織田敦さん

今日は大曲でヘルスライフジムを経営されている織田敦さんにお話を伺いました。ヘルスライフジムは寒川では一番大きく、一番人気のあるジムですが、なぜそのように町民の皆さん指示されるようになったのか、いつも不思議に思っていました。今回のインタビューで理由が少し分かったような気がします。

---織田さんの生まれ育ちは寒川ですか。

残念ながら違います。生まれは墨田区両国です。湘南が好きだったこともあるのですが、寒川は規模的にも面白いところだというフィーリングを持っていたところ、たまたまジムにふさわしい物件があったからというのが本当の理由です。

---織田さんがジムを始めようと思われたきっかけは何だったのでしょうか。

私は学生のころからスポーツ人間で、ずっと野球をやっていました。大学も千葉県の勝浦にある国際武道大学の体育学部体育学科です。この大学は名前の通り国際理解を推進していて、ゼミも国際協力がテーマでした。そのことで、スポーツだけでなく国際的な事もやってみたいと思うようになりました。卒業後はトレーナーをやっていましたが、いずれ独立したいと考えていました。

---国際的な事とは?

青年海外協力隊では野球指導という職種があるのですが、それに応募しました。残念ながら希望はかなわなかったのですが、大学で学んだ国際協力の精神は今の仕事にも大変役立っています。

---ずっと野球をやっておられて、野球選手になりたいと思ったことはありましたか。

はい、そう思っていました。結果的にはなりませんでしたが。

---今ジムにはどれくらいの生徒さんがいらっしゃるのでしょうか。

寒川に200人くらい、それから厚木にも小さいジムがあるのですが、そこに50人程、合計250人くらいでしょうか。スタッフは10人位います。寒川が本校になります。老若男女色々な方がいます。

---人生100年時代といわれますが、健康寿命を延ばすという意味でジムの果たす役割は大

きいと思います。ジム以外ではどのようなスポーツがお薦めですか。

楽しめるスポーツであればどんなスポーツものでも良いと思っております。トレーニングは面白くないので(笑)。あえて言うならば、ケガのリスクが少なく、一生涯楽しめるスポーツとしてゴルフはお薦めです。

---健康を維持するためには運動以外にも食事が重要だと思いますが、どのような食生活を

したらいいのか、アドバイスはされるのでしょうか。

はい、私たちのジムのトレーナーは食事の指導も大事な仕事です。皆さんの健康を守るの

が私たちの務めだと思います。ただ近年ダイエット食とかで糖質を極端に制限したり、鶏肉だけを食べたりなど極端な食事方法を行っている方が多いので、私共はなるべくバランスを重要視してアドバイスしております。また管理栄養士さん監修のお弁当なども販売しております。

---ちょっと話が飛びますが、これからの日本を担う子供たちの教育について何か一言お願

いします。

私にも5歳になる子供がいるので、教育には関心を持っています。世の中には色々な子供たちがいるわけですが、それぞれの子どもに合った教育をしてあげられるような社会になったらと思います。例えば自閉症などで学校に通えていない子どもであっても、専門性に長けていたりするので、そういった子どもにも学習できる機会をもっと与えてほしいし、そこに貧困家庭には補助を出したりとか、そのような子供たちに場を提供することが大事だと思います。

---寒川町のこれからについての希望はありますか?

縮小均衡ではなく、子供たちが将来に夢が持てるような投資をしてほしい。またそれには

子どもを産みやすく、育てやすい環境の整備が大事ですね。

---今日は貴重なお話をどうも有難うございました。織田さんが人々の健康のためを常に考えていらっしゃり、それがヘルスライフジムが幅広く支持されている秘密であると感じました。これからも寒川の人たちのために織田さんのお力をお貸しください。