大学等における非常勤講師の労働環境改善のためのアンケート
2026年4月実施 回答数11件(9人)
① 勤務先で困っていること・勤務先に望むことをお聞かせ下さい。勤務先は記入してもしなくても結構です。
▽講師給の引き上げ・増額・見直し3人(物価が高騰しているのに、講師給は今まで一度も上がったことがない。/自宅で試験問題作成、採点、学生への指導・相談などの仕事をしている時間も考えると、2倍くらいでもよい)
▽時間単価が今のままであるなら自宅でする仕事(試験問題作成、採点、学生への指導・相談など)にも賃金を払ってほしい。
▽ボーナス(賞与)
▽有給休暇を設け、設けた場合は明確に説明してほしい。
▽有給休暇を実際に取れるようにしてほしい(就業規則に規定があっても実際は取れない)
▽授業が祝日と重なったときの運用を柔軟にしてほしい(補講方法が各大学で違う。/ので、非常勤講師の場合はもっと柔軟に運用できるようにしてほしい。
▽カリキュラムについて非常勤講師の意見を聞く場を作ってほしい(要望が受け入れられないとしても、日々の授業の中で改善したほうがいいと感じていることを聞いてほしい)
▽連続して授業を担当できるようにしてほしい(他校とかけもちしたくても、移動時間が必要なため、無駄な時間<お金にならない時間>が多くでてしまい、たくさん働くことができない。それが収入の低さにつながっている)
▽オンライン授業への切り換えが簡単にできること(急な状況変化にも対応できるよう)
▽教室に備え付けのパソコンを置いてほしい(非常勤講師は研究室を持っていないので、自宅から私用パソコン持参するのが大変。小樽商科大学は各教室に備え付けパソコン有り)
▽各講師が教材を置けるスペース(ロッカーや引き出しなど)
▽各講師の物理的なメールボックス(郵便受け)
▽ペーパーカッタ—(裁断機)
▽ポット(お湯の提供)
▽ほかの講師に向けて自由な掲示(当ユニオンに限らず)をできるスペース
▽Office365のアカウント無償貸与
▽ズームのアカウント無償貸与
▽成績評価の根拠資料を大学が保存
▽健康診断の実施
▽社会保険に入れるようにしてほしい2人(雇用保険、年金、健康保険など。/雇用保険。)
▼北海学園大学:交通費の実費支給2人(2キロ以上で支給の条件なしでお願いしたい)。/講師給の増額(道内の大学では最低ランク)。/パソコンなどの機材の充実または貸し出せるパソコンを数台用意(備え付けのパソコンが徐々に撤去されているなど、大学の決定により、非常勤講師への負担が増えていることを理解してほしい)
▼藤女子大学:時給が低すぎる。
▼北星学園大学:zoomでの補講を認めてほしい。
▼札幌市立高校:学校都合での休講に対する補償
▼道立高校:学校都合での休講に対する補償(野球の全校応援、インフルエンザ等の休校、天候による休校。天候による変更は連絡が間に合わない場合があり<特に冬場>、交通費が無駄になることがある)
②北海道大学の非常勤講師の方におたずねします。同大での勤務において困っていること・同大に望むことをお聞かせ下さい。①と重複していてもかまいません。
▽賃金の引き上げ
・賃金を上げてほしい(自宅で試験問題作成、採点、学生への指導・相談などの仕事をしている時間も考えると、2倍くらいでもよい)。
▽賃金算定方法の改良
・時間単価が今のままであるなら、自宅で試験問題作成、採点、学生への指導・相談などの仕事をしている時間にも賃金を払ってほしい。
▽有休休暇の取得
・有給の取り方を周知してほしい。
・有給休暇を実際に取れるようにしてほしい(就業規則に規定があっても実際は取れない)
▽交通費の支給
・交通費を実費で支給してほしい。
▽入構券の運用の改善
・入構券更新の手数料を毎年徴収するのをやめてほしい。
▽福利厚生の充実
・非常勤講師にも、図書館の本を借りたり、カフェで職員割引が使えるような身分証を一律に発行してほしい。
▽社会保険の整備
・雇用保険、年金、健康保険などの社会保険に入れるようにしてほしい。
▽健康診断の実施
・健康診断を実施してほしい。
▽受講者数の調整
