活動記録

第20回宮城県古武道演武大会(平成5年10月9日)

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表の型

柳生心眼流の基本でもあり奥義でもある素振二十一箇条の内、表の型の三箇条です。素振り二十一箇条は表の型七箇条、中極の型七箇条、落の型七箇条の合計二十一箇条で構成されています。取口は片衣(かたぎ)、両衣(りょうぎ)、袖付(そでつき)、打込(うちこみ)、折取(おりどり)、襟取(えりどり)、大搦(おおがらみ)となっています。

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切の型

柳生心眼流の基本の素振二十八箇条の内の切の七箇条です。動画では取口の一つの折取が抜けて六箇条になっています。切は、当身の初伝と言われており、腕の力ではなく身ごなしで当身を打ち、相手の死角に入りながら体当たりをすることを主眼としています。さら奥に進んでいくと、相手を倒す技へと変化していきます。

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取手

いわゆる投げて固める技であり、柔術で広くみられる技法です。心眼流の取手の特徴は、奥義の崩しや当身が含まれており、師範や道場によって工夫してよいことになっています。よって、道場や師範によって様々な型が見られ師範や道場の趣がよく表れます。仙台柳心会では、この他にも表七箇条、中極七箇条、落七箇条の取手が伝わっています。

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目録剣(抜粋)

目録剣は、星国雄先生門下道場では、剣術の基本の型として稽古を行っています。面3本、突き1本、面1本、面からの足1本、面からの胴の1本の合計7本の構成になっています。

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三尺棒の型

柳生心眼流には槍術が伝わっており、槍が太刀などによって切り落とされ、短くなった際に身を身を守り、相手を制する技として、三尺棒の型、六尺棒の型が伝わってます。つまり、長物を使う基本的な動きは同じで、獲物の長さによって技や間合いが変化するというこです。

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甲冑術(鎧通し)

合戦で槍を失ったり、太刀が折れたりなどしたときに、鎧通しという身重ねの厚い短刀を用いて敵を制する技です。鎧の隙間や首などを狙い、最後は相手を組み伏せ、止めを刺すことにも使用されます。

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甲冑術(陣鎌の型)

戦の陣を構築するさいに使用されたといわれる陣鎌を使った戦闘術です。陣の構築中に不意に敵に襲われた際に使用していた陣鎌で応戦する技が伝えられています。

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甲冑術(陣笠の型)

足軽が刀や槍などの武器が尽きたときに、身の回りにある武器で応戦する技の一つです。陣笠を盾のように使い、相手の攻撃を躱し、顔などの急所に攻撃を仕掛けます。

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甲冑術(鼻捻じりの型)

鼻捻じりとは暴れ馬を制するための道具で、先端にひもを輪にしてつけた50センチほどの棒で、その輪を馬の鼻にかけてねじって制します。戦などで 馬を引いているときはもちろん、普段から護身のために携帯していたこともあり、護身の型としても伝わっています。