今回の活動の宿舎と綾里の地域全体をドローンで撮影しました。
綾里でのワカメの収穫作業の様子です。なお、この映像は1月〜2月の「早採れワカメ」の収穫風景です。ワカメ収穫のメインは3月〜4月。この時期は岸壁に漁師たちの作業テントが並び年で一番浜が活気づきます。
ワカメ漁の朝は早いです。3時半に出港して漁場でワカメを刈り取り。6時くらいに港に戻ってきて、そこからボイル作業です。
ボイルしたあと、塩蔵します。茹で上がったワカメを流水でよく冷やした後袋につめ、これを飽和海水塩に漬け込み、塩をからめるのです。飽和塩水というのは限界まで塩を溶かした海水のこと。塩蔵することで、ワカメは1年以上日持ちする保存食になるのです。
ワカメを茹でて冷やし塩蔵する。これが6時から10時くらいまで続きます。ここで休憩。
その後は作業小屋で、選別や芯抜きというかなり地道な仕事が続きます。こちらは体力はいらないですが器用さが必要ですね。