@ ISOPE 2024
in Greece
本ページでは,研究業績とResearchmapなどには載せることができない活動も含めて載せていきます.
このたび、造船学術研究推進機構(REDAS)2025年度研究テーマに採択され、研究費を獲得する運びとなりました。
本採択により、波力発電に関する研究をさらに深化させるとともに、学術的・産業的両面において貢献できる成果を目指してまいります。
関係各位のご支援・ご助言に深く感謝申し上げます。引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
このたび,修士の研究成果が筆頭著者としてApplied Ocean Researchに,同僚の研究成果が共著者としてOcean Engineeringに,それぞれ採録が決定しました.
内容については以下のリンクからご覧ください.
R. Yoshimura, T., M. S. Kaiser, K. Irifune, "Fast Real-time Prediction of Wave Exciting Force for a Point Absorber based on Impulse Response Functions", Applied Ocean Research, 158, 104539, May, 2025. (Peer-reviewed)
M. S. Kaiser, T. Iida, T. Taniguchi, T. Katayama, R. Yoshimura, K. Irifune, "Optimal Prediction Horizon Length in Model Predictive Control to Maximise Energy Absorption by a Point Absorber Wave Energy Converter", Ocean Engineering, 329, (15), 121130, Jun. 2025. (Peer-reviewed)
今回の論文が私にとって初めての学術論文であり,博士後期課程へ進学する前に採録が決定し,一安心しました.
引き続き研究に精進し,船舶・海洋工学の発展に貢献できるよう努めてまいります.
このたび,大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 船舶海洋工学コースの博士前期課程を次席で修了し,日本船舶海洋工学会奨学褒章を受賞しました.
本奨学褒章は,船舶・海洋工学分野において優れた学業成績を収めた学生に授与されるものです.
これまでご指導くださった先生方,支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます.
この受賞を励みに,引き続き研究に精進し,船舶・海洋工学の発展に貢献できるよう努めてまいります.
このたび,「大阪大学 学際融合を推進し社会実装を担う次世代挑戦的研究者育成プロジェクト生」に採択されました.
本プロジェクトは,異分野の融合を促進し,先駆的な研究成果の社会実装を目指す若手研究者を支援することを目的としています.
この貴重な機会を活かし,学際的な視点を取り入れながら研究を深化させ,実社会への貢献を目指してまいります.
本日,大阪大学にて修士論文発表会が行われました.
私は"Development of Real-time Motion Prediction Method for Point Absorber Wave Energy Converters"というタイトルで発表を行いました.
本学では英語での発表ということで発表も質疑応答も大変でしたが,無事に乗り越えることができました(内容は多すぎましたが...).
先生方とのディスカッションも今後の研究の糧になるものが多く,非常に有意義な時間となりました.
ここで終わりではなく,引き続き精進したいと思います.
「The International Academic Exchange Workshop for Ship and Ocean Engineering (SOE) 2024」が1月20日から21日にかけて大阪大学で開催されました.
このワークショップは,大阪大学の柏木正名誉教授とソウル大学校のYonghwan Kim教授によって開始され,研究の進捗について詳細な議論を促進し,計算や実験に関連する情報や技術の交換を図り,研究者間の連携を強化することを目的としています.
私は本ワークショップにおいて, "Fast Real-Time Motion Prediction Method for Point Absorber Wave Energy Converters Based on Impulse Response Functions" というタイトルで口頭発表を行いました.また,ソウル大学校,大阪公立大学,神戸大学の教授陣と私の研究について議論する機会を得ました.これらの交流を通じて,今後の研究の糧となる知見を得ることができました.
博士課程の研究にも,より一層励みたいと思います.
横浜の開港記念会館にて日本船舶海洋工学会の秋季講演会が開催されました.私は「ポイントアブソーバー型波力発電装置の動揺予測に基づくエネルギー 吸収効率の検証」と題して発表を行いました.また,共著者の一人として「Investigation of the Prediction Horizon Length for Model Predictive Control of Point Absorber type Wave Energy Converter」の発表も行いました.
名古屋大学で開催された大学院教育改革フォーラム2024ににおいて,全28グループの中から代表の6チームに選抜され,その中で企業賞をいただくことができました.
私たちのグループでは,「Idea to Unlock the Full Potential of PhD Graduates for Companies」と題して,企業に博士の10年後を見据えた未来共創に向けた提言を行いました.これからの予測困難な未来社会には博士人材の活躍が求められると感じ,そのための障壁としては企業と博士人材の交流不足に課題があると考えました.インターンシップや共同研究という選択肢もありますが,博士人材の時間的制約や専門性のマッチングなどが課題であると考え,「企業と学生が行う協働ポスターセッション」を提案しました.
本提案では,企業側は説明会資料などを流用し,博士人材側も学会資料をベース作成することで,双方の参加のハードルが低くなります.そして,このポスターセッションでは博士人材の批判的思考力や問題解決力などの高度汎用能力を企業側に示す機会になります.本提案を通して,博士人材の魅力を企業に伝えることができると考えました.
日本船舶海洋工学会 海洋工学研究会が主催する「新分野開拓のための若手研究者海外調査旅費支援事業 」に採択され,AWTEC2024(7th Asian Offshore Wind, Wave and Tidal Energy Conference Series)に参加し,新分野に関する研究動向の調査を行いました.
「複数の海洋エネルギー発電を統合した時の発電量評価」や「水素のパイプライン輸送と船舶輸送の効率比較」に関する研究発表の聴講や国内外の研究者たちと様々な議論を行うことができ,研究活動に対する良い刺激をもらうことができました.
引き続き,自分自身の波力発電に関する研究だけでなく海洋工学分野に関する様々な知見を吸収していきたいと考えています.
本賞は,船舶・海洋工学に関連する研究を行う学生のうち,優秀な学業成績と研究成果を認められた数名の学生に授与されるものです.ISOPEは船舶海洋工学における世界最大の国際会議のひとつであり,大変栄誉なことです.