居醒の清水(いさめのしみず)は、滋賀県米原市醒井(さめがい)に湧き出る名水で、日本名水百選にも選定されている湧水地である。古くから中山道の宿場町・醒井宿の中心に位置し、清らかな水流と歴史的景観で知られる。
所在地:滋賀県米原市醒井
水源:伊吹山系地下水の湧水
選定:環境庁「日本名水百選」(1985年)
水温:年間を通じて約14℃前後
名物:梅花藻(ばいかも)の群生
古代伝承によると、日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊吹山で大蛇から毒気を受けた際、この清水で癒やされたことから「居醒の清水」と名付けられたとされる。中山道の宿場町・醒井宿はこの伝承にちなみ栄えた。
美術館を出て地蔵川沿いを東側へ歩く。
目安:約63m。徒歩1分。
西行法師の飲み残した茶を娘が飲んだことで懐妊し、子を産んだとされる。
娘はその後、正気を失ったような状態になっていた。
後年、再び醒ヶ井を訪れた西行法師が事情を知り、その子に向かって
「汝、本来の姿に帰れ」
と言葉をかけると、子どもはたちまち泡となって消えたと伝えられる。
娘も正気に戻った。
人々はその不思議な子を弔うため塚を築き、それが「泡子塚」と呼ばれるようになったという伝承がある。
美術館を出て道路沿いに西側へ歩く。
目安:約450m。徒歩6分。