about us
生理・生体物理工学研究室(越山グループ)では,生体医工学技術に関連して生体で生じる様々な非生理・非平衡現象を,非平衡生体分子動力学シミュレーション,最適化に基づいた生体組織の数理モデリング,計算力学解析などを用いて理解することで,その技術の妥当性や安全性,また効率を検討するための基礎付けを行うことを目指します.当グループは,徳島大学 松本/越山 生理・生体物理工学研究室に属し,生理・生体物理工学に関わる多岐の研究課題に機械科学の視点から一体となって取り組んでいます.
ーーー応用・開発系課題ーーー
・超音波や衝撃波を利用した薬物送達技術開発(ソノポレーション,ソノフォライシス)
・超音波ニューロモジュレーション技術開発
・次世代型超音波造影剤,ナノリポソーム製剤開発支援基盤開発
・経肺薬物送達技術開発
・小児肺細葉の数理モデル開発および力学解析
・ 超早期転移リンパ節治療システムの開発
・溶血シミュレータ開発
ーーー基礎系研究課題ーーー
・超音波・衝撃波下の生体応答の物理
・極限状況下での生体膜物理
・ナノサイズ脂質凝集体の物理
・膜破断の物理
・肺細葉の生理
スタッフ
准教授 越山 顕一朗,研究者個人HP(English),Google Scholar Citations
学生
M2:藤田聖哉,研究テーマ:マルチ肺細葉数理構造モデリング
M2:山路凌大,研究テーマ:分化を考慮した肺胞成長の数理モデリング
M2:古川竣也,研究テーマ:放射光マイクロCTを用いたマウス仔肺細葉の画像解析
M2:安川拓実,研究テーマ:肺胞隔壁成長に伴う力学場変化の有限要素解析
M1:西岡幹太,研究テーマ:マウス仔肺細葉のおける気道分岐構造に関する画像解析
M1:土井崇豊,研究テーマ:捕食ナノリポソームの数値的実証
M1:吉冨聖矢,研究テーマ:肺サーファクタントと小児肺細葉メカニクス
M1:佐藤功大,研究テーマ:ナノセルロースの分解・凝集に関わるMD解析
B4:山口晴哉,研究テーマ:仔肺細葉内気流および粒子沈着に関する数値流体力学解析
B4:川嶋一翔,研究テーマ:脂質ナノディスクの安定化に関するMD解析
B4:藤原良太,研究テーマ:肺微小構造の数理モデル開発(周産期肺細葉への拡張)
B4:大内和哉,研究テーマ:糖分子内包リポソームの粗視化分子動力学解析
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卒業生
2019年度
学士 :小谷 健悟 -企業就職
2020年度
学士 :薮野 貴-企業就職
2021年度
学士:浦田大地-企業就職,渡部廉-進学,宇治川侑希-他大学院進学
修士:石川敦己,草野 真,堤 優介-企業就職
2022年度
修士:岸上 夏輝,木下 敦斗,仲田 一輝--企業就職
2023年度
修士:漁晋太郎-企業就職
2024年度
修士:角野友梧,高見雄大,藤田健祐,宮﨑涼輔 ー企業就職
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個人情報のため,社名は公表できません.医療系メーカーに限らず,自動車関連,設備関連,重工関連,ソフトウェア関連など,研究室で身に着けた機械系+α(ソフトウェア,生体医工学,など)の経験を生かせる企業に就職しています.
2021年度修了:
肺胞形成期における肺胞内力学場変化:数理形状モデリングと有限要素解析
形状の異なる肺細葉構造の数理モデリング:内部構造および力学場へ与える影響
疎水性分子添加によるチャネルタンパク質/脂質膜構造変化:麻酔機序解明に向けた粗視化分子動力学解析
2022年度修了:
肺サーファクタントの座屈現象に対する脂質組成の影響
単軸引張試験とFEMを組み合わせによる肺組織力学特性の同定手法の開発
局所力学物性制御によるナノリポソーム形成
2023年度修了:
・肺気腫様肺細葉構造数理モデリングと力学解析
2024年度修了:
・衝撃波による生体膜構造変化のMD解析
・ナノリポソーム製剤からの薬剤徐放現象のMD解析
・呼吸細気管支を含む肺細葉数理モデリングと力学解析
・ナノリポソームへの薬剤内包のMD解析
全ての細胞膜の基本構造は両親媒性の脂質分子で構成された二重層(脂質二重層)として知られています.我々のグループでは,脂質分子モデルを用いることで,実験観察が難しい生体膜で生じる分子レベルの様々な現象を,分子レベルのシミュレーションを用いて解き明かすことに取り組んでいます.画像は,我々が関わる研究プロジェクトで用いる様々な脂質膜モデルです.動画は,ナノリポソームが形成する過程を分子シミュレーションで再現したものです.
生理・生体物理工学研究室として松本・越山グループで集合写真を撮りました!両グループ揃うと結構な規模になりますね!(相変わらずガタイがいい.)B4は今月末の卒研中間発表と大学院試験,M1は研究と就活準備,M2は就活を終えて本格的に修士論文研究をがんばっていきましょう!(当然不真面目バージョンで目立つのは越山グループメンバー(苦笑)
兵庫県佐用町にある大型放射光施設Spring8で、M2古川君、M1西岡君、B4山口君,東京理科大学の世良先生,Spring8の技術者の方と一緒に実験してきました!Spring8とは?
