学校紹介

学校紹介

学校名: レンヌ日本語補習校 (フランス・ブルターニュ地方、レンヌ市)

フランス アソシエーション法による非営利アソシエーション 日本政府認定


現地名: ECOLE COMPLEMENTAIRE JAPONAISE DE RENNES

設立: 昭和60年10月(1985年)

運営主体: レンヌ日本語補習校協会

連絡先: renneshoshuko●gmail.com (事務局)(●をアットマークに置き換えて下さい)


アソシエーション・レンヌ日本語補習校について



レンヌ日本語補習校は、1985年、日本企業の海外赴任家庭の子供たちのための日本語教育の場として誕生しました。30年以上たった今では、日仏家庭の子供たちも交え、生徒数29名(2023年現在)で毎週水曜3時間、国語の授業を通して楽しく日本語を勉強しています。2022年度は幼稚部(年中・年長)、小学部低学年、小学部中学年、小学部高学年・中学部の複式4クラス構成で、各クラス1人の教師が指導にあたっています。当校は日本政府が認定する「海外補習授業校」です。よって小中学部授業には文科省指定の国語教科書を使用し、1学年分を1年間で終えるカリキュラムとしています。


文科省の定義する「補習授業校の性格」は、下記のリンクより文科省ホームページでご確認いただけます。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/002/001.htm


レンヌ日本語補習校はフランス政府より認定されたアソシエーション(協会)であり、その活動は所属する会員によって支えられています。学校の事務・運営業務は会員によって選出された理事会が行い、授業以外の学校業務の補助(図書の管理や行事運営など)は保護者会が担当しています。


校舎はレンヌ中心部の交通の便の良い場所に位置しており、市内どこからでもバスや地下鉄、徒歩で通うことができます。またSNCFレンヌ駅からも徒歩でアクセス可能です。


これまでの授業日以外の活動


日本語学習は基本的に毎週水曜の学校活動時間内に行われています。

の他に、週末などを使った活動があります。

19年度は6月にサッカー女子ワールドカップ日本代表チームのトーナメント戦を観戦しました。ちびっこ達も浴衣や忍者の格好でなでしこジャパンを応援しました。

また、レンヌ補習校会員の方が経営するレストランのガレットスクールで、ガレット作りに挑戦した年もありました。ガレットはブルターニュ地方の特産そば粉のクレープで、屋台でもよく見る庶民の味ですが、焼くには熟練の技が必要です。日頃から慣れ親しんだガレットを初めて作ることで、自分たちの住む地域の文化にも触れる日となりました。

過去には、地域の日仏家庭のご厚意により、チョコレート工房、お菓子工房、和牛飼育牧場などの見学をさせていただいたり、また、レンヌ市の農場見学施設などを訪れたこともあります。

このようにレンヌ補習校では子供達の学び・体験・交流の機会として授業日以外の活動にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

コロナ禍では遠隔授業を行い、将棋教室や国立天文台の先生による「ふれあい天文台」を開催しました。


学校設備について


レンヌ補習校には蔵書2500冊の図書コーナーがあります。幼児向け絵本、小学低学年から中学生向けの児童書、学習漫画、大人向けの本を揃えています。海外で個人で日本の絵本を入手したり所有するのは大変ですが、共有の図書でしたら年齢や興味に合わせて好きな本を選ぶことが出来ます。

一人毎週5冊まで借りることができますので、お子様の興味に合わせて、毎日の読書や読み聞かせにご利用ください。


教室は現地中学校の教室を利用しており、生徒は授業の合間の休み時間には校庭に出て体を動かすことができます。また幼稚部生徒は気候の良い季節には近くの公園に遊びに行くこともあります。