イ ン ド・コ ル カ タ 情 報

インドは面積で世界7位(日本の約8.8倍)と13億人を超える世界第2位の人口を持つ国。多様な民族、言語、宗教によって構成され、総人口は2020年代に中華人民共和国を抜いて世界最大になると予測されています。公用語はヒンディー語と英語ですが、他に憲法で公認されている州の言語が21あります。2017年、インドの経済は名目国内総生産(GDP)において世界第7位であり、購買力平価(PPP)では世界第3位である。1991年に市場を基盤とした経済改革を行って以降、急速な経済成長をしており、新興国と言われるようになった。しかし、貧困や汚職、栄養不足、不十分な医療といった問題に今もなお直面している。労働力人口の3分の2が農業に従事する一方、製造業とサービス業が急速に成長している。国民の識字率は74.04パーセントである。ヒンドゥー教徒が最も多く、ムスリム(イスラム教徒)、シーク教徒がこれに次ぐ。カースト制度による差別はインド憲法で禁止されているが、現在も農村部では影響は残っている。

インドの国歌「ジャナ・ガナ・マナ」のヒンディー語版です。「インドの朝」とも呼ばれます。 ヒンディー語歌詞 / 日本語訳付きで、インドの多様な国内の歴史や宗教映し出されます

コルカタは西ベンガル州の州都。イギリス統治時代は「カルカッタ」の名称で知られていました。ムンバイに次ぐインド第二の人口を誇る大都会で、インドで最初に地下鉄が通った町でもあります。また、アジアで初めてノーベル賞を受賞した詩人タゴール(1861-1941)の生まれた町としても知られています。道には人、車、牛などが溢れ、今では少なくなった人力車やトラムなどの交通機関が今でも活躍しています。雑踏と混沌とした熱気溢れる街です。