入学・編入

お子様の入学・編入を考えておられるみなさまへ


レンヌ補習校では、日本語を母語とする子供達向けに家庭生活では網羅できない日本語の読解力、表現力を養うための授業を行なっています。授業では文科省が指定する国語教科書を使用しており、日本の教育課程同様、一年で一冊(低学年は上下巻)を終える進度で進められます。


幼稚部入学時には、まずはお子様が日本語での意思疎通がしっかりできることに重点を置いています。幼稚部の2年間、遊びや手を使う作業・運筆学習などを通して、小学1年生でのひらがな・カタカナ・漢字学習を始めるにあたっての基礎的な力をつけられるよう指導していきます。

小学校からは、幼児期に培った表現力や語彙力などを教科書を通しての学習でさらに伸ばします。文章を自分で読む、覚えた文字で文章を書くなどの段階に進み、高学年ではより複雑な文章を使いこなせるようになることが目標になります。

日本企業の海外赴任ご家族には、お子様が小学校・中学校の途中で任期終了のために帰国される方もいらっしゃいます。日本に帰国した際、お子様が日本の学校の授業にスムーズに適応できるよう、補習校で国語の基礎を身につけることができます。


フランスで現地の学校に通いながら日本語学習を継続させることは、時には大きな挑戦となることもありますが、子供達はみな頑張って学校に通っています。ご家庭での積極的な日本語の使用や保護者の家庭学習サポート、そしてなにより、励ましと見守りが継続の鍵です!



入学の流れ・手続きについて


入学希望のご家族には、まずはお子様の当該学年のクラスへの体験授業を奨励しています。教師がお子様の日本語のレベルを見極めるため、またお子様がクラスの様子を観察できる機会となります。お子様の入学に関しては運営理事会より後日通知させていただきます。


小学部以上は教科書と副教材(ワークブックなど)が必要となります。教科書に関しては、配布の半年ほど前に全学年分を手配することになっています。それに間に合わない中途入学の場合は、お子様の保護者の方に用意していただきます。副教材に関しては入学時期によって対処が異なりますので、詳しくは入学時にご説明いたします。


保護者のみなさまには保護者会に入会していただき、学校での行事の補助などをお願いしております。



入学金、授業料、教材費について (2022年度)


入学金:生徒一人当たり21ユーロ

授業料:年間、生徒一人当たり385ユーロ 、学期ごとの支払いになります。

   ※副教材費なども授業料に含まれます。