Scratch3プログラミング
翻訳機能
Scratch 3.0では,翻訳,ロボット制御などが拡張機能として準備されている.
音楽 楽器やドラムを演奏する
ペン スプライトで絵を描く
ビデオモーションセンサー カメラで動き検知する.
音声合成 言葉をしゃべるプロジェクトを作ろう
翻訳 色々な言語にテキストを翻訳する
Makey Makey なんでもキーボードにしてみる.
micro:bit プロジェクトを現実の世界と接続する.
LUGO MINDSTORMS RV3 対話型ロボットなどを作る
LEGO BOOST ロボット作品に命を吹き込もう
LRGO Education WeDo 2.0 モーターとセンサーを使って作る
Go Direct Force & Acceleration 押す力,引く力,動き,回転を検出する
本稿では,Wi-Fiがあれば実行可能な「翻訳」について紹介したい.
翻訳機能
編集画面左下隅の「ブロック2個+」の青色マーク(下図左)をクリックすると「拡張機能追加」一覧のページ一へ進むので,翻訳(下図右)を選択し,編集画面に戻ると翻訳に必要なブロックが呼び込まれている.なお,Googleの翻訳を利用しているので,Wi-Fi接続下で実行する.
↑拡張機能追加ボタン
翻訳の拡張機能 必要なもの Wi-Fi
「こんにちは」をウクライナ語に翻訳.ブロックに直接書き込む,50カ国程度をカバーしている.
翻訳する語句を入力させる.ねこの下に入力欄が現れるので,キーボードから入力.
翻訳した語句が,ねこの吹き出しに表示される.
翻訳結果をしゃべるように変更.同時に繰り返し方式にした.
マウスをクリックするまで待機させ.次の処理を行う方式に変更.
声をアウト,テノール等に変更することも可能である.
![](https://www.google.com/images/icons/product/drive-32.png)
二度しゃべるようにプログラムして実行画面を収録したもの.⇒ボタンは二度押し必要.
「屋外ではマスクを付ける必要ではありません」と入力してしまったが結果は同じ.
![](https://www.google.com/images/icons/product/drive-32.png)
大学入学おめでとう.頑張ってね.
インターネット上で公開されているGoogle翻訳を使用しているので,Wi-Fiの環境下で実行する必要がある.
実行環境
Mac mini (2012 late)上,32ビットmacOS 10.15 (Catalina)を用いた.
追記
ロボットや機器制御などの拡張機能は以下のようなもので,Wi Fi環境で使用する.