・9月17日(木)天気:小雨のち晴れ
今回のテーマは前月では早すぎたアケボノソウの花を見つけようというものだったのですが、意気込んで東六号線に向かったところ植林作業に伴い機械整地が入っていたため、アケボノソウを発見できませんでした。
暗い森の中にはフユノハナワラビの花のように見える胞子葉が出ていたり、ツクバネソウの黒い実が羽根突きの羽子(はご)に見えたり、エゾトリカブトの花があちこちに出ていたりと、夏の終わりを楽しむことができました。
フキやオオウバユリにエゾシカによるだろうと見える食痕が目立つくらいで、小鳥たちの出現は少なく静かな森でした。来月になれば木々の葉が落ちて小鳥も観察しやすくなると期待して帰りました。
・8月21日(木)天気:曇りのち晴れ
暑かった夏もお盆を過ぎると涼しい風も感じられ、朝は雷も鳴っていて心配しましたが、何とか始められました。
植物の生育が晩夏にしては進んでいるようで、オオウバユリやマムシグサの緑色の実、トチバニンジンの赤い実やルイヨウショウマの黒い実が見事でしたが、今回の発見はやはりノッポロガンクビソウの可愛い花とアケボノシュスランの花でした。アケボノソウの蕾がありましたが、来月中旬の観察会では開花に間に合うかどうか難しいねと話し合いました。
小鳥たちはほとんど姿を見せず、キジバトの声やアカゲラらしき木を突く音が聞こえた程度で静かな森でした。美味しそうなタマゴタケには感激しました。
トモエソウ
フユノハナワラビ
アカゲラ
〒069-082 江別市緑ヶ丘31-10
代表:長屋貞夫
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