当事者としての社交不安障害(主に吃音)の改善方法と体験談(その1)
当事者としての社交不安障害(主に吃音)の改善方法と体験談(その2)
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当事者としての社交不安障害(主に吃音)の改善方法と体験談(その1)
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条件反応を馴化(消去)させるには時間が掛かりますが、私が実践している緊急避難的な方法をご紹介いたします。
当事者としての社交不安障害(主に吃音)の改善方法と体験談(その1)を先に読んでいただいた方が理解しやすいと思います。
また、私の体験の中から実践している方法で、効果は保証できません。
(その1)
人前で話すなど社交不安障害の症状が出る場面で話す場合は、話す直前が最も脳が興奮した状態になります。
脳が興奮すると不安や緊張などの精神的な症状と吃音・声が出ない・震える・発汗・頻脈、動悸などの身体的症状が出ます。
脳の興奮がピークになったときに話し始めると症状が最も出やすいときに話し始めることになりますので、意図的に2~3秒程度(不自然にならない程度)遅らせて話し始めます。
2~3秒程度遅らせることで脳の興奮が軽減し話しやすくなります。この2~3秒は、完全に話す動作を止めないと効果が出難いです。
声は出していないが話そうとしている状態では効果が出ません。
私は、この2~3秒を利用して聞いている人とアイコンタクトを取ります。
アイコンタクトは脳科学ではリラックスすると言われています。
リラックスできるアイコンタクトを取って話す動作を止めることができて一石二鳥です。
但し視線恐怖の症状がある方は例外としてアイコンタクトは取らないほうが良いと思います。
抗不安薬は、脳の興奮を抑制し不安や緊張などの精神的な症状と吃音・声が出ない・震える・発汗・頻脈、動悸などの身体的症状を軽減します。
薬を使わないで脳の興奮を軽減し不安や緊張などの精神的な症状と吃音・声が出ない・震える・発汗・頻脈、動悸などの身体的症状を軽減する方法として私の体験では有効です。
(その2)
社交不安障害の不安や緊張などの精神的な症状と吃音・声が出ない・震える・発汗・頻脈、動悸などの身体的症状は不随意反応であり意志では制御できませんが、精神的な症状や身体的症状に随伴する症状はある程度意志で制御できます。
例えば、人前で話すときに早口になる場合は、意識してゆっくり話します。人前で話すときに声が小さくなる場合は、意識して大きい声で話します。
随伴する症状を意志で制御することにより、意志では制御できない精神的な症状や身体的症状を軽減します。
併せて、落ち着いているように振る舞います。
不安や緊張がありますと、動作や顔の表情が変わります。
これをできる範囲で落ち着ついているときのように振る舞い変えます。
動作や顔の表情が変わると精神的に落ち着きます。
上述の方法は心理学で効果が実証されていますし、私の体験では有効です。
前述のその1・2の方法は、本番での緊急避難的な方法であり、相互会などの条件反応馴化(消去)の練習の場では例外を除いて行いません。
条件反応馴化(消去)の練習は、症状を軽く出す必要があるためです。
(症状が出ないと条件反応馴化(消去)の練習にならないし、本番と同じ程度の症状を出してしまうと効果が無いか逆効果になってしまいます。