研究会当日に何らかの事情で講演できなかった方による、不定期開催の講演です。
講演者: 井上真人
日程: 3月19日18時-
場所: 理論物理学生セミナーのDiscordサーバー内
表題: 6次元N=(2,0)超共形指数の解析
講演者: 牧田悠輔
日程: 12月7日13時半-
場所: 理論物理学生セミナーのDiscordサーバー内。なお、聴講者が大幅に増えた場合はZoomに移行する可能性があります。
表題: 多叉ワームホールの厳密解
概要: 一般相対論では、時空の曲がりと物質場の配位がアインシュタイン方程式によって規定される。膨張宇宙やブラックホールなど様々な時空を表現するような解が発見されており、その中には、異なる2つ以上の宇宙を繋ぐ構造(ワームホール)を表現する解も存在する。通常、アインシュタイン方程式を満たすような時空の解と物質場の解を同時に得ることは大変困難である。しかし、定常軸対称性の仮定と物質場としてmasslessスカラー場の仮定をおくことで、系の方程式を比較的シンプルな方程式に帰着できることが知られている。本発表では、このような仮定のもとでのワームホール解の構成手法について紹介し、既知の解を一般化する形で得られた多叉ワームホール解について概略を述べる。
講演者: 堀江香幣
日程: 2026年1月11日13時半-
場所: 理論物理学生セミナーのDiscordサーバー内。なお、聴講者が大幅に増えた場合はZoomに移行する可能性があります。
表題: 位相的K理論のある特性類とVirasoro代数
概要: 位相的K理論において、Fredholm 作用素の空間は偶数次K群の分類空間として現れる。Koschorkeは、Fredholm 作用素の空間の中で核および余核の次元の条件で定義される退化集合から、そのポアンカレ双対としてある特性類を構成した。本講演では、Atiyah–Segalに従ってこの特性類をKoschorke類と呼び、その基本的な性質を整理する。次に、自己共役 Fredholm 作用素の空間が奇数次K群の分類空間であることに着目し、自己共役の場合にも同様の退化集合を用いて、奇Koschorke 類を定義できることを説明する。さらに、これらの特性類がChern 類および奇 Chern 類を用いて具体的に書き下せることを述べる。また、Atiyah–Segalの枠組みに基づき、(奇)Koschorke 類がねじれK理論における特性類となる点に触れる。最後に、(奇)Kosrhoke類と(超)Virasoro 代数の表現との関係について説明する。