①3種の成長タイプ
緑本の選手一覧に記載がある通り、「フィジカル」「スキル」「メンタルシステムタクティクス」の成長タイプがすべての選手に設定されているが、選手画面で見れるのは「スキル成長」のコメントのみ。
日本人架空SMF最強格である立浪重則がなかなか神の領域にならないのはこれが原因。スキル面は25歳からようやく成長期に差し掛かるのに、精神面は25歳で円熟期になり能力が低下していく。
立浪に限らず成長がかみ合わない選手の育成には注意が必要だ。
緑本の選手一覧に記載がある通り、「フィジカル」「スキル」「メンタルシステムタクティクス」の成長タイプがすべての選手に設定されているが、選手画面で見れるのは「スキル成長」のコメントのみ。
日本人架空SMF最強格である立浪重則がなかなか神の領域にならないのはこれが原因。スキル面は25歳からようやく成長期に差し掛かるのに、精神面は25歳で円熟期になり能力が低下していく。
立浪に限らず成長がかみ合わない選手の育成には注意が必要だ。
「新規で選手を獲得する際は、22歳で獲得するべき。21歳から22歳にかけて抜群の伸びがある」という説があるが、悉皆調査をしてみると必ずしもそうではないことが分かった。
例えば早熟1は21歳→22歳で能力が下がる。早熟4・早熟6・標準6・標準7は21歳→22歳で能力維持。一切の変動がない。
一方で標準3が21歳→22歳で大きな伸びを見せるのは事実。
以上を踏まえると、獲得したい選手の成長タイプが把握できており適切にコントロールできる場合を除き、選手は若いうちに獲得したほうが間違いなさそうだ。
例外は以下の2通り。
①序盤の即戦力が欲しいとき。助っ人要員として素質限界まで伸ばすつもりがないなら、成長済みの年齢のほうがいいだろう。
②獲得したい選手が18歳のとき。18→19歳で能力が伸びるのはすべての成長タイプで確認できた。1月と7月のキャンプが充実していない場合、10月に18歳を獲得する前に翌年1月19歳での獲得も検討しておきたい。
選手がどのポジションでプレイできるか無色・水色・黄色・橙色・赤色の5段階で表現されているが、色は絶対評価だけでなく選手内の相対評価も加味されている。
選手を育成していると水色の適性がついていたはずなのに、いつのまにか無色になることがある。これは「水色に塗られていたポジション適性の値が下がった」のではなく「水色で塗られていたポジション適性が選手内で相対的に低くなった」可能性がある。もちろん年齢によってポジションの理解度が低下している可能性もある。
この現象は沖合仁の能力開花で特に分かりやすく発生することがある。例えば、FWとOMFの適性が濃くなり、代わりにSMFとCDFの色が消える。これも「能力開花によって沖合の適性ポジションが狭くなった」のではなく「能力開花によって沖合のFW適性が相対的に著しく伸びたので、SMFとCDFの適性から色が消えた」と解釈するのが正しい。
もし適性ポジションの色が絶対評価のみだった場合、能力の低い選手が全ポジション無色適性になってしまうため、少なくとも1選手に1つの適性ポジションをつけてあげるため、相対評価を強く押し出したのだろう。
能力の開花は選手の能力が飛躍的に伸びるとても嬉しいイベントだ。ただ、このイベントはランダムに発生するものではない。徐々に蓄積されたポイントがあるきっかけで花開く。効果および詳細は緑本p.119を参照してほしい。
ここでは「開花のきっかけ」を列挙したいと思う。いくら経験を蓄積させても開花のきっかけがなければ開花はしないので、クラブの選手には刺激を与え続けてほしい。
1.どういう理由かわかりませんが、何かが彼を変えたようですね。
2.ユースでの経験が、彼の才能を目覚めさせましたね。
3.ユースに所属して数年経ち、眠っていた才能が開花しましたね。
4.先輩選手の引退に奮起したのか、才能が開花しましたね。
5.去年の海外遠征の経験が、ここにきて効果を出しているようです。
6.同じポジションの選手との競争が、いい刺激になったようですね。
7.去年、大会で優勝したことが、いい刺激になったようですね。
8.去年、インターナショナル杯で優勝したことが、真の彼を目覚めさせたようですね。
9.去年、インターナショナル杯で準優勝したことが、真の彼を目覚めさせたようですね。
10.去年、インターナショナル杯に出場したことが、良い刺激になったようですね。
11.去年、ワールドスポーツカップで優勝したことが、真の彼を目覚めさせたようですね。
12.去年、ワールドスポーツカップで準優勝したことが、真の彼を目覚めさせたようですね。
