・近年問題化しております、濁水などの原因である管内付着物や堆積物
等を除去する方法として放水洗浄などがありますが、予算や人員等の
都合で区域全体の洗浄ができない場合、対症療法として末端部の問題
が発生している小口径の管路だけを洗浄するために、ピグの小型化や
工法の簡略化を行い、通常のピグ洗管より低価格でご提案させて
・小口径用の繭玉ピグを洗浄始点にセットし、通常配水圧で圧送、
濁水の原因である付着物や堆積物を擦りながら終点まで進み、
・管口径より大きいピグ(下記写真参照)を管内面に圧入し、
管に密着した状態で圧送することにより強力な摩擦力と流速
また新開発の繭玉ピグを使うことで、球形ピグより接触長が
30%程度増え、1回当たりの洗浄力を向上させることに成功
その結果、球形ピグと比較して洗浄回数を減らすことができ、
洗浄用水の節約・断水時間の短縮・コストの削減を実現しました。
・条件によりますが、断水3時間で1区間1㎞程度までは施工可能です。
・ピグの収縮性により、1区間で2種類の口径まで洗管可能
・洗管できる管種は塩ビ管やポリエチレン管で、対象口径はφ40㎜
からφ50㎜まで(φ30㎜以下はご相談下さい)が洗管可能です。
またピグの収縮性により、1区間で2種類の口径が洗管可能です。
・1区間の最大延長は断水3時間で1㎞程度まで可能ですが、
配水圧力や口径、使用できる水量、断水可能時間等にもよります
・物理的にピグが通過できない施設(流量計・減圧弁・ストレーナー
・バタフライ弁等)がある場合、区間を分ける必要があります。
・鋼管や鋳鉄管など、錆こぶによる閉塞の恐れがある場合
には、洗管前にカメラ調査を行い状況の確認が必要です。
・管路末端部の濁水問題の解決、塩素濃度低下、流量減少
・カメラ調査を併用し、問題の特定と解決方法をご提案します。