施設内を鹿が歩き回る山奥の広大な実験場の設備を使った,ここでしかできない貴重な実験です.学生たちの実験技術がどんどん向上していくのは横で見ていて頼もしく感じました.研究成果として頑張ってまとめましょう! 実験が大変だったので,せめて移動途中の食事は楽しんでもらいましたー🤤
(写真は,Spring-8の「8」をやってます.微妙にダサい(w )
以下帯同した学生の感想です.
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3年連続でSpring8に参加させていただきました古川です。今年はサンプルが多くかなり実験時間がかかりました。睡魔との戦いでした。その分良いデータを持ち帰れることができているはずなので期待したいです。実験後に食べた海鮮は極上に美味しかったです。先生方には感謝しかありません。ありがとうございました。ぜひ来年もOBとして参加したいものですね。(M2古川)
まず、2年連続で参加できて良かったです。前回の失敗から撮影条件を変えたことで良い実験ができました。撮影サンプルが多く、時間がかかり途中で意識飛びそうになりましたが最後まで頑張ったので良いデータになっていると思います!安定の山岡家、実験後の海鮮めしは最高でした。次はちゃんと古川さんのサザエの身を取ってあげたいと思います。越山先生、世良先生ごちそうさまでした!(M1西岡)
初めてSpring-8で実験させていただきました。実験のサンプルが多く,眠気と戦いつつ実験するほど忙しかったですが、ふだんできない貴重な経験をすることができました。越山先生、世良先生、先輩たちのおかげでなんとか撮影を終えることができました。行きの山岡家と帰りの海鮮めしも最高でした!ごちそうさまでした!(B4山口)
GW明けから,研究室輪読が始まっています!今年は,「ベイズ統計学」です.AIなどで注目されているベイズ統計学ですが,その基本を押さえて利用していくのはエンジニアとして大事です. しっかり勉強して身に着けていきましょう!
2025.06/11-13に大阪市内の大阪大学中之島センターで行われた,NEMD2025に参加してきました.Non-equilibirum molecular dynamics(NEMD:非平衡分子動力学)っという極マニアックな日英合同研究会でした.教科書でみる手法の開発者の先生も多数参加してました.越山は衝撃波NEMDの話題を提供し,たくさん質問をもらえてよかったです.たまには物理寄りの話題も楽しいですね.MDが出来る学生を産業界(特に半導体界隈)は欲しているようです.がんばっていきましょう!
2025.05/24-25に横浜市で行われた,日本機械学会 第37回バイオエンジニアリング講演会に参加してきました.機械系のバックグラウンドを持ってバイオエンジニアリング研究を行っている日本中の研究者&学生が一堂に会する研究会です.今回は,M2の藤田君,山路君,M1の土井君と参加してきました!学生はポスター発表が特徴の学会で,時間に余り縛られずに色々ディスカッション出来てよかったかと思います.また,前日に,他大学学生との交流飲み会に参加してくれて結構盛り上がっていましたねー.今後,全国色々な学会で会う仲間となっていくでしょう!こういう交流があるのも学会の良さですね.
それでは学会参加した学生の感想です
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今回の学会では前回のPowerPointで発表ではなく、ポスター発表がメインということもあり、時間に縛られずにじっくりと議論ができ、多くの課題を得ることができました。多様な視点に触れることができたのは大変貴重な経験でした。
また、学会前日には他大学の学生との飲み会もあり、普段関わりのない様々な大学の修士、博士課程の方たちといろんな話ができました。今後、全国各地の学会で再会するようになっていくのだと思うと、とても楽しみです。研究発表だけでなく、交流の場としても多くの学びがあった有意義な学会参加となりました。今後の研究活動へのモチベーションも高まったのでいい成果を出して学会に出て次こそは賞を取れるように励みたいと思います。(M1土井)
初めての学会発表で、ポスターでの発表でした。博士の方も多く、自分の研究に対して様々な意見や改善点を貰うことができ、とても良かったです。また自身のポスター発表では、ポスターの内容や説明に関して伝わりにくい部分があったのでまだまだ改善していく必要があると感じました。普段のゼミ発表などで伝わりやすい発表やスライド作成を心がけていきたいです。今回、横浜の慶應義塾大学の日吉キャンパスで学会が行われました。やはり都心に近いのでたくさんお店があり徳島との格の違いを感じました。来世は横浜の高校生になりたいです。ありがとうございました。(M2 山路)
初学会かつ初横浜でした。他大学の修士の学生の方々や博士の学生の方々、教授の方々と、研究のことだけでなく、いろいろな話ができる貴重な機会でした。予想以上に自分の研究に興味を持ってくださる方が多く、たくさん質問もしていただき、本当にありがたかったです。また、自らの発表だけでなく、他の方々の発表を通じて専門分野以外についても学ぶことができ、とても勉強になりました。
来年のバイオエンジニアリング講演会は札幌で開催されるとのことなので、後輩たちには成果を出してぜひ参加してもらいたいなと思います。自分自身も、あと1年しっかり成果を出せるように頑張ります。ありがとうございました! (M2藤田)
越山が,東京で開催された第9回国際爆傷対処フォーラムでチュートリアル講演をしてきました.爆風により脳や肺がダメージを受けたのをどう評価・治療してあげるか?を真面目に研究する”爆傷問題”がテーマとなった国際学会です.(お笑いの爆笑問題とは別問題です.)越山が20年前に取り組んでいた衝撃波と生体膜の分子動力学研究(懐)が,現在の技術でどこまで進み,研究にどう生かせるようになってきたか,など英語で講演してきました.地道な研究がどこでどうつながるかわからないものですね.(写真は会場から撮影した新宿都庁です.コロナ禍以来の久しぶりの新宿でしたが,大都会でした! )
本年も,4月1日より新たなメンバー4人(山口晴哉,川嶋一翔,藤原良太,大内和哉)が越山グループに加わりました!早速,テンソル解析,e-typing,プログラミング課題に取り組んでいます.今年は徳大院が変則的な入試日程なのでどうするか,悩ましいですね.1年間でどこまで成長できるか.まずは賑やかな先輩に慣れて,がんばっていきましょう!
