海洋プラスチック研究センター (英名:The Center for Ocean Plastic Studies (COPS) は
九州大学応用力学研究所が新しく開設した海外研究拠点です。
アクセスしやすい世界の研究拠点!
九州大学応用力学研究所は、チュラロンコン大学海洋科学部の支援を受けて海洋プラスチックセンター(COPS) をタイ王国バンコクに設立しました。
また、COPSは九州大学初の海外研究拠点です。南北半球の研究者がともにアクセスしやすい場所にあります。世界の海洋プラスチック研究の拠点になることを目指しています。
最近の関連活動
SATREPS 合同セミナー(タイ関係者と日本の関係者)
ティオマン島のビーチのマイクロプラスチックのサンプリング(マレーシア・プトラ大学)
なぜ海洋プラスチックなのか
マイクロプラスチックに象徴される海洋プラスチック汚染は、新たな、そして深刻な海洋環境問題としてクローズアップされています。研究者だけではなく、政治や経済界、そして社会全体が注目する新たな地球環境問題です。
東京湾で採取したマイクロビーズ
(中野撮影)
私たちのミッション
科学的知見に基づいた政策提言のため、
陸域から海洋に排出される廃棄プラスチックフローの解明
河口域から海域に至る海洋プラスチックゴミのモニタリング
モニタリングデータなどに基づいた将来予測
などが求められています。これらの課題を解決するために、東南アジアを中心に研究活動・プラスチック分析技術普及活動を行います。
最近の関連活動
アジア太平洋経済協力(APEC)の沿岸養殖漁業におけるマイクロプラスチック汚染防止のための政策調査に関する白書の作成
COPSは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています