設立趣旨

設立趣旨

 日本の物流は少子高齢化や働き方改革等によるトラックドライバー不足、コロナ禍によるECの急激な発展による荷物量の増加など、非常に多くの課題を抱えています。物流各社は問題を解決すべく様々な取り組みを行っていますが、業界を取り巻く環境はますます厳しくなることが予想されます。そのため、物流会社のみならず、日本の物流システム・ひいては社会全体を見直す必要があります。そのためには、科学的知見に基づくエビデンスが必要です。

 リモートセンシングはこれまで陸域・水域・雪氷・大気・気象などの自然を対象とした応用研究に広く用いられてきました。今後、リモートセンシングデータがさらに拡充することは明らかであり、これまで利用されてこなかった分野での活用が予想されます。

 そこで、リモートセンシングデータが物流分野でどのように活用できるか研究し、新たな利用領域を開拓していくことを目的として研究会を設立しました。