R6年度卒業の土井君が,卒業研究 第1回・2回中間発表優秀発表賞,卒業研究優秀発表賞,そして日本機械学会中国四国学生会 優秀発表賞の見事4冠を果たしました! これに甘んじることなく全国レベルの学会で戦っていきましょう.まだまだです.
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今回、中国四国学生会第55回学生員卒業研究発表講演会、第1回、第2回中間発表、卒業研究発表会の4つで優秀発表賞をいただきました。月1回の全体ゼミを通して、少しずつ人前での発表にも慣れ、緊張せずに自分の言葉で伝えられるようになってきたように思います。今回の発表賞4冠は、日々の積み重ねや、練習のおかげで達成できたと思います。これまで支えてくださった先生方や研究室の方達には本当に感謝しています。これからは、新しく入ってきたB4にたくましい背中を見せれるように、研究にも向き合っていきたいと思います!(M1土井)
2024年度の卒業・修了式がありました.宮崎君,高見君,角野君,藤田君の,なかなか個性的なM2の4名が旅立ちました.(藤田君は卒業式には出席せず写真に写っていません.らしい!)明るいノリの研究室にしてくれてありがとう.各々,新しいステージで輝いて出世してください! そして,B4は4人全員大学院に進学です! これから2年間ビシビシ鍛えるので,一緒に成長していきましょう!
M2藤田君が頑張った研究が工学向け数値計算研究専門International Journal for Computational Methods in Engineering Science and Mechanics誌から出版されました.我々の持つ技術の一つである肺微小構造数理モデリングを,動物種や発達段階によって生じる”呼吸細気管支”の構造を表現できるようにし,より数値計算への応用が高いものに拡張した研究です.オープンアクセスにしたので,世界中の誰でもどこでも読むことができます!それにしても,出版費が高いですねぇ...
それでは,藤田君の喜びの声を.
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M2藤田です。先日、私と越山先生で書いた論文が無事出版されました。自分の研究の成果がこうして形となってうれしいです!オープンアクセスとなっているので、だれでも閲覧することが出来ます。見てみてください。越山研に入った当初は右も左もわからず苦労しましたが、先輩方と先生のサポートもあり、研究を進めていくことが出来ました。最後に、こうして成果を上げることができて本当にうれしいです.ありがとうございました.
本年もよろしくです.年明けて,M2,B4は修士論文,卒業論文の追い込みの時期に入ってきます.理系学生が一番大変ですが,一番成長できる時期.体調壊さずに乗り切りましょう! っということで皆で新年会でした.肉寿司ウマッ!帰りには徳島で珍しく雪が積もりました.
M2 藤田君,宮崎君,M1安川君,古川君と越山で,12/14-15で神奈川県横浜市の横浜国立大学で開催された日本機械学会第35回バイオフロンティア講演会(バイオエンジニアリングに関わる研究を行っている若手研究者および大学院生を中心とした学会)に参加してきました!横浜国立大学周辺は意外と自然にあふれていました.機械学会のバイオエンジニアリング部門の若手中心の会で勢いがあり面白かったです.参加した学生のみんなも同世代から刺激を受けてよかったかと.
以下,学生の学会感想文です.
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学会発表では、ゼミでの練習などのお陰であまり緊張せずに発表することができました。しかし、発表前にハプニングが起きてしまい内心とても焦りました。こういうことが今後も起きる可能性があるので、焦らずに対応できるように成長したいです。質疑応答では今後の研究に役立てることを聴けました。この経験を得て、今後の研究を頑張りたいと思います。横浜では、横浜家系ラーメンを食べ、本場の家系ラーメンはレベルが違うことを実感しました。また、横浜の街並みが綺麗すぎたので、徳島もまちづくりを頑張って欲しいです。(M1 古川)
初めての学会発表で思ったより緊張してしまいましたが、普段の論文発表やゼミでの練習のおかげで無事終えることができました。質疑応答では、これから研究を進める上でタメになる視点を共有して頂けて勉強になりました。また、他の学生の研究発表を通して、刺激をうけたので、自分も研究頑張ろうと気持ちなりました。横浜は街並みが綺麗でびっくりしました。居酒屋では2回も謎の営業にあったので流石都会だなぁと実感しました。徳島も頑張って欲しいです。(M1 安川)
恐らく学生で最後となる学会発表でした。主に学生向けと言うことで他大学の方の発表や、質疑応答を見受けることができ、刺激を貰うことが出来ました。また自身の発表では、それなりに発表することは出来ましたが、質問内容への理解に少し苦しみました。齟齬が生まれないよう、相手の質問内容をよく理解してから答えれるよう落ち着いたコミュニケーションを取っていきたいです。今回横浜国立大学で、学会が行われました。横浜は横浜駅周辺が特に栄えており、1駅2駅離れると住宅街のような感じでとても住みやすい地域だと思いました。みなさん住むなら横浜ですよ。来年青森でバイオフロンティア講演会が行われるみたいなので、後輩たちが雪に埋もれながら発表すると思うと楽しみです。ありがとうございました。(M2 宮崎)
最後の学会発表ということで、いつも以上に準備して学会発表に臨みました。質疑応答には苦労しましたが、順調に発表を終えることが出来ました。研究のマニアックな部分への質問があり驚きましたが,前回別の学会で話を聞いて興味を持ってくれていたようです.発表後に訪れたみなとみらい周辺の街並みは綺麗で驚きました。最近、研究室内でインフルエンザが猛威を振るっているようなので、あと数ヶ月体調に気をつけて研究頑張ろうと思います。(M2 藤田)
兵庫県佐用町にある大型放射光施設Spring8で、M1古川君、B4西岡君、東京理科大学の世良先生のグループの方々,Spring8の技術者の方と一緒に実験してきました!Spring8とは?
