かつてあった伝説のスタジオ

傾向を支配するスタジオ」     

   とは!? 

↑傾向を支配するスタジオ(仮)のサムネイル。

 皆さんは『傾向を支配するスタジオ(仮)』を知っているだろうか?

かつて傾向にいくつもの作品を送り出し、そして歴史の闇に消えていったスタジオだ。2021年9月24日発足である。

本記事ではそんな傾向を支配するスタジオ(仮)を懐かしみながら特集していきたいと思う。

最盛期にはメンバーが150人を超え、幹部は20人、そして驚くことにこのスタジオから傾向に載った作品は30個以上もあったのだ。

まず傾向を支配するスタジオ(仮)を創設したのは正真正銘この私である。ではそのスタジオには何の目的があったのだろうか。それが分かる当時のスタジオ説明文の一部が、当時の私の手記に書き留めてあった。

Scratch3.0の傾向ページに載る作品を量産、最終的にはこのスタジオの作品で傾向ページを埋め尽くす事が目的です。スタジオのメンバーは、スタジオで自分のゲーム、アニメなどを宣伝したり、雑談したりしてもOKです!

メンバーになる条件スタジオと団長をフォローする  

メンバーになれる条件:参照数500以上の作品を作る 

幹部に昇格できる条件:参照数2000以上の作品を作る

そう。傾向を支配するスタジオの目的は、文面上では「傾向の支配」であり、とても野蛮に見える。

しかしその実態は「互いに宣伝しあって傾向に載る」「人気のある作品を作った人ほどスタジオ内での地位が上がる」などであり、実際の活動内容はメンバーが傾向に載るのを応援したり、メンバーが良い作品を作りたくなるようなものであった。そのためか非常に士気が高かった。またメンバーになれる条件を設けたことで、結果的に「傾向を支配するスタジオに入れたことでプロのスクラッチャーの仲間入りを果たせた」という感情をメンバーに抱かせることで(実際は思い込みに等しい)メンバーの「スクラッチャーとしての自己評価」を高めることに成功した。また傾向を支配するスタジオ主催の、作品コンテスト企画も幹部間で意見を出し合い計画していた。しかし、それの実現は叶わなかった。

なぜ消えたのか?

当初は半ばギャグのように言っていた、いやギャグそのものだった「傾向の支配」がいよいよマジでできそうになってきた。それによりメンバーの士気がいっそう高まっていたところに悲劇が訪れた。スタジオの説明文に、日本語をよく知らない外国人の方々にはあたかも本当に傾向の支配をしようとしているように見えてしまう説明文を書いてしまっていたのだ。そのため外国人で構成されるscratchチームによりこのスタジオは「傾向転覆をする軍事組織」と見なされ消去され、強制的に解散となった。


私のコメント欄、このサイトのアンケートコーナーに「傾向を支配するスタジオ復活させて」というメッセージがかならず一週間に一回ほど今でも来ている。また傾向を支配するスタジオ残党軍ともいうべき存在が今でも似たようなスタジオをやっている。そのため復活を望む声が大きければ、「本気で傾向転覆をする軍事組織ではない」ことが海外の方にもわかるような説明文を入れて、「傾向を支配するスタジオ(新)」という名前で復活させようと思うがどうだろう。

下記のボタンを押すと投票用サイトへ飛びます。そこで復活してほしいという方がたくさんいれば復活させます。