世界遺産とは、「顕著な普遍的価値*」を有するする自然や生態系保存地域、記念建造物、遺跡のことです。「文化遺産」、「自然遺産」またその両方の価値が認められた「複合遺産」に分類されており、現在は1223件が世界遺産として登録されています。
文化遺産とは、人類の歴史が生み出した記念物や建造物群、遺跡、文化的景観などが認められている遺産で、自然遺産とは、地球の成り立ちや動植物の進化を示す地形や景観、生態系などが認められている遺産となっており、どちらも「人類共通の遺産」として保護する必要があります。
また、「危機遺産」と呼ばれる遺産もあり、世界遺産リストに登録されている遺産が、重大かつ明確な危機にさらされており、資金や技術などの援助が必要な場合に登録することができます。
*国家や文化、民族、宗教、性別などという枠組みを超え、人類全体にとって現在だけでなく将来世代にも共通した重要性を持つような、傑出した文化的、自然的な価値のこと(世界遺産検定事務局 2024)
photo credit: Bam citadel via photopin (license)
(画像出典:「バムとその文化的景観」の写真 | 世界遺産オンラインガイド | 32120 https://worldheritagesite.xyz/media/32120/)
(画像出典:「オカピ野生生物保護区」の写真 | 世界遺産オンラインガイド | 5677 https://worldheritagesite.xyz/media/5677/)
地震による破壊で危機遺産に登録され、修復が行われた「バムとその文化的景観」(左)
密猟などによるオカピの減少で危機遺産に登録されている「オカピ野生生物保護区」(右)