Rasberry Pi Pico ボードでSPI方式のST7735/1.8" と LCD ILI9341/2.8"を動かすプログラムを検討しました。開発ボードと接続するLCDをマウントす用基板も作成し、次の図の様な部品構成と組み上げにしました。
回路図
Raspberry Pi Pico ボードとLCDの接続は次の様にしました。LCDのLEDポートはドライブ電流が大きいのでトランジスタのバッファを介して行いました。また、LCDの駆動電流によるノイズの影響が見られたので、電源ラインに電源ノイズを低減する為のコンデンサを入れました。これら2つの部品はLCDをマウントする基板上に置きました。
動作デモプログラム
ILI9341 を動かすデモプログラムとしては、次の5つの動作を行うものとしました。
1.画面上の青色の部分を長押しするとタッチセンサーのキャリブレーションを行う
2.一番上の黒い部分を押すと、タッチセンサーで描画するプログラムを起動する
3.上から2番目の黒い部分を押すと、タッチセンサーを使うゲームが起動する
4.上から3番目の黒い部分を押すと、グラフィック描画のデモが起動する
5.一番下の黒い部分を押すと、JpegとBitmapファイルのスライドショーが起動する
ST7735に関しては、次の3つの動作を行うものとしました。なお、項目の選択と選択は2つのスイッチを用意してそれで行う様にしました。
1.一番上の項目を選択すると、グラフィック描画のデモが起動する。
2.上から2番目の項目を選択すると、JpegとB伊tmapファイルのスライドショーが起動する。
3.一番下の項目を選択すると、3Dの図形が回転しながら表示されるデモが起動する。(図形はスイッチにより変更できる。)
動作状態は次のYouTubeから見られる様にしました。
スライドショー用素材の作成
コード等のダウンロード先
作ったコードや素材は次のURLからダウンロードできます。
<コード> : https://drive.google.com/drive/folders/1wet9drCdPCZCLbUCK1Lf4Sfpfp3_d9Ts?
<参考資料> : https://drive.google.com/drive/folders/1ZtgqstOp_YG8u2bUlenPdwt6Y6y-IqGk?usp=sharing