バイオリン型トレー
1.制作理由
「自分や人の心を動かすものを作る」というテーマのもとグループディスカッションをし、自分の考えをポストイットに書き出し客観的に見つめてみると、前回の3Dプリント同様、私の心を動かすものはやはり「自分が好きなもの」だということに気が付きました。
私は家具屋巡りをすることが好きなので、インテリアとして使えるトレーを作ることにしました。
そして前回の課題で奇しくもあきらめることとなったバイオリンの形に今回は挑戦したいと思い、制作するに至りました。
2.制作過程
バイオリン型のトレーを制作するに至って、あご当てやテールピースはバイオリン特有のパーツであるため、それらはちゃんと形作ることにしました。
一枚の平面な形でもよかったのですが、やはりトレーであることを考えると段差やくぼみはあった方が良いのではないかと考え、今回はパーツを三段に分けてスケッチを考えました。
さっそくfusionでの制作開始です。
操作にもだいぶ慣れたのか、前回よりも早く設計し終わりました。また3Dプリンターの時とは違い、押し出しが必要ないことや点と点が正確にくっついていなくてもいいなど、細かいところまで設計する必要がなかったことにはびっくりしました。
またミラーを使うことで、左右対称に仕上げることができました。
設計ファイルはこちらです。
(どう頑張ってもマイドライブからdxfファイルが埋め込めなかったため、リンクコピーで失礼します。右上をクリックで開けます。)
・下面図
・上面図
・付随パーツ
三段を重ねて張り付けて完成のため、上面と下面の形が正確に合わさっている必要がありました。
ネットで調べていたところ図面はコピー&ペーストできるとのことだったため、まず下面で形を作ってから、新規デザインにペーストして上面を作り始めました。
またパーツ部分に関しては、ペーストした下面スケッチとは別のスケッチで設計することで、大きさを細かく気にしなくても全体のバランスを見ながら作ることができたので、設計時の時間短縮にもなり楽でした。
3.完成
完成した作品はこちらです。
コピペのおかげで、三段にずれが無くバランス良く仕上げることができました。
そしてバイオリン特有の、突出しているパーツ部分の再現も上手にできたのではないかと思います。
玄関に置く鍵置きにしてみました。大きさもばっちりで大満足です。
自分の心を大きく動かせるものを作ることができました^^