山奥の広大な施設の設備を使った,ここでしかできない実験なので,感動するととともにしっかり成果につなげねばと思いました.
以下帯同した学生の感想です。
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前年同様、今年もSpring-8で実験をさせていただきました。前回とは少し違った実験を経験でき、貴重な体験ができました。これからの研究に活かしていきたいと思います。Spring-8内にあるコンビニエンスストアまで距離が遠かったこともあり、自転車で施設内を走行したのですが、大規模な実験施設であることを再認識しました。また、実験終了後に食べた穴子定食は最高でした。越山先生ありがとうございました。ぜひ、来年も参加したいです。(M1古川)
大学で初めてSPring-8での本格的な研究に参加したときは緊張しましたが、越山先生、古川さん、そして実験を率いてくださった方々のおかげで無事に撮影を終えることができ、とても良い経験になりました。また、自分の研究テーマに関連するデータも取得できたので、今後の研究に活かしていきたいと思います。移動途中で食べた穴子、人生で初めての山岡家のラーメンも最高でした。 (B4西岡)
10月に入って早速Dグループの卒業研究の中間発表がありました.参加している研究室の分野がバラエティに富んでいるので,B4メンバーは色々と刺激を受けたと思います.いただいたコメントや質問を参考にして,卒研をがんばって進めていきましょう!
越山が仙台市で開催された日本流体力学会年会2024に参加してきました.実は,越山は北海道大学工学部の流体系研究室出身です.今回はナノリポソーム形成に関わる研究を発表してきました.北大時代の先輩・同輩,恩師なども参加しており懐かしさも,厳しさも,刺激もいっぱい受けました.これにて秋の学会シリーズが終了です.学生さんたちの学会発表は,年末に控えています.こうご期待.
越山が京都大学医学生物学研究所新宅研究室主催の第2回生物流体セミナーで招待講演してきました.場所は,愛媛県今治市.しまなみ海道の真横でとても景色の良いところでした.話題提供は,現在M1古川君,安川君,B4吉富君,西岡君たちと進めている小児肺細葉バイオメカニクス研究の話をしてきました.他の発表者はがんをはじめ最新の遺伝子計測の話まで広く勉強になりました.使用言語は”英語”っということで,久しぶりに英語で発表しました.
越山が日本機械学会2024年次大会 (愛媛大学)でオーガナイザー,座長,講演者をしてきました.「衝撃波・超音波の医療・産業応用とその現象解明」 っというセッションで,M2角野君にも一部やってもらっている“衝撃波による脂質集合体の構造変化”の話題を話しました.他にも色々と研究に関わる情報が得られてよかったです.特別講演で元サッカー日本代表監督の岡田監督の話を聞いて,自分も頑張らねば!っと思った次第です.愛媛県では,蛇口をひねるとミカンジュースが出てくるのはガチでした!(写真)
生理・生体物理工学研究室として集合写真を撮りました!ガタイがいいのがそろってきました.B4は大学院試験,M1は研究と就活準備,M2は就活を終えて本格的に修士論文研究をがんばっていきましょう!
GW明けから松本グループと合同で輪読を開始しています.今年の本は「小説みたいに楽しく読める解剖学講義」です!生理・生体物理工学研究においては,数学・物理・工学だけでなく解剖学を理解することも重要です!隔年で生理学・解剖学など機械系では扱わない本も積極的に勉強しています.
2024.05/11-12に名古屋市で行われた,日本機械学会 第36回バイオエンジニアリング講演会に参加してきました.機械系のバックグラウンドを持ってバイオエンジニアリング研究を行っている日本中の研究者&学生が一堂に会する研究会です.M1古川君が,昨年Spring8で測定したin situ仔肺細葉データ(世界初!?)に関してショートプレゼン&ポスターで堂々と発表してきました.学会一日目にして体調を崩して大丈夫か!?っと思いましたが何とか回復して発表できました.旅先での体調不良はつらいですね.体調管理もしっかりしていきましょう!(写真は,基盤(B)でも協力頂いている,東工大の伊井先生に撮ってもらいました.ありがとうございます!)
では,学生の学会感想文です.
