おしらせ
おしらせ
2026年度
4月26日(日)、ウインドパワーギャラリー GATEにて、「オリーブ協会 設立1周年記念 講演会&朗読会」を開催しました。
初夏らしい風が薫り、会場には明るい日差しが美しく差し込む中、講演会 & 朗読会が 穏やかに開会しました。
はじめに、『火のトンネル』の作者でいらっしゃる、写真家の岡本央さんの講演会です。この絵本は、長崎の原爆投下語の様子を、長崎市立銭座小学校の6年生が、平和教育の集大成として描く取り組みを、写真家の岡本央さんが撮影し、出版された写真絵本です。岡本さんが長崎市立銭座小学校を訪れるようになった経緯や、制作中の子どもたちの様子を、たくさんの写真と共にお話してくださいました。子どもたちは経験したことのない、戦争、そして原子爆弾という兵器の恐ろしさを想像し、感じ、考えながら描きます。そこには一人ひとりの「心のゆらぎ」があるそうです。真剣に描く子、「怖い」といいながら描く子、堂々と描く子、隅の方に小さく描く子…「世界中の人に」「一人でも多くの人に」自分たちの絵を見てほしい、と願う子どもたちは岡本さんにその思いを伝えたそうです。岡本さんが子どもたちの様子を語る際の温かな眼差しと、「火のトンネル」への取り組みが持つ大きな意味について語る、真剣な言葉が心に残りました。
講演会の後、実際に小学生・中学生、高校生とオリーブのメンバーで『火のトンネル』を朗読しました。朗読する子どもたちの透き通った素直な声が、長崎家の小学生の言葉と重なり、体中で「原爆の怖さ」と向き合って絵を描く様子が伝わってきました。「わすれてほしくない」…そう願った長崎の人たちの思いを、大切な『火のトンネル』という作品を通して、これからも伝えていきたいと思いました。
続いて、岡本央さんと、オリーブ協会代表、副代表によるトークセッションを行いました。オリーブと「火のトンネル」の出会いや、岡本さんにとって写真という形で伝えることの可能性など、たくさんのやりとりの中で、「伝えてゆく」ことの意味や葛藤など、共通する部分や、これからの展望など、手段は違っても過去を未来に伝えることの必要性を改めて感じ、前向きなエネルギーをシェアして頂いたように感じます。
朗読会の後半は、小谷孝子さんが語る広島の原爆のお話から始まりました。小谷さんは、小学校1年生の時に広島で被爆されました。いつもと変わらない、晴れた夏の朝、家族の「送るはずだった幸せな人生」を、たった一発の原子爆弾が一瞬で奪いました。火の海になった街、大やけどをして帰ってきた姉弟、そして子どもを自らの手で火葬する母親の姿。小谷さんの穏やかな語りに、戦争の恐ろしさを思い知らされ、あの日からどんなにつらく悲しい時間を過ごし、それでも笑顔で前を向くということが、どんなに強く、勇気のいることだったろうと、心が震えて涙がこぼれました。そして、小谷さんがピースボートのツアーに参加し、世界中を回られた際に伝え続けてきた、「世界中にたくさん友達を作ってください。友達の国を攻撃しようとは思わないでしょう。」というメッセージから、平和とは何か、どうしたら実現できるのか、その大切な手がかりを教えていただいたように感じました。
次に、オリーブ協会の最年少メンバーによる決意表明です。オリーブとの出会い、少しずつ変化していく気持ちや、自分にできることは何かを自発的に考えていること……自分の言葉で、堂々と伝える姿と真っ直ぐな瞳に、これからのオリーブ協会を担っていく明るい力を感じ、とても嬉しく感じました。
続いて、子どもたちによる朗読です。小学生と中学生の姉妹が朗読しました。はじめに、『くつがいく』。もっともっと領土を拡大しようと、人々を痛めつけ、時には人を踏み越えて進み、戦争でぼろぼろになっていく、兵隊の靴たち。その哀しさと虚しさを、感情を抑えた重たい声で表現していました。次に、『へいわって どんなこと?』です。たくさんの子どもたちが登場し、やさしい言葉で書かれている絵本ですが、その言葉はどれも真っ直ぐに、聞く人の心へ迫る“真実”です。
「それから きっとね、へいわって、こんなこと。」
「おもいっきり あそべる。/あさまで ぐっすり ねむれる。」
「いやなことは いやだって ひとりでも いけんが いえる。/わるいことを してしまったときは ごめんなさいって あやまる。」
(出典:『へいわってどんなこと?』作:浜田桂子、童心社、2011年)
朗読する2人の明るく澄んだ声が、空から振り注ぐように会場に響き、これからもずっと、子どもたちが平和を「当たり前のこと」と思えるような未来が続きますように、と心から願いたいと想います。
