占星学による地震予測と分析
占星学の調波を使った研究の端緒を、このブログから始めました。現在では、「天体位相研究カルデア(占星術つぶやきメモ)」として、noteでの活動に移行しています。#地震占星術 #地震占星学
このページでは、ブログ http://blog.goo.ne.jp/pneuma_2007 で研究している地震占星術の構築と分析について、研究の成果を可視化することによって、地震発生予測のさらなる深化を目指していきます。
<現在公開している地震予想>(2017.10.29)
【大型地震警戒日】(±3日)
11/4
◆予想地域:イラン北部
11/12
◆予想地域:イラン北部、オホーツク海
【結果】
11/13 イラン・イラク国境M7.2
・予想はtwitterでも公開しています。
上記の「地震調波サイクルによる発震予測分析」グラフでは、独自に解析した地震調波をもとに、発震のタイミングを分析します。実際には、以下の条件などを複合的に組み合わせて判断します。桃色の範囲は特に地震被害に警戒すべき期間です。
セレス、パラス、ジュノー、ヴェスタの調波サイクルは、2つ以上が天井で重なった時間帯は、地震エネルギーが小さくても被害地震が発生しやすい時間帯です。
トランシットの天体が合となる時間帯は、縦の桃線で示されます。オーブ(許容度数)があるので、タイミングは数日ずれる場合があります。
下の棒グラフは、地震が発生した場合のエネルギーの強さを判定します。
月-木星のサイクルは、天井付近では地震の発生が抑制される可能性があります。
ジュノー-木星のサイクルは、1.0、0、-1.0のタイトな位置では被害地震に警戒。
「月の位相サイクルと地震発生マップ」では、実際に発生した地震を月の位相サイクルに重ねて、地震発生地域の分析を進め、次の地震が発生しやすい場所を予測する手がかりとします。
青のサイクルは新月成立図太陽からトランシットの月が形成する角度を示します。新月成立2日前から次のサイクルに移行すると仮定しており、そこで段差ができています。
緑の線は上記サイクルの180度反転したサイクルです。
赤のサイクルは月の赤緯を示します。
以上の3サイクルと地震発生地域の関連を探ります。発生地震の緯度はイベント図そのものですが、経度はトリガーとなる対応新月図からの角度となります。対応新月図の選定は、新月成立後の満月成立をもって切り替わると見ています。(2017.8.6)
実際に発生した地震(M6以上または被害地震)に占星学データを付加してリスト化します。被害地震には色をつけてあります。
地震予測および結果の解析プロセスとしては、トリガーとなるトランシット天体位相に合となる過去の新月図天体を探し、キー天体及び地震原図を特定します。キー天体が直近の対応新月図でMCまたはICとなる地域で発震しやすいと見ます。
さらに緯度経度の特定に至るには、新月図月の3次元アスペクトの表示が必要です(これは2次元で扱う西洋占星術の範疇を超えています)。
以上のプロセスを今後成立する天体位相ごとにトレースしてゆけば、地震発生予想を出していくことが可能ですが、地震は時期が定まらないと位置が特定せず、位置が定まらないと発生時期が特定しない難物です。予測プロセスと実際の地震発生プロセスの解析が一致していなければ、予測方法が完成したとは言えません。
まだまだ不明な点が多い地震占星学ですが、解析について一定の方向性が見えてきたので、現在分かる範囲でここに記しておきます。(2017.6.18)