ヒストリカルファゴット奏者・二口 晴一
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バロックファゴット実用運指表、時間がない人のための教則本、などのデジタルコンテンツ、
バロックファゴット、バソン用のリード
を販売しています。
バロックファゴットはとてもデリケートな楽器で、著名な製作者の楽器でも、残念ながら日本ではいいコンディションの楽器は少ないです。
ヨーロッパの奏者は新品の楽器は買ったらまず半年後に製作者に送ってリボア(内径を削り直す)をやります。その後も定期的に調整を依頼しています。
ところが日本では、、、?
とにかく、なにか吹きにくいな、と感じたらご相談ください。
よくある問題(正しい奏法で演奏すること、が大前提ですが、、、)
・G2-G3のオクターブが広い・狭い
・C2-C3のオクターブが広い。狭い
・全体に音が暗くてこもる、明るすぎる
などなど、いずれもボーカル・リードとのマッチングが先決問題です、
1,リードが適切かどうか(リードのサイズ、内径)
2,ボーカルが健康な常態かどうか(歪がないかどうか、ハンダがはみだしたりしていないか)
1,2すんなり解決する場合もありますが、それでもだめな場合は楽器の再調整が必要です。
とにかくまずはご相談ください。
二口晴一
オールドバソン・ヒストリカルファゴット 二口 晴一
テレマンアンサンブルで演奏活動を始め、1987年「ソウル国際音楽祭」にソリストとして参加。同年リサイタル開催。その後、ヒストリカル楽器奏者として、各地の音楽祭に参加する他、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンに参加、BWV.155のオブリガートは英グラモフォン誌に絶賛される。2000年に津田ホール、びわ湖ホールにて小林道夫氏、有田正広氏とのヒストリカル楽器によるベートーベンのトリオを演奏後、活動を休止、2015年に再開し、ヒストリカルファゴット奏者として多くのコンサートに出演。2023年にはモーツァルトアカデミー東京のオリジナル楽器によるフォーレ・レクイエムのCD録音に参加。近年はバロックファゴットの修復・リード制作も手がける。
演奏評(英グラモフォン誌:1996)
・・・・以下抜粋・・・《わが神よ、いつまで、ああいつまでか》(BWV155)の「聴きもの」は、ファゴット・オブリガート付きの、憂いを帯びた(メランコリックな)アルト・テノール二重唱だ。声楽パートが嘆きの性格を呈示しているところに、素晴らしく技巧的なファゴット独奏がアルペジオで魅惑的な第三の声部を与えている。・・・・米良と桜田亮は、哀愁漂う二重唱で絶妙なバランスを保っており、そこに清澄なファゴットの演奏が加わって、この三重唱が目を見張るほど美しいものになっている。
これまでに演奏した楽器のリスト
<モダン楽器 ドイツ式>
sonola、shuleber、puchner、heckel 6000/9000/7000/11000
<ヒストリカル楽器>
eiseimenger(G.wolf:A=430)
eichentopf(O.cotte :A=415) TCM
Prudent(O.cotte :A=415) TCM
anknown tipe(O.cotte :A=392) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ
anknown tipe(O.cotte :A=392) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ
Prudent(P.de..konig :A=415) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ
eichentopf kontra Fg(P.de..konig :A=415) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ
Pourtox (1830/paris:A=430) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ
Grenser (P.de..konig :A=430) TBO
eichentopf(R.ross :A=415)
Johann Just Schuchart ,London. ca.1741-1753(Dohsaka corection)
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Triebert(1900?/paris:A=440)
Buffet 3000#(1940?/pris:A=440)