今回の公演のフィナーレは、オリーブ協会代表 見澤淑恵による朗読です。はじめに、『戦争をやめた人たち』。第一次世界大戦中、ある場所のドイツ軍とイギリス軍のドイツ軍の間で本当に起こった、クリスマス休戦の物語です。言葉が通じなくても、目を見て、握手をすれば、友達になれる。相手にも、自分にも、大切な家族がいて、戻りたい故郷がある。たとえ戦争中でも変わらない、「人間のほんとうの気持ち」が起こした奇跡を、喜びが溢れるように、幸せを噛みしめるように朗読する声が、聴いている人々の心に温かい光を灯すような時間でした。ゲストの鷺さんが奏でるエレクトーンの音色が、物語に彩りを添え、心の奥深くまで歓びに満たされるように感じました。
続いて、谷川俊太郎の詩を2篇。『死んだ男の残したものは』では、戦争によってあらゆるものが失われた後に、残されたものは何か、多くの悲しみや喪失感と、そのなかでほんの僅かに残る希望を、心からの願いを込めた声で。『ひとりひとり』では、すべての人が違う「ひとり」であり、地球という故郷を持つ同じ「ひとり」であると、希望に満ちた温かい声が、聴く人々の心へ優しく響きました。
過去のたくさんの悲しみや歴史を忘れないという決意を込め、平和な美しい未来を心から祈りながら、閉会となりました。
「次世代に伝えたい」と願って活動が始まった「朗読と紙芝居のオリーブ」は、たくさんの「ひとりひとり」と宝物のような出会いを経て、ここまで歩んできました。戦争を経験していない私たちが、今を生きる私たちが、「声」を通して伝えられることとは何なのだろう。私たちオリーブ協会は、これからもずっと考え続けながら、一人でも多くの人の心に種を蒔き、平和という花が未来でも変わらず咲き続けるよう、一歩一歩 進んでいきたいと思います。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。(オリーブ協会 広報担当 M)
講演会&朗読会を開催します
お申込みをお待ちしております
定員に達しましたので、申し込みを締め切らせていただきました
満席御礼🈵
紙芝居を上演します
試写会を開催します
水戸市との協働事業で進めている
「茂木貞夫物語」の一部アニメーション化の
完成試写会を行います
プログラミングに参加した小中学生5人と録音・編集に参加した高校生6人も参加します
ぜひ、ご参加いただき、若者たちの努力を称えて下さい
お待ちしております
12月9日 くらし活動助成基金
贈呈式・交流会
12月3日 茂木貞夫さん ご逝去
広報みと 8月号(2025年No.1593)で
オリーブ協会の活動が取り上げられました
いばらきテーマ型募金
ご協力よろしくお願いします。
令和7年度いばらきテーマ型募金団体紹介
https://www.akaihane.or.jp/themebokin/furusapo_2026_014/
令和7年度いばらきテーマ型募金寄付ページアドレス
https://hanett.akaihane.or.jp/donate/entry/1670/
*寄付ページは令和8年1月1日公開予定です
朗読会を開催(朗読夢心地)します
「若い世代で戦争の紙芝居を伝承しよう
~デジタル化による新たな紙芝居を創る~」
現在 YouTubeで、こちらからご覧になれます
https://youtu.be/Zefx_fCkyh4?si=MDBBjmWEgk54uXmG
本日、11月25日、NHK「首都圏ネットワーク」「いば6」で放送された、先のリポートの
英語バージョンが、国際放送のNewslineという番組で、11時から放送されます。
この後も今日は繰り返し、5~6回ほど放送される見込です。時間制限もあり、
参加した小学生たちのシーンがだいぶ減ってしまい残念ですが、
見澤と大高さんの動きを中心にお伝えさせていただけるそうです。
〔放送のページ〕
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/live_tv/ *現在は見られません
ここの11:00 Newslineを開き、14分あたりまで進めていただくとご覧いただけます。1週間程で見られなくなる予定です。
〔YouTubeチャンネル〕
NHK WORLD-JAPAN-YouTube
あと数時間でこちらのページに掲載される予定です。こちらは長時間残ります。
500席の大ホールです。
予約不要。
お待ちいたしております。
早々に定員に達し、お申し込みは締め切りました。
満席御礼🈵
無事終了しました! ご来場いただいた皆さまありがとうございました。
定員を超えるご応募がありましたので、締め切りました!
