バカの年越しそば
こんばんは。スクラジャパン編集長、ルカットだ。
この記事を書いてるときは2022年12月、ド年末だ。
今回は豪華絢爛で、高価な材料を惜しみなく使った年越しそばを作って、盛大に年を越していこうと思う。
まず、130円の緑のたぬき(まめサイズ)を使おうと思う。
まさにセレブの食べ物である。
コイツの口(フタ)を大きく引き裂き、そこに金属製の、100度にに熱された水を注入する器具(やかん)を突き刺して熱湯をドクドクと流し込む。
三分間にも渡る熱水攻めの末完成したのが右の写真。うん。当然おいしそうだ。
そこに薬味セットを投入!白ネギ、青ネギ、ミョウガ!
スーパーで10%減額シールの上から50%半額シールを貼られていた薬味セットである。
ルカットは薬味といえばネギというスタンスで生きてきたので、ミョウガとかほとんど食ったことない。こんなこと言ったらミョウガを信服している方々に怒られてしまうが。
ここに温玉を投入!
皆さんはお忘れではないだろうか?緑のたぬきにはかき揚げが付いてくることを!かき揚げをイン!
(ここでやめておけばよかったものを...)
さ・ら・に
そ・こ・に
ビッグカツを刺す!!!!!!!
ビッグカツを刺す!!!!!!!
ビッグカツを刺す!!!!!!!
俺のそばには3本のビッグカツが!!!!!!!!!!!!!!
バカだ!ここにバカがおる!!!!!!!
完ッッッッ成ッッッッッ!
さて、実際に食べよう。
まず麺、スープ。この味は意図的には変えていないが、心なしか少し濃く感じる。濃厚なスープが、大量の薬味が、麺と絡んで...
そばにしては非常にジャンキーな旨味を感じる!
かき揚げはネギとの相性を考え、大さじ一杯のごま油とともにフライパンで両面焼いておいた。ごま油、青ネギ、これらはなぜだか相性がいいのだ。
そこにスープを染み込ませて膨らませたのだからもう
『ジュワッ!』
と濃厚スープが、ごま油の香ばしさが!そこに後から青ネギの味が追っかけてきて....この美味しさにはもう冷静さを保てない。
そこですかさず麺をすすると、麺は温泉たまごと絡んで優しい味わいとなっている。
そこで思い出した。深夜のテンションで3本刺した油の塊。ビッグカツである。
さっき『完ッッッッ成ッッッッッ!』と言ったときより未だに全く手を付けておらず、同じ器を刺す3本の油塊はいまだ天井を指す。
今考えたらなんでビッグカツなんて刺したのだろう。
まあ、刺してしまったものはしょうがない。食そう。
......!?
これは!?
うん。ふやけたビッグカツだ。
しかしふやけたことでイカのすり身の食感が際立ち、さらにふやけた箇所とふやけていない箇所が分かたれている。
この味、この食感は、イカ天では?
夜ふかしのテンションによるものだろうか?
まあ、ごちそうさまでした。
総額、320円!!!