< 記録写真 >
<映像(綾里小学校を襲う津波)>
(参考映像)
ここに掲載する数点の作文は、被災当時3年生だった児童が1年後に書いたものです。当時、「恐怖体験が蘇るから書かせるべきではない。」という考えと、「体験を振り返ることにより、記憶に整理がつく。」という考えがありました。本校では後者の考えにより、あえて書かせることにしました。
約1時間、教室で子どもたちは文字通り一心不乱に書き続けました。1年間封印していた思いが溢れ出し、それを原稿用紙にぶつけているかのようでした。原稿用紙の枚数は、少ない子でも5枚、多い子になると9枚に達しました。添削などは一切しておりません。一気に書き上げたため誤字や脱字もたくさんありますが、生の記述から当時の様子を想像していただけたら幸いです。(当時の担任より)