2024年度
戦争体験講演会で紙芝居を上演します
お申込・お問い合わせは、小美玉市生涯学習センターコスモス 0299-26-9111
小谷さんとあっちゃんの腹話術で語る被爆体験
〜ちいさな種まき 平和のために〜 申込受付中
テーマ型募金がスタートしました!
今年度も茨城県共同募金会のテーマ型募金の助成を受ける活動をしている団体に「オリーブ」を選んでいただきました。今月から募金活動もスタートしました。募金用紙付きのチラシも各地に設置していただいたり、配布させていただいてます。また、中央共同募金会のHPに、テーマ型募金参加団体のテーマが紹介されています。こちらのページから、インターネットを通じた寄付ページにも繋がります。
★次世代に伝えたい朗読と紙芝居のオリーブ https://www.akaihane.or.jp/themebokin/theme_2025_065/
応援していただける方はぜひお願いいたします! また、チラシを置いていただけるところがありましたら、ご連絡いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします🍀
チェロ✖️ピアノ✖️朗読 GATEコンサート
〜音楽と言葉と友情は国境を超えて〜
出演 Tolmachov Glibグリブ・トルマチョブ (Cello) / Gussanぐっさん (Piano) / 見澤淑恵 (朗読)
【GATEコンサートお申し込みフォーム】https://forms.gle/ezTmQEtdccdhiqdD9
(増席しましたが、満員となりました! ありがとうございました!)
全ての人が愛する故郷で幸せに暮らすことのできる、そんな平和な日々が早く訪れますように✨
上演した感想(左から)
🍀光榮 文香(1年)
私が戦争について知っていたことは,授業で習ったことや,本で読んだことくらいでした。茂木貞夫物語を通して,原爆被害にあった方々の痛みと苦しみをより深く知りました。その感情をどう言葉て表すかが一番の難点でしたが見澤さんのご指導や先輩方にアドバイスをいただき,成功させることができました。「疲弊しきっていたらどんなふうに話す?」「のどが渇いていたらどんな声が出る?」など,とても勉強になることが多かったです。ただきれいに読むのではなく,聞き手に感情を伝え,臨場感を持ってもらうことが大切だと知りました。
戦争は平和で楽しかった暮らし一瞬で壊し大切な人を失う恐ろしいものです。そんなことがもう起こらないために,次の世代へ語り続けていく必要があることを知りました。今回はそのお手伝いができて光栄でした。
🍀大塩 愛友瑠(1年)
私は「茂木貞夫物語」を朗読させていただきました。
初めての練習では手探りで悩みながら読んでいました。ですが、オリーブの見澤淑恵さんが指導してくださってから、より深い時代背景や登場人物の心情を知ることが出来ました。動画などで黒い雨やウジ虫が湧く身体などの絵を見ましたが心が締め付けられるようでした。この原爆の事実を皆にどう伝えるか、何度も読み、考えながら朗読会当日を迎えました。
今回朗読会をすることで学校の授業で少し触れるだけでは分からない原爆のことを自分の心に刻めた気がします。
想像も出来ないくらい辛い状況に置かれた被爆者の痛み、苦しみ、嘆きそして平和への願いがこの朗読によって少しでも伝わり、また次世代へと繋がる架け橋になってくれたならと、思います。
🍀大久保 千夏(2年)
今回、私は峠三吉の「原爆詩集」の中の「仮繃帯所にて」という詩を朗読しました。
この詩には「女学生」という言葉があります。現在、私も1人の女学生であり周りには両親、友人がいます。もし、周りにいる人たちが原爆の被害にあってしまったら、心配すると同時に恐怖の念も抱くのではないかと、この詩を通して思いました。
また、自分が読み手になることで、文から感じた原爆の恐ろしさを伝えなくてはいけないと思わされました。自分で想像した原爆のイメージを、実際に相手に伝えることは難しいことでした。
原爆や戦争に関するものに触れるという機会は授業以外では少ないです。だからこそ、私たちの世代に今後も伝えることができたら良いなと思います。
🍀尾又杏莉(2年)
茂木貞夫物語は、去年も朗読させていただいた作品でした。
しかし、去年と読むところを変えることで、内容をさらに深く理解することができ、そのときの情景、人々の感情を去年よりも考えることができました。
小学生のころに広島で被爆したという茂木さん。そのときの辛さ、凄惨さ、痛み、などはわたしたちには想像することしかできません。
しかし、このように紙芝居という媒体でつたえることで、様々な人に知ってもらうことができると思いました。これかも戦争が他人事とならないよう、私達のような若い世代にも伝えていきたいです。
笠間市にて7月21日開催!
