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埼玉西部・土と水と空気を守る会について

こんにちは。わたしたちは、埼玉県西部・主に所沢周辺で活動する環境団体です。今回、所沢で除染土壌再生利用実証事業が行われるという報道を見て、特設サイトを作りました。

所沢周辺では、大量の首都圏産廃が流入しており、ごみ山、産業廃棄物中間処理施設の集中立地など、さまざまな問題をかかえてきました。

 1990年代、所沢周辺の産廃焼却・ダイオキシン問題が大きな社会問題となりました。私たちの会はそのときに、有志が集まってゼロからスタートしました。手探りで始めた運動でしたが、4000人を超える申請人を集め、業者や県に対して、焼却停止を求める公害調停を申し立てました。この運動や裁判などその他の運動との相乗効果により、所沢周辺の焼却炉はその後、激減していきました。


 2003年に公害調停が終結し、会の名称を「埼玉西部・土と水と空気を守る会」に変更し、残された課題に取り組むことになりました。

 焼却炉を廃止した産廃業者は、保管積み替えや破砕・圧縮などの産業廃棄物処理を続けているところがほとんどです。私たちは未だに多くの課題を抱えています。 現在の活動内容は、環境調査、資料調査、環境被害者支援、相談の受付、産廃問題に関するネットワーク参加、学習などなど多岐にわたります。


「自らの環境は自ら守る」。。専門家のアドバイスを得ながら、住民自らが調査などを行ない、おかしなことは「おかしい!」と声を上げ、少しでもよい方向へ変わっていくように、との願いをこめて運動を続けています。多くの皆さんのご支援・ご参加をお待ちしています。そして、同様の問題に取り組む仲間とともに活動の輪を広げていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。