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今回初めてのポスター発表で,とても緊張していましたが話を聞きに来てくださった先生方がとても優しかったので,安心して発表することができました.質問に関しては難しい質問も多かったですが,こうしてみたらどう?のような提案が多かったので,とても参考になりました.これらの提案を今後に活かしていきたいと思います.他の方々の発表も非常に興味のある内容だったので,参考になりました.名古屋は手羽先や味噌カツなど美味しいものが多くて,また行きたいと思いました. (M1古川)
本年も,4月1日より新たなメンバー4人(西岡幹太,土井崇豊,吉冨聖矢,佐藤功大)が越山グループに加わりました!早速,テンソル解析,e-typing,プログラミング課題に取り組んでいます.すでに研究室になじんでる感があります.今年の4年生は朝型が多いですね.(M1,M2も朝早くきて研究しても良いんですよ!)まずは1年間でどこまで成長できるか.がんばっていきましょう!
2023年度の卒業・修了式がありました.M2が1名の中で,後輩たちを研究室でけん引してくれていた漁君が大学院を修了して徳島を離れました.新しい環境でも活躍して出世してください!そして,B4のみなさんはこれから2年間ビシビシ鍛えるので,一緒に成長していきましょう!
2024/3/15に京都市で行われた第31回バイオフィジオロジー研究会に参加してきました.主に呼吸器(肺)に関わる医療従事者の生の課題に対して,様々なアプローチ(我々のような医工学研究者を含む)でいかに解決することができるのか?毎年刺激的な話題で大変勉強になる会です.本年度のB4は全員肺に関連する研究を進めているので,研究推進のために一緒に参加してもらいました.修士卒業までには,この場で発表してもらうほど成長してほしい!
では,学会参加の感想文です.
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初めて学会に参加させていただきました。今回は、社会人の方々が主に発表されていた学会であったため、内容も難しかったのですが、その分、プロの発表技術を生で見ることができとても刺激をもらうことができました。また、研究内容に関しても自分達の研究と似ているところがありとても勉強になりました。特に、「肺気腫の形態的特徴と肺拡散能との関連」は興味深かったです。次に学会に出席する時は、自分が発表する番になると思うので、今回の学会で学んだことを活かして頑張りたいと思いました。(B4安川)
初めての学会参加として、呼吸器病学に関わる研究を行なっている京都大学の先生方を中心としたバイオフィジオロジー研究会に参加させてもらいました。様々な先生の発表を聴講することができ、難しい用語が多く自分はもっと勉強しないといけないと痛感しました。スライドの作り方や話し方など実際の学会はどういうものなのかを知ることができてとても良い経験になったと思います。今後の自分の研究発表に役立てたいと思います。また、間質性肺炎による蜂巣肺と捻髪音の研究に関して面白いと思いました。今後も自分の研究についても頑張っていこうと思います。(B4山路)
2024/3/5-7に北九州市で行われた2023年度衝撃波シンポジウムに参加してきました.国内の一流の衝撃波研究者が集う学会でM1角野君も頑張って発表しました.本質的な質問から,技術的なものまで様々な意見をいただき参考になったと思います.他の講演も宇宙開発に関連した研究があったり色々と刺激がありました.
(写真上は,会場入り口で塚本先生に撮っていただきました.ありがとうございます.写真下は会場最寄り小倉駅7-8番ホーム名物の立ち食いうどん「かしわそば」.甘めの味付けで大変美味しかったです.)
では,学生の学会参加の感想です.
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学会発表は初めてだったので不安でしたが、練習を重ねたおかげで発表自体はそれなりにできたと感じました。質問は難しい内容のものが多く、学会の恐ろしさを思い知らされました。それでも、様々な意見をいただくことができたので今後に生かしていきたいです。今回は衝撃波シンポジウムということで衝撃波に関する様々な研究の発表があり、参考になりました。北九州は小倉城があり、飲食店も多くとても良い街でした。(M1角野)
寒中見舞い申し上げます.現在,M2,B4は修士論文,卒業論文の追い込みで頑張っています.理系学生が一番大変で一番成長できる時期.体調壊さずに乗り切りましょう! っで,今回は宣伝です.国立大学55工学系学部ホームページの工学ホットニュースにおいて,研究室メンバーと取り組んでいるナノサイズ小胞の研究が紹介されています! 「工学」っといっても幅の広い研究に取り組んでいることが伝わればなと.
M1高見君と越山で,12/16-17で山口県宇部市で開催された日本機械学会第34回バイオフロンティア講演会(バイオエンジニアリングに関わる研究を行っている若手研究者および大学院生を中心とした学会)に参加してきました!学会前日は12月にもかかわらず20℃越え,そして最終日は吹雪に見舞われ結構大変でした.M2漁君も有終の美を飾るために参加予定だったのですが,流行り病で参加できず,急遽越山が代演しました.高見君は,オールアウェイのセッションでがんばって発表していました.今後に生かしてもらえばと思います.そして,同じく徳島大学から参加していた佐藤研のM2の学生さんがバイオフロンティア若手優秀講演賞受賞していました!確かにすごく良い発表でした.おめでとうございます!
では学生の学会参加の感想です.
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初めての学会発表でしたが、普段のゼミでの発表経験のおかげであまり緊張せずに発表に臨むことができました。しかし、発表するときのハプニングの際に焦ってしまったので、落ち着いて対処できるようにしたいです。質疑応答ではタメになる質問を頂けて勉強になりました。様々な人の発表を聴講することができたので、吸収するべき部分も見つけることが出来たので良い刺激になりました。山口県宇部市はエヴァンゲリオンの聖地だったので,会場の山口大学工学部から徒歩5分の「ときわ公園」にあるロンギヌスの槍を見ることが出来て良い思い出になりました。(M1高見)
兵庫県佐用町にある大型放射光施設Spring8で、M1藤田君、B4古川君、そして東京理科大学の世良先生と実験してきました!Spring8とは?