お申し込みは、茨城新聞みと・まち情報館情報館029−306-9500
またはオリーブへメールでも受付いたします。メール roudokuolive@gmail.com
お申し込みは029−231−4725へ ⬇︎
2公演決定!
2023年7月30日(土)鉾田公演 →
残席46(7/23現在)
7月31日(日)笠間公演 →
残席38(7/23現在)
お申し込みは、チラシの裏面フォームからか、こちらのメールアドレスへお願いします。
ご参加の公演名、 お名前、住所、電話番号のご記入をお願い致します。
皆様のご来場をオリーブ一同心よりお待ち申し上げます。
2022年2月24日、ロシア軍はウクライナへの軍事攻撃を行いました。この武力による侵略は、国連憲章に違反する行為です。
戦争は、一般市民の普通の生活を奪います。終わったあとも、忘れられない辛い思いを心の中に残すのです。1日でも早く、子どもたちに、人々に、笑顔の戻る日が来ることを願います。
唯一の被爆国である私たちにできることは、先人たちが残していった言葉を、一人でも多くの人に伝えることです。オリーブは、身近なところから伝えていく活動を進めていきます。
次世代に伝えたい朗読と紙芝居のオリーブ
筑波海軍航空隊に集いし若者が残した遺言ほか、戦争を体験した人々の言葉を心を込めて朗読します。
2022年3月26日(土)
午前の部10:30~ 午後の部13:30〜
筑波海軍航空隊記念館 展示館2階映像研修室
(県立こころの医療センター敷地内) 笠間市旭町654
記念館入場料 おとな500円 こども300円
予約不要
展示館1階で3月27日まで開催中!
真珠湾攻撃から80年~映画からみる戦争の始まり〜 展
*詳しくは筑波海軍航空隊記念館H Pをご覧ください。
https://p-ibaraki.com
https://www.akaihane.or.jp/furusapo_theme/furusapo_2022_068/ ご賛同いただける方は、よろしくお願いいたします。
そこで、1月23日のオリーブのイベントに出演するメンバーには、下記のことを義務付けております。
①ワクチン接種証明書(2回分)
②陰性であることがわかる検査結果証明書
今後も状況を見ながら、お客様、出演者、スタッフが安心して開催できるイベントにするため最善を尽くします。
残席50ほどとなりました(12月23日現在)。詳細は、下記をご覧ください。内容・申し込み方法が前回と変わっておりますので、ご注意ください。
お申し込みは、下記のチラシのQRコードからか、またはこちらから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc5OuSw-03SGBHEkMjXU2XuLtsvx6_hdrS23QVBeWjQKXcP0w/viewform?usp=pp_url
この催し物は、茨城県の指導に基づいた感染防止対策を実施して開催します。茨城県の感染防止策チェックリストはこちらです。
8月29日、たくさんの方々のご協力をいただき、オリーブの主催事業が開催されます。事前申し込み制で7月15日からお申し込み受付となります。
第1部の広島市被爆体験伝承者の講演は下記に変更になります。
・茨城在住の被爆体験者 茂木貞夫さんの被爆体験をまとめた紙芝居「茂木貞夫物語」の上演
・茂木貞夫さんとオリーブ代表 見澤淑恵の対談
多くの皆様からのご支援を賜り、会員一同、身の引き締まる思いです。
地道な活動とともに、今年は8月29日の大きなイベントを通して、多くの方々へ戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考える機会をつくれるよう全力で頑張ります!