本校の学区は、大船渡市の最東部に位置し、リアス式海岸特有の地形を有し、岬の峰々に囲まれた湾奥の10集落で形成されており、面積約35㎢、世帯数845(令和元年12月より-5)、人口2,336人(令和元年12月より-64)(令和3年3月31日現在)です。
気候は温暖で、農・漁業を基幹としながら、市内経済圏への就業も盛んです。漁業での定置網・わかめ養殖・ホタテ養殖(小石浜・砂子浜)・あわび・ウニ漁等の漁業に携わっている家庭が多かったのですが、東日本大震災により、壊滅的な打撃を受けました。現在は漁協を中心にしながら、地域の漁業の復興が進んでいます。
平成9年12月の石浜トンネルやバイパスが開通により、経済交流が盛んになりました。平成13年11月には大船渡市と合併し、産業・経済交流が盛んになりました。平成23年3月の震災により三陸鉄道は損壊しましたが、平成31年3月には釜石-宮古間が編入され、盛-久慈間がリアス線として再出発しました。
また、平成29年3 月には「恋し浜トンネル」が開通し、通学や流通の利便性が向上しました。