博士号を取得した大学院生と
博士号を取得した大学院生と
専門に関するキーワード 中東、産油国、王政、サウディアラビア、歴史、政治、国際関係、安全保障、予防外交、イスラーム教、地域研究、全方位均衡論
好きな歌・歌手
『人にやさしく』(ブルーハーツ)、SHOW-YA(ライブに行きました), NHK『のど自慢』(日曜日 12:15~)、プッシュプルポット
こんにちは!私は多文化主義の社会づくりと紛争予防論を目指して、現実を観察し理論化することに情熱を注いでいる研究者です。特にアラビア語の資料を用いた研究を行っています。
紛争が多発する発展途上国地域、特に中東やイスラーム世界に焦点を当て、適切な研究方法を模索してきました。私のアプローチは「全方位均衡論」に基づいており、これにより多角的な視点から問題を捉えることを目指しています。
サウディアラビアに関しては、30年以上にわたり研究を続けており、その豊かな歴史と文化、そして現代の社会動向について深く理解していきたいと考えています。(明石書店『サウジアラビアを知るための63章』)子ども向けには、こちら(ポプラ社『サウジアラビア』)
現地調査や政策関係者との対話を通じて、制度の背後にある社会的力学を探りながら、「なぜこの体制は崩れないのか」「変化はどこから始まるのか」といった問いに取り組んでいます。
中東を知ることは、世界の構造を読み解く営みですが、私たち自身の社会を映す鏡でもあります。 研究を通じて、読者の皆さんが「遠い地域」を「自分の問題」として考えるきっかけになれば幸いです。
全方位均衡論からみるパキスタンの非同盟政策
中央地中海における NGO による庇護希望者の捜索救助活動と広報
Japan’s Security Cooperation with NATO and the European Union (EU)
イスラエルの核兵器をめぐる不透明政策と全方位均衡―1960年代の国内政治と外交・安全保障を中心に―
山口整「地方行政ー分権化から再権威主義化へ」『トルコ』133-153.
油井美春『現代インドにおける暴動予防の政策研究:コミュニティ・ポリシング活動の挑戦』
近畿地方における文化財防災 ―文化財防災センターに着目して―
日本におけるフェアトレードタウン運動の効果 ~熊本市を事例に~
欧州安全保障協力機構(OSCE)による 選挙監視活動の実効性の検討 ― 1996 年から 2000 年のロシアを事例として ―
円借款における本邦技術活用条件(STEP)の 現状と課題
現代イスラームにおけるジハードの宗教解釈
多言語国家ベルギーに見る「複言語主義」の現状と課題
民主化以降の台湾政権の対中政策における拒否権プレイヤー
政治情報のあり方について―SNS上を中心に―
日本における観光リノベーション―ムスリム向け飲食店の発展のために―
コミュニティの場としての「カフェ」
神戸大学国際文化学部着任(2002年) [助教授]
改組などを経て
神戸大学大学院国際文化学研究科 教授職昇進(2018年)
非常勤講師多数
研究員としての職歴
在サウジアラビア日本大使館 専門調査員(1994-97年)参議院第一調査室 客員調査員 (2002年)
日本学術振興会 特別研究員(PD, 東京大学東洋文化研究所)(2002年)
平和安全保障研究所(RIPS)奨学生(第12期生、2004~2006年)
キングファイサル研究財団 客員研究員(短期)
カタル大学湾岸研究センター 客員研究員、キングサウード大学法政治学部 客員研究員、ジュネーブ平和・開発研究大学院研究所 客員研究員(2015年)
東北大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了 (2002年)
博士論文は、原稿用紙1500枚以上を執筆しました。でもまだ、出版していません。その理由は、今は言えません。
東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒 (1993年)
北海道立札幌北高校卒 (1989年)
米国ニューハンプシャー州交換留学(1986-87年)