図1.ゲーム起動画面
図2.舞台となる街の地図
水色がプレイヤーの基地、黄と赤は敵基地。
エージェント(駒)は一方通行(時計周り)でしか移動できない。
図3.アジトでのレシピ入手シーン
※下記リンクはレシピ入手シーンの動画(X.com)
図4.社交場での資料発見シーン
※下記リンクは建物で資料を探すシーンの動画(X.com)
図5.シグマ・ファイル持ち帰り成功シーン
図6.地雷爆発シーン
図7.勝利時の祝杯シーン
★★★何人もスパイを動かして町の中の情報を探し敵と奪い合う知的ゲーム!!★★★
■ゲーム創作の背景
★シェアウェアですが、フリーでもかなり遊べるようにしています!
■ゲーム内容
当ゲームは「シグマ・ファイル」というボードゲームを参考に、オリジナルアイディアで発展させたゲームとなっております。ボードゲームである「シグマ・ファイル」のコマを、画面上で動き回るキャラクターに変えて、シグマファイルを作成するための資料集めステップをオリジナルに付け加えた、コンピューター用のゲームに作り替えています。
このゲームは、敵プレイヤーの裏をかく虚々実々の駆け引きが面白く、また、敵をあざむくにはかなり周到な手回しが必要となる高度に知的なものだと自負しております。敵ロジックも、複数いる敵が一時的に協力してプレイヤーのコマを暗殺しに来たり、かなり凝った動きをします。
★ルール説明★
①まずはアジトでレシピをもらえ!
プレイヤーはカジノ・シティ議員となり議員宿舎(図2の「ホームA」)に3人のエージェント(工作員)を持つ。敵方として、ドラッグ・シティ議員宿舎(図2の「ホームB」)、デルタ・シティ議員宿舎(図2の「ホームC」)にも3人ずつ敵のエージェントがいる。
ターン制で移動が可能であり、移動はランダムに1~3マスの移動となる。1ターンでの移動はエージェント1人を1回のみ可能。
カジノ・シティ(プレイヤー)はアジトAを目指すので、1マス移動で到着できる。ドラッグ・シティはアジトBなので2マス移動で到着、デルタ・シティはアジトCなので1マス移動で到着である。
アジトに到着すると、スパイから「レシピ」情報を渡される。(図3はアジトAでのレシピ入手シーン)レシピを入手すると街の建物のどれか3つがランダムに選択され、それぞれに資料が配置される。この資料を集めることが次の目的となる。
②3つの資料を探せ!
レシピ入手時に配置される3つの資料は「マル秘メモ」「裏帳簿」「証拠写真」の3つである。レシピ入手時にランダムで、どれか資料が即入手される場合があり、資料の配置されている建物名が判明する場合もある。この幸運はランダムで発生する。
どの建物に資料があるか判らない場合、順番に調べていくしかない。1つの建物につき、隠し場所は3箇所あり、3つともはずれか1つのみ資料が入っている。今回のターンで確認した隠し場所が空だったとき、「同じ建物内の他の隠し場所に情報がある」場合、「スパイの形跡を発見」するので次のターンも同じ建物を探すべきである。
なお、情報捜しはメニューの「建物に入る」コマンドでエージェントを指定して実施するが、このコマンドは敵方エージェントに対しても使え、敵方に命令阻止されることもないのでどんどん敵エージェントも利用するとよい。(図4はドラッグ・シティのエージェントで「証拠写真」を見つけたシーン)
③シグマ・ファイルを持ち帰れ!
3つ目の資料を発見すると、自動的に「シグマ・ファイル」が発生し、そのとき資料探しをしていたエージェントがシグマ・ファイルの保持者となる。
あとは、シグマ・ファイルの保持者であるエージェントを自分の議員宿舎(図2の「ホームA」)に持ち帰ればプレーヤーの勝利である!反対にドラッグ・シティ議員宿舎(ホームB)やデルタ・シティ議員宿舎(ホームC)に持ち帰られたらプレーヤーの敗北となる。
だが、お持ち帰りは甘くない。以下のトラップが用意してある。
◆トラップ1:エージェント買収
メニューの「エージェントへ支払い」で敵のエージェントは買収が可能であり、味方のエージェントも敵方から買収可能である!すべてのエージェントは、より多くのお金をもらった陣営の命令を優先する。エージェントが元の所属の議員から命令を受けたとき、他陣営の議員から支払われた金額の方が大きければ、他陣営はその命令を却下することができる!(これをカウンター命令という)
また、初期状態のエージェントは、自分が属する議員宿舎には移動でき、他陣営の議員宿舎はバイパスを通って迂回するが、買収されたエージェントは自分が所属していた議員宿舎をバイパスし、買収した議員宿舎に移動できるようになる。
カウンター命令は、あえて実行しない(命令を阻止しない)ことが可能であり、その場合は命令を発行した陣営は買収に気づかない。
◆トラップ2:エージェントを活動不能にする
メニューの「エージェントを活動不能にする」で敵のエージェントを気絶(ゲームから除外)することができる。この命令はシグマ・ファイルが発生しているときのみ可能である。条件は、「同じ建物に2人のエージェントがいる」ことであり一方に他方を攻撃するよう命令される。気絶する側がシグマ・ファイル保持者であった場合、シグマ・ファイルは攻撃を行ったエージェントに移る。攻撃側エージェントを充分買収していないと、カウンター命令で阻止される場合がある。
◆その他注意点
◆資料が配置されない建物がある。「町の門」「アジトA」「港」の3つ。
◆地雷がある建物がある。「アジトB」。エージェントが地雷を踏むと、気絶状態となりゲームから除外され、ターンが強制終了する。地雷を踏んだエージェントがシグマ・ファイルの保持者だった場合、自動的にドラッグ・シティの勝利となる。
◆ルールをメニューから調整可能。
(地雷はメニューの【ルール確認】→ルールを確認する→詳細ルール変更 にて無効に設定可能)
(気絶したエージェントを指定ターン後に復活するルールを選択可能)
(アジトC内部が簡易な迷路となっているが迷路のキャンセルを選択可能)