アプリの見直し
アプリの見直し
パソコンを使うにはOS(オペレーティングシステム)が必要です。デスクトップパソコンで現在主流なのはWindowsOSですが、他にも macOS、ChromeOS、Linux(各ディストリビューション)などもあります。今後は更に新しいOSが出てきたり必要に迫られて他のOSのパソコンに替えたり、スマホとの連携や状況により替える事があるかもしれません。それらを見据えた上で、新しいパソコンを使い始める前や再インストールするタイミングに、ちょっと考えてみるのも良いと思います。
現在のWindowsOSは単なるオペレーティングシステムだけではなく、各種アプリがたくさん組み込まれています。Edge、OneDrive、Store、OneNote、Skype、Xbox 、Office・・50種類以上入っています。
パソコンのことは全くわからず、とにかく使えれば良い方は、そのまま気にせずでも大丈夫です。ある程度操作できる方は、評判のよろしく無いアプリもあるため、できればWindowsをセットアップする時に仕分けをして、不要なアプリは無効化や削除しておくと、使いやすくなりパソコンにかかる負荷も減るためおすすめです。
知識のある方はネット検索すると、アプリ毎に必要性などを説明しているサイトがあるので、自分で判断しながら整理(無効化や削除)できます。初心者の方はそのまま使うか、詳しい人に聞きながら整理するのが良いと思います。
注意したいのはWindowsOSに組み込まれているアプリです。EdgeやOneDriveなど削除することが出来なかったり、アプリ一覧から無理やり削除するとWindowsの動作がおかしくなるため、必要がなくてもそのまま触れないでおくのが安心です。
今はパソコンだけ使っている人は少なく、ほとんどの方はパソコン(Windows)とスマホ(Android)やiPhoneだけだと思います。AppleはMacとiPhoneの両方を販売しているため、Apple製品で統一すると使い勝手が良いのですが、MicrosoftはWindowsパソコンだけなので、携帯端末はAndroidかiPhoneを使うことになります。他社製品を組み合わせて使うと似た機能のアプリがダブってしまうため、どれかに合わせたほうが使いやすく効率的です。
例えばWindowsパソコンでMicrosoftのWebアプリを使ったりGoogleのWebアプリを選ぶ方法です。特にGoogleは他社製品にも各種アプリを幅広く用意し、ほとんどが独立したWebアプリのため、各OSのパソコンと簡単に組み合わせができます。別ページで紹介しているLinuxでも使えるアプリが多いため、今後新しいパソコンに買い替えたり、MacやChromebook、Linuxなどに移行する時がきても支障が出ることが少ないはずです。もちろんGoogle製アプリだけでは足りないので、他のアプリも必要になります。その際はできる限りWebアプリや複数のOSに対応したアプリを選ぶと、他のパソコンやスマホに乗り替えたくなっても、移行する手間が少なく済むため、アプリを選べる機会がある時は、そのあたりも考慮してみてください。ZohoやProtonもアカウント1つで各種アプリが使えます。気に入ったアプリを提供しているサービスを探してみるのも良いと思います。
SMPlyerサイトのダウンロードページです。
Bitwardenサイトのダウンロードページです。
WindowsでもWebアプリや上のような複数OSに対応したデスクトップアプリを選んで使うと、LinuxやMacOSに移行する機会が訪れた時に躊躇うことが減ります。Office系、画像系、動画系、音声系など探せばまだまだ複数OS対応アプリはたくさんあります。LinuxはWineやProtonを使うことで、Windows専用アプリの一部も使うことができます。
今のWindowsには最初から50以上のアプリが付いてきますが、全てが使い良いアプリとは限りません。またOSと密接に繋がっているアプリは何かの拍子に不具合が出てWindowsと同時におかしくなることもあります。
いつか他のOSに移行する時がきたら、OS付属のアプリを使っていた場合は全てのアプリも新たに替えることになります。Windows付属のアプリに頼っているとMacやLinuxに乗り換える場合に、障壁が高くなり手間暇かかるので、普段から主要なアプリはWebアプリや複数OSに対応したものを選んで使うのがおすすめです。
これはスマホでも同じでOSやその機種独自の専用アプリに依存してしまうと、他機種に乗り替えたくなっても二の足を踏んでしまうことになります。
以上は考え方の一つなので、どうしても使い続けたいアプリがあれば、そのアプリが対応しているOSを選ぶのも選択肢になります。逆に言えば使い続けたいアプリが対応していれば、どのOSのパソコンやスマホでも良いことになります。自分は何が一番必要なのかを考えて選ぶ、又は相談者に伝えて検討することをおすすめします。