第18回全国高専英語プレゼンテーションコンテストのチーム部門において、14チームから応募があり、予選審査が行われました。その結果、以下のように8チームが全国大会の出場権を得ました。
チーム部門ビデオ審査(予選)結果(近畿地区をのぞく)
秋田工業高等専門学校
小山工業高等専門学校
東京工業高等専門学校
富山高等専門学校 射水キャンパス
石川工業高等専門学校
松江工業高等専門学校
呉工業高等専門学校
徳山工業高等専門学校
※学校名は高専番号順に記載
予選審査 審査員総評
本年度の予選には、14チームの皆様にご参加いただき、心より感謝申し上げます。提出いただきましたビデオ資料につきましては、審査員一同、入念に審査を実施いたしました。各審査員によるコメントについては事務局より個別に送られますが、総評として審査の過程で気付いた点をいくつか述べます。
(1)評価項目:Englishに関して
全体的に英語のレベルが上がっています。特に留学経験がある学生は顕著です。ただし、留学経験がなくとも英語の発音は上達します。シャドーイングでリズムやイントネーションを練習する、鏡を使って口の動きを確認する、そして録音して自分の発音を聞き返すことが有効です。
(2)評価項目:Contentに関して
今年度も各高専が工夫を凝らしたテーマ設定をしていてどの発表も興味深いものでした。
しかし、内容に関しては単に調べ学習の発表であったり、個人の体験を寄せ集めて終わらせているために、テーマを掘り下げられていないと思う発表もありました。テーマに沿って調査を行い、結果を分析し、次につながるような内容の発表を審査員は高く評価します。
(3)評価項目:Deliveryに関して
原稿を暗記することは必須ではありませんが、詰まってしまうと、聞き手としては内容に集中できません。またジェスチャーが多すぎるのも良くありません。
ほとんどの発表において、スライド中のイラストや写真は著作権的に自由に使用が認められているものを利用していると推察されます。ただし、中には著作権がクリアになっていないのではないかと疑念を抱くイラスト等も使用されています。特に指導者の方におかれましては入念なチェックをお願いいたします。
最後に、今年もレベルの高いプレゼンテーションが数多く寄せられ、審査は本当に困難でした。参加者の皆様、そしてご指導に当たられた先生方のご尽力に、心から感謝申し上げます。
第18回全国高専英語プレゼンテーションコンテスト・チーム部門予選審査員一同
なお,全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテスト・チーム部門は,
近畿地区大会からの出場校,和歌山工業高等専門学校をあわせた9チームが出場します。