第22回
ロボカップジュニア2025
北信越ブロック大会
開催日時: 2024年12月22日(日)
主催: 一般社団法人ロボカップジュニアジャパン北信越ブロック運営委員会
新潟県高等学校長協会工業部会ロボット委員会(予定)
ロボカップとは、「2050年までに人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てるヒューマノイドロボットのチームを作る」ことを標準問題として、ロボットや人工知能関連の要素技術の研究開発推進による技術革新およびイノベーションをもたらすことを目指した国際的な研究活動およびロボット競技会です。日本の研究者の提唱により1997年の第1回RoboCup1997名古屋世界大会を皮切りに、各国で活動が始まりました。
ロボカップジュニアは、ロボカップの理念のもとで、次世代科学技術を担う子供達の人材育成を図る目的で始まりました。子供達が、仲間とチームを組んで試行錯誤や創意工夫を重ねる経験を通して、科学技術により興味を持ち、創造性や問題解決能力を育てていくことを目的としています。「サッカー」「レスキュー」「オンステージ」の3種類の競技で構成されています。
新潟県でのロボカップの活動は2001年から始まります。当時、新潟県はロボカップの理念に賛同し、2003年5月に開業予定の新潟国際コンベンションセンター「朱鷺メッセ」の開業記念事業として、ロボカップの日本大会である「ロボカップジャパンオープン2003新潟大会」および2005年7月に日本で開催予定のロボカップ世界大会「RoboCup2005」の誘致活動をしており、長岡技術科学大学や新潟工科大学など県内産学官でのロボット開発が始まりました。
ロボカップジュニアは、2001年8月に県立自然科学館で行われた試行大会「チャレンジ!ロボカップジュニアin新潟」を皮切りに活動がスタートし、その後、県内工業高校も加わって、2002年3月に県立自然科学館で「第1回ロボカップジュニア新潟大会」が開催されました。これは函館市、名古屋市、東京都杉並区、福岡市に次いで、「ロボカップの50年後の目標に向けて人材育成」をスローガンとして全国5番目の早いスタートでした。
RoboCup2005世界大会の誘致は大阪市と競合の末、残念ながら実現できませんでしたが、ロボカップジャパンオープン2003新潟開催を機に上越、中越、下越の各地区でロボカップジュニアのノード(地区)大会が始まり、2004年には北信越ブロックが設置され、同年3月に第1回の「ロボカップジュニア2004北信越ブロック大会」が行われました。その後、長野県や富山県などからも参加チームが加わり、現在に至っています。
北信越ブロックからジャパンオープンに選抜されたチームは、ジャパンオープンで好成績を上げ、幾度も世界大会に出場、優勝実績もあるなど高い実績を残しています。また、2019年にはアオーレ長岡にて本県2回目の「ロボカップジャパンオープン2019ながおか」が行われるなど、本県を含む北信越地域はロボカップの活動が盛んな地域です。
サッカー
レスキュー
オンステージ
ロボカップジュニアのルールなど詳細は、ロボカップジュニア・ジャパンの公式サイトを参照
北信越ブロック大会の詳細は、2025大会要項が完成しだいアップします。昨年度の2024大会要項を参考にしてください。
会場
旧ザ・プライス丸大店の跡地であり、地下1階は、メイカーズクラブ長岡など、ものづくりや技術に興味のある市民や学生、小中高校生が集い、技術やアイディアを共有するコミュニティの場として自由開放されています。
※駐車場は裏手の小路にある有料駐車場「NPC24H米百俵プレイス駐車場」をご利用ください。
新発田市民の学習・創作活動を積極的に支援し、市民生活の充実及び潤いのあるまちづくりのための施設です。
問い合わせ
《レスキュー》
特定非営利活動法人新発田科学技術教育ネットワーク
担当 : 皆川 孝
〒957-0015 新潟県新発田市東新町2丁目3番4号