13.重症で苦しんだ経験が、彼のプレイを1ステージ引き上げましたね。
14.ベテランとしての自覚が、彼を変えましたね。
15.J1へ昇格したいという思いが、彼を大きく成長させましたね。
16.去年の数々の勝利が、いい刺激になったようですね。
17.子供が生まれて、守ものができたことが、彼を変えましたね。
18.去年のJ1優勝がいい経験になったようですね。
19.去年のJ2での激闘が、彼を大きく成長させましたね。
20.去年のスランプの経験が、彼を一回り大きくさせましたね。
21.去年の指導方針の変化が、彼にピタリとはまったようですね。
22.去年のコンバートが、彼の才能を開花させましたね。
23.このクラブになじんだ結果でしょうか。
24.去年の活躍を表彰という形で認められたことが彼を変えましたね。
25.他のクラブチームでの経験が、今のプレイに活かされているようですね。
選手を留学させるならキャンプに行けない年に留学させるのが仮限界の底上げにお得だ。年数で言うなら4の倍数+3の年数(3、7、11、15年目…)がタイミングとしていいのは間違いない。この年は7月にインターナショナル杯があるため、7月のキャンプが発生しない。
さて細かいことだが、新人を獲得したら1月のキャンプ前に留学させるべきか、キャンプ後に留学させるべきか、と悩んだことがあるプレイヤーも多いだろう。結論としては、キャンプ後に留学させるべきである。
1年間留学させると1年+1日後、2年間留学させると2年+2日後に帰国する。もしキャンプ直前に留学に行かせると2年後のキャンプに同行できない可能性がある。実はキャンプ期間中に留学から帰ってきた場合、キャンプの試合には参加するがキャンプの練習には混ざらないらしく、仮限界の伸びの機会を損失する。留学に行かせるときは帰国の日付も加味し、キャンプと被らない時期に帰国するようタイミングを見計らいたい。
選手を強く育成したいなら留学に行かせるべきである。
誰を・どこに・どの時期に・どの期間留学させるかで、その選手の最終的な能力は形成されていく。
留学先と留学期間は対象の選手の状況と留学先の選択肢によって変わるので緑本pp.108-112を参照してほしいのだが、ここでは留学回数による仮限界の変化ついて詳細を記述していきたい。
1回目の留学:通常の留学効果がある。
2回目の留学:1回目の留学の完全下位互換で、1回目の留学と大幅に異なる効果がある。1回目の留学なら上がる能力が、むしろ下がることすらあるほど。最大で1回目の留学と同等の能力成長もあるが、1回目の留学の1/3の効果となる能力もある。下がる能力も等倍から1/3まで様々。
3回目の留学:目安として1回目の留学の10%前後の効果がある。なお、4回目以降の留学は3回目と同等の効果がある。
3回目以降の留学はクラブからの不在期間も考慮して不要と断言しておく。2年間留学してもキャンプ1回の伸びにすら及ばなく、その期間で実能力を育てたほうがよい。
悩ましいのは2回目の留学である。すべての能力ごとに1回目と2回目で倍率(等倍から1/3、マイナス)が異なるため、同じ留学先でも完全に別の留学効果であると捉えたほうがよさそうだ。
例えば、サンチャゴ2年間留学で成長する攻撃意識が2回目では1回目の1/3しかなくキャンプ3回の効果とほぼ同等となる。その一方で決定力の成長は1回目の半分以上の効果を残すためキャンプ4回の効果を大きく上回る。またキエフ2年間留学の場合テクニックとドリブルの仮限界は1回目なら上がるが2回目なら下がる、などのようなものがある。
二度留学するとクラブの不在期間が長くなる。また仮限界が伸びない能力はキャンプと違って2年間の留学だろうが全く変動しない。
優秀なキャンプ地があるかにもよるが、基本的に留学は1回だけで済ませキャンプで仮限界を伸ばしつつ、インターナショナルカップの時期に半年間だけの留学をするのが無難かもしれない。
「他のすべての能力は一切不要だから決定力のみを特化して伸ばしたい」など明確な理由とその成長をさせられる留学先を選ぶことができない限り、二度目の2年間の留学はキャンプ4回と比較し総合的に遥かに劣るからである。
基本的な情報だが、緑本に記載がないので記しておく。歴戦のプレイヤーは読み飛ばし可能だ。
サカつく04ではクラブ側から選手に引退を促すことはできない。だが30歳手前から選手が自主的に引退したいと申し出ることがある。引退後はそのままクラブを去るか、コーチに就任するか、スカウトに就任するかという道を選手自身が選択することになる。
