しました。本コースの高原輝彦 助教も発起人の一人です。学会員も順次募集予定ですので 、ご興味のある方は、ぜひ、入会をご検討いただければ嬉しいです
2017.10.19 大学改組により2018年度から生物科学科は生命科学科の2コース(水圏・多様性生物学コース、細胞生物学コース)へと組織が変わります。2コースと隠岐臨海実験所は連携して,生物学を基盤とした教育を提供します
2017.10.18 本サイトを立ち上げました