最寄りのコンビニまで車で15分ほどかかる山奥にある巨大な研究施設に3日間泊まり込んでひたすら実験ということで、”大学で研究がんばってるぞ!”感がありました。実験は世良先生や技術スタッフさんのおかげでおおむね順調に行きました。ありがとうございます。実験途中から,学生たちも「この画像はキレイにとれてる.」とか「いまいち,汚いですね」っとか普通に判断できるようになっていったのは驚きでした.
以下帯同した学生の感想です。
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Spring8に行ったことにより、最先端の技術にふれることができて、とてもいい経験ができました。卒業研究のためのデータも手に入り、これからの研究に活かしていきたいと思います。食堂や宿舎もとても使いやすくて、宿舎に関してはアメニティなども豊富であり、食堂のご飯は温かくて美味しかったです。ぜひ、もう一度利用したいと思いました。 (B4古川)
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今回、SPring8で実験をしてきました。Spring8に到着した際には施設の広さに驚きました(甲子園球場の何十倍にもなるらしいです)。施設の周囲は自然豊かであり、施設を移動する際には鹿が現れたり、紅葉も観ることができました。実験に関しては、自分の研究テーマであるモデリング研究とは違い、データを取得する実験的な研究の大変さを感じました。今回の実験データを今後の研究に活かしていきたいです。 (M1藤田)
M2漁君,M1宮崎君,藤田君の3人と10/25-27で愛知県豊橋市で開催された日本機械学会第36回計算力学講演会 に参加してきました!国内の機械系研究室の教員や学生が最新の研究を発表するなか,学生の皆さんも負けずに堂々と発表してきました.色々と刺激を受けたと思うので,この経験を生かして成長していきましょう!個人的には,菊池昇先生の特別講演に感銘をうけて,これから頑張らねば!っと気持ちを新たにしました.(今回は集合写真を撮れました.大阪大学の大谷先生,撮って頂いてありがとうございます.)
以下は学生の学会参加レポートです.
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久しぶりの学会発表だったのでかなり緊張しましたが,聴講してくださった方々から多くの質問を貰えたので,研究内容はしっかりと伝えることができたと思っています。本番ではかなり早口になってしまっていたのか、発表時間が予定よりも余り気味になっており、発表内容を飛ばしてしまったのかと不安を感じたので、もっとしっかり練習を重ねることが重要だと改めて実感しました。また、さまざまな学生の発表を聞くことで良い刺激となり、今後、より一層研究に力を入れていこうと感じました。晩御飯に食べた”ひつまぶし”がおいしかったです。(M2漁)
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学会参加は2回目でオーラル形式での発表は初めてでしたが、普段のゼミと同じような感覚で、緊張せずに発表できました。聴講者からの質問に対しても適切に回答できたと思います。他プログラムでは生体組織に関して様々なモデリングが提案されており(血管、心臓など)、特に大腸のモデリングは独創的で面白いと思いました。今後、また学会参加できるように、より肺モデリング研究を進めたいと感じました。(M1藤田)
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はじめての学会だったので緊張しましたが、何とか発表することができてよかったです。質疑応答では少し詰まってしまい悔しい部分もありましたが、いい経験になりました。また、興味を持って質問してくれる方が何人かいたので良かったです。豊橋は割と田舎で学会の空き時間に特にすることはありませんでしたが、ひつまぶしがとてもおいしかったです。機会があれば次は特上のひつまぶしが食べたいです。(M1宮崎)
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ひつまぶし:蒲焼にしたウナギの身を切り分けた上で、お櫃などに入れたご飯に乗せ(まぶし)たものを、食べる側が茶碗などに取り分けて食べるのが基本的なスタイル.どうやら豊橋うなぎというブランドのようですね.越山食べそびれました...
徳島大学に来て以来,学生さん(2019卒小谷君,2021卒渡部君,2022卒仲田君)たちと地味に計算をしていたナノベシクル形成論文がやっとまとまりした!ナノベシクルを狙って形成させるには,その材料の脂質組成をいじって局所力学物性を制御すればOK!っというアイディアを形にしました.このテーマは研究費がなかなかつかず,手前のPCだけで完成させたので時間がかかった...脂質ダイナミクスの大事なアイディアを共創してくれた仲田君を共著にできたのもうれしいです.(予備計算を行ってくれた学生さんも謝辞に入れて名を残せました.)
仲田君からのコメントが届きました!
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今年の3月に修了した仲田です。この度、自分が共著の論文が出版されたと聞いてとても嬉しいです。3年間PCと向き合って少しずつ研究を進めた甲斐がありました。論文の執筆と3年間様々なアドバイスをいただいた越山先生には感謝しかありません。研究室の後輩たちには今後さらに発展させていってほしいと思います。ありがとうございました。
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関連動画を上のYoutubeにアップしています.
大阪大学の重松先生と共同で研究していた「コレステロールを含む生体膜は,なんでこんなに丈夫なの?」っというシミュレーション研究のほぼラストパート(論文リンク)です.重松先生が学部生のころから始めてもらって,苦節10年ほど.少し昔の日本語での解説もあります.益々,活躍してもらえばと思います!