画像は初年度の南米新人探索からチーム入りし「これ以上の成長に期待するのは酷」となったレバートンが引退しコーチに就任したときのものだ。コーチとしてだけでなく、監督としても非常に優秀なことが分かる。
思い入れのある選手が現役引退後にコーチになり、経験を積み監督になり、次世代の選手を指導するのはサカつくならではの楽しみ方といえるだろう。
しかし純粋にクラブの戦力強化だけを考えた場合、引退選手よりも監督の固有練習とスカウトの固有選手を選ぶほうが何かと便利だ。引退による戦力的価値はクラブに残る選手の能力開花のきっかけとして見たほうがいいかもしれない。
なおクラブにいる選手に能力開花を促すために、移籍リストにいる超高齢選手を雇って即引退させるという変則的な方法がある。クラブの所属歴が短い選手が引退しても、クラブに残る選手にしっかりと影響を与えてくれる。
緑本ではp.70で、コーチ練習による仮限界指導を1年間実施した結果「そもそも効果が低い」「失敗することもある」ためほぼ効果がないと結論づけていた。追検証の結果、コーチの仮限界の底上げは効果が低いどころか発生しないことがほとんどということが分かった。
⑥で紹介したレバートンコーチのフィジカル爆発を数か月間クラブの選手たちに指導させ、毎回「わずかに成果があったようです」と報告をもらっていたが、仮限界に一切の変動がなかった。検証中に一度だけ上昇を確認できたものの、その上昇値はドーハキャンプの100分の1から200分の1といった状況だ。
コーチ練習による仮限界の底上げは疲労が多く溜まるため実能力を伸ばす機会を失う上に、稀に成功してもキャンプ効果の100分の1以下。しかもキャンプは全能力を対象とするのに対し、コーチ練習はたったひとつの能力を対象とすると考えると、よほど事情がない限り選ぶべきではないだろう。
「難度」と「補正」は別物である。
画像は「1年目にJ2優勝し2年目はJ1総合優勝の常勝クラブ」と「優勝したことがないクラブ」をそれぞれ18年目12月と21年目2月で、他クラブの戦力を比較したものである。明らかに18年目のほうが強いのが分かるだろう。
では補正とは何かというと、Jリーグに所属する選手と海外にいる実名日本人選手を対象に、素質限界の上乗せが進む現象のことを指す。
また補正対象の選手であっても獲得の仕方によって補正の強さが異なるのが特徴だ。スカウトで他クラブから交渉で選手を獲得した場合と、移籍リストにフリーでいる選手を獲得した場合だと、補正のかかり具合は前者のほうが2倍前後強くなる。スカウトを使用した獲得なら20年、移籍リストにいる選手なら40年経過で緑本のすべての能力が1つ分程度(AならSに)上昇する。
実在選手・架空選手問わず、同一選手でも素質限界の値は同一ではない。選手獲得時に素質限界は固まるが、獲得時の素質限界に個体差が存在する。その能力幅の大きさは緑本の能力Aと能力Sや能力Bと能力Aなら逆転するほどである。緑本で見ることができない選手の才能の影響はかなり大きいといえるだろう。
この選手はこんなに強かったのか、と思える選手がいたら、もしかしたら非常に才能ある選手との巡りあわせなのかもしれない。それも育成の楽しさといえるだろう。
クラブ友好度は留学先・キャンプ地・姉妹提携の追加に影響しており、その変化の大きさは以下のとおりである。
遠征:勝利-友好度上昇大/引き分け-友好度上昇中/敗北-友好度上昇小
カップ戦:勝利か引き分け-友好度上昇小/敗北-友好度変化無
留学:友好度上昇小
キャンプ:友好度上昇中
選手獲得:友好度変化無
移籍承諾:友好度上昇大
移籍拒否:友好度低下大
なお自身のクラブを立ち上げたときから、クラブ友好度は若干ある。好きでも嫌いでもない関係といったところだ。そのため一度も対戦したことがないクラブから移籍オファーが来て断った場合でもクラブ友好度は下がってしまうのには注意が必要となる。
また試合結果が9点差だろうが1点差だろうが怪我人が出ようが退場者が出ようが、友好度への影響はないようだ。
監督・選手が紹介してくれる留学先が、該当の監督・選手がクラブに在籍しない状態で追加されると、コンサドーレの藤ヶ谷が紹介してくれたと表記されるバグがある。これは選手ID0000が藤ヶ谷なので、クラブに該当なしになると自動的に藤ヶ谷表記になるためである。
同様にスポンサーが紹介してくれる留学先が、該当のスポンサーと契約していない状態で追加されると、dummyが紹介してくれたと表記される。
どちらも留学先を持つクラブと姉妹都市化すれば手軽に見ることができるバグである。