・1クラスあたりの人数を減らしてほしいです。人数が多いと、語学の授業は効率が悪いからです。
▽補講の対応の改善
・授業が祝日と重なったときの補講方法が各大学で違うので、非常勤講師の場合はもっと柔軟に運用できるようにしてほしい。
▽パソコンの整備
・北大の控室にはパソコンがなく、単独のプリンターでは、USB内のデータをプリントするのに手間がかかる。パソコンとプリンターが繋がった状態で、いつでもUSBや自分のパソコンのファイルをプリントできるようにしてほしい。
・非常勤講師控室にプリンターと連動するパソコンがありません。USBから必要なファイルを直接プリンターで呼び出すのは至難の業なので、共用できるパソコンを導入してほしいです。
・全学スタッフ室にPCとつなげられるプリンターを設置してほしい。
・教室に備え付けのパソコンを置いてほしい(非常勤講師は研究室を持っていないので、自宅から私用パソコン持参するのが大変。小樽商科大学は各教室に備え付けパソコン有り)
・自分のPCから直接プリントできるよう、ネットワークで使用できるプリンターを設置してほしい。難しければPCを設置し、そこからUSBでプリントできるようにしてほしい。
▽ロッカーの設置
・大量の資料を置いて置ける個人用ロッカーがほしい(現状は共有棚に勝手に置いている状態)
③非常勤講師の仕事をしていて感じること、考えること、伝えたいこと等を自由にお書き下さい。①②と重複していてもかまいません。またユニオンに相談したいことがあれば、ここにお書き下さい。別途お返事をお送りし、秘密は厳守いたします。(すべて原文ママ)
▽非常勤講師はいろいろな学校で仕事ができて楽しい側面はありますが、便利な調整弁、使い捨ての労働者であることも常々感じています。働く人の尊厳が守られる労働環境であってほしいです。特に大学には。
▽年次有給休暇を取得したら、仕事が減らされるのではないかと不安だ。
▽非常勤の仕事は細切れで、トータルでかなりの時間働いていても社会保険に入れない。労働時間を合算して加入対象とするなど、制度の改正を望む。
▽非常勤講師も雇用保険の対象になることを望みます。
▽一般的に、大学側は、非常勤講師の働き方に理解がないと思います。本務校を持たない非常勤講師は、複数の大学を掛け持ちしているので、別の大学への移動時間が必要だったり、授業が祝日と重なったときの補講日が他の大学の授業と重なったときのやりくりなどの苦労があります。就業規則では短時間勤務職員として規定されていながら、一般的な短時間勤務職員には与えられている便宜が非常勤講には与えられていないことが多いと思います。
▽普段、同じ科目以外の非常勤講師とは交流の機会が少なかったのですが、ユニオンの活動を通じて非常勤同士で情報交換できたことはとても有意義でした。このような情報交換の機会が時々あればいいと思います。 ・非常勤を掛け持ちして生活する若手もいることから、待遇改善の要求はねばり強く進めていくべきと思います。
▽授業の質の向上や学生のモチベーション維持のために用意している書籍や機材、映像資料、および文化体験として切り絵や手芸をしたいと思った場合の材料費がすべて自腹になるので、常勤の先生たちのように研究・教材費が少しでもあればいいなと思います。
▽ユニオンでも問題にしていることですが、講師給の低さに尽きると思います。講師給を考えるにあたっては、授業に必要なツール(機材、関連資料)についても、すべて講師側が自己負担していることも考慮してほしいと思います(もっともひどかったのは、コロナ時期の配信機材を自前で用意させられたこと)。ほかに、大学側が、講義の実施以外にテストの実施も求めているような場合、その作成・採点などにも対価が支払われるべきではないでしょうか(講師給にそのものに反映させずとも、高校のように別途手当を出す方法もある)。また、配慮を必要とする学生への対応などについても年々負担が増えていますが、これも、大学側が本来の講義以外に要請している事柄であり、実際に対応している教員には、対価が支払われるべきではないでしょうか。