越山が日本機械学会2023年度年次大会(東京都立大学)でオーガナイザー,座長,講演者をしてきました.「衝撃波・超音波の医療・産業応用とその現象解明」 っというセッションで,M1角野君にも一部やってもらっている“衝撃波によるナノリポソーム構造変化”の話題を話しました.都立大は,入り口にアウトレットモール,建物はバブル建築でコンクリ打ちっぱなし&謎アートっという感じですごかったです.来年は,我らが四国愛媛開催予定!(写真は,移動中の駅ホームで撮影した”修学旅行”表示の東海道新幹線です.)
そういえば,すっかり忘れていましたがGW明けから松本グループと合同で輪読を開始しています.今年の本は「フラクタルの物理」です!生理・生体物理工学研究においては,生体の構造パターンがどのように生命現象と関わっているかを考えるのがキモであり,その構造パターンを数理的,物理的に考えるヒントとなるのが”フラクタル”です.難しいところもありますが,しっかり勉強して研究にも生かしていきましょう.
生理・生体物理工学研究室として集合写真を撮りました!B4は大学院試験,M1は研究と就活準備,M2は就活を終えて本格的に修士論文研究をがんばっていきましょう!
大阪大学の重松大樹先生と共同で研究していた「せん断流れによる脂質膜うねり抑制」の分子レベルのメカニズムの論文が,米国物理学協会(AIP)の専門誌「The Journal of Chemical Physics」より出版されました.(今だけ限定,無料で読めます.)
超絶マニアックで,「分子間力がどのように働いて抑制力を働かせているか?」を明らかにした論文です.重松先生の素晴らしい仕事です.
仙台で開催された日本機械学会第35回バイオエンジニアリング講演会に,M1藤田健佑と越山が参加してきました.機械系のバックグラウンドを持ってバイオエンジニアリング研究を行っている日本中の研究者&学生が一堂に会する研究会です.M1藤田君が,開発中の肺微小構造モデリングの進捗についてショートプレゼン&ポスターで堂々と発表してきました.色々と意見をもらえたと思うのでぜひ研究に生かしていきましょう.(会場入り口で写真を撮るのを忘れました...っということで,藤田君と食した仙台名物の牛タン定食の写真をUPしておきます.テールスープと麦飯も上手かった.)
以下,学会参加の感想です.
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初めての学会参加ということで,発表前はすごく緊張していました.しかし,始まってみると先生方との距離が近く,研究について楽しくディスカッションをすることが出来ました.あと,発表前日の空き時間に,伊達政宗像を見てきました.実物は想像以上に大きいですね.次どこの学会に参加することになるかは分からないですが,また発表できるように,今後も研究を頑張っていこうと思います.(M1 藤田)
4月前半から新たなメンバー4人(藤田聖哉,山路凌大,古川竣也,安川拓実)が越山グループに加わりました!早速,テンソル解析,e-typing,FEBioの予備課題に取り組んでいます.コロナ明けということで,研究室に来て活動するっというのを習慣づけて,まずは1年間でどこまで成長できるか.がんばっていきましょう! ちなみに,新歓を生理生体物理工学研究室として松本先生グループと合同で開催しました.(写真を撮り忘れました...)
本日は,徳島大学理工学部,大学院創成科学研究科理工学専攻の卒業式でした!卒業おめでとうございます!修士卒の学生は,社会にでてますます活躍していってください.また,学部卒の学生は,あと2年ほどですが,しっかり鍛えますので成長していきましょう.コロナでここ数年は卒業式らしきものもありませんでしたが,ようやくできるようになってきました.
2023/3/8-10に茨城県つくば市産業技術総合研究所で行われた2022年度衝撃波シンポジウムに参加してきました.残念ながら学生の発表はなく,越山が衝撃波医療に関わる地味な基礎研究をしゃべってきました.医療分野に限らず,様々な話題(宇宙関係とか)もあり刺激がありました.(写真は,H3ロケット打ち上げ失敗で意気消沈していたJAXA(会場隣)です.まだまだ頑張って欲しいものです.)
B4の宮崎涼輔くんが2/15に開催された徳島大学理工学部機械コース卒業論文審査会Dグループのプレゼン賞第一位を獲得しました!!本賞の受賞は昨年の漁君に続いて二人目です.最後まで粘って発表資料の準備をして,伝わる発表ができるようになってきました.(賞状などは後ほど)
本人コメント:この度,卒論審査会で1位を獲得することができました.越山先生をはじめ、先輩方に指導していただいたおかげだと痛感しています.本当にありがとうございました.
激闘の1月,2月を乗り切り,ようやくひと段落ついてきました.あとは,審査結果を待つのみです.みなさん,よく頑張ってきました.さすがに,研究室に人はいません.(写真はややくたびれた研究室...)
2023年に入って早3週間ほどたってしまいました.B4は新年早々1/5から卒研論文中間発表が対面で開催されて忙しい日々に入っています.ここから1か月ほどが理系学生が一番辛く,また成長できる時期です.頑張って乗り切っていきましょう.
神戸大学で行われた,バイオフロンティア講演会「バイオエンジニアリングに関わる研究を行っている若手研究者および大学院生を中心とした学会」に,越山グループの修士一同が参加してきました!色々と刺激を受けたと思いますので,今後の研究や人生に生かしてもらいたいです.越山は熱力学に関わる教育セッションをオーガナイズしました.熱力学・統計力学を生かしたバイオエンジニアリング研究が盛り上がるきっかけとなることを祈っています.(写真は,実行委員長の神戸大学今井先生にシャッターを押してもらったエントロピー高めバージョンの写真です.)
~~~感想1~~~
先日,第33回バイオフロンティア講演会に参加し,研究発表をしてきました.前回の第32回では,オンラインでしたが,今回,現地で参加し,学会の雰囲気を感じることが出来ました.越山先生が行っていた熱力学に関わる教育セッションがとてもおもしろく,とても勉強になりました.学部時代に習った熱力学は,ほんの一部分であり,様々な熱力学があると言うことを知れたのが今回の収穫のひとつです.また,今回の発表は,前回より上手く出来たかと思いますが,まだまだ研究も発表も課題点が多く,修士論文の発表までに改善していきたいと思います.そして,発表でいただいた質問や経験を活かして,今後も精進していきたいと思います.(M2 木下)
~~~感想2~~~
先日,バイオフロンティア講演会で研究発表を行いました.対面での学会発表は初めてで,かなり緊張しましたが,聴講してくださった方々から多くの質問を貰えたので,発表自体は上手く伝わったのかなと感じています.しかし,質問に対して上手く返答できないこともあり,力不足も感じたので,もっと自分の研究を理解しないといけないと思いました.また,他の学生や先生方の発表内容や発表技術もいい刺激になり,今後の活動に繋げていきたいです.(M2 岸上)
~~~感想3~~~
初の対面学会で緊張して少し早口になってしまい,発表時間が少し短くなってしまったのが反省です.質問にももう少し上手く答えることができたと後から感じました.この経験を今後に活かしたいと思います.一方で発表の際に研究について貴重な意見を頂くことができたり,様々な研究発表や特別セッションを聞くことができ,研究分野の知識の幅が広がったと感じました.残り短いですがこれらを活かして研究に励もうと思います.(M2 仲田)
~~~感想4~~~
先日,バイオフロンティア講演会に参加し,研究発表を行いました.初めての学会発表ということもあり,とても緊張をしました.自分の発表を行っている最中に何人か頷く動作をしてくれている方がいたので,多少は研究内容が伝わっているのかなと思いました.しかし,緊張から,質問対応の際に上手く自らの考えを伝えることができていなかったように感じ,他の学生との発表の技術面における差,自らの研究の課題点等様々なことに気づくことができ,非常に良い経験になりました.(M1 漁)
越山が日本機械学会2022年度年次大会(富山大学,現地開催!!)でオーガナイザー,座長,講演者をしてきました.「衝撃波・超音波の医療・産業応用とその現象解明」 っというセッションで,衝撃波によるナノリポソーム構造変化の話題を話しました.衝撃波医療に関わる分子シミュレーションを始めて20年ぐらいたちますが,少しづつ世の中も進んでいます.久しぶりの対面学会でしたが,やはり直接情報交換するっというのは大切だなっと思いを新たにしたところです.(写真は富山駅前で食した富山ブラックラーメンです.桃鉄だと毎年賞を獲得できるおいしい物件.)
生理・生体物理工学研,松本・越山グループの集合写真です.年々撮影時期が早まってきているような.B4のみんなは大学院入試に向けてがんばっていきましょう!
院試前のB4卒業研究の進捗報告として,生理・生体物理工学研究室,バイオメカニクス研究室,先端フォトニクス研究室と合同で卒研中間発表会を行いました.B4初めての発表でしたが頑張って発表していました.これからです.
恒例の松本グループとの合同輪読がオンラインで始まりました.過去は「連続体力学」,「最適化数学」,「機械学習と深層学習」と理工系の教科書を読んできましたが,今年度はそう,「生理学」です!! 医工学技術開発に関わる研究が多い我々にとっての基礎体力みたいなものです.それに加えて,医学系特有の言葉遣いや考え方も学んでいければなと思います.教科書はなるべく平易なものということで,医療系各学科の1〜2年生におすすめの「N教授の生理学講義ノート」です.理工系の人が読んでも結構読みやすいのでは?! がんばっていきましょう.
4月前半から新たなメンバー4人(角野友梧,高見雄大,藤田健祐,宮崎涼輔)が越山グループに加わりました!早速,テンソル解析,e-typing,C言語orPythonの予備課題に取り組んでいます.まずは1年間でどこまで成長できるか.がんばっていきましょう!
昨年度卒業したM2石川君が頑張った研究が肺研究専門誌Respiratory Physiology & Neurobiology誌から出版されました.我々の持つ技術の一つである肺微小構造数理モデリングを様々な外形状を持つ肺微小構造を表現可能な形に拡張し,さらにその構造の特徴を考えました.
本人コメント:この3月に越山研を卒業した石川です.去年からずっと越山先生と投稿論文を作成していたのですが,3月の末にアクセプトされ無事出版されました.僕は,ひそかに大学院在学中の目標として,原著論文を持つことを掲げていたので,卒業までにギリギリ目標が達成できました.歴史に名が刻めました.うれしいです.と言っても,ほとんど先生の力であり,僕は体験させてもらったといった感じです.とても感謝しています.越山研に入ってよかったです.そこそこやる気のある後輩にはぜひおすすめしたいです.大変お世話になりました.
M2(本年度終了)石川敦己君が令和3年度徳島大学学生表彰を受賞しました.残念ながら本人は就職のためすでに離徳しており表彰式には参加できませんでしたが良かったです.
本人コメント:とても楽しい2年間でした!
B4の漁晋太郎が2/16に開催された徳島大学理工学部機械コース卒業論文審査会Dグループのプレゼン賞第一位を獲得しました!! 中間発表を通して徐々に説得力のある発表ができるようになってきました.(賞状が届きました!)
本人コメント:B4最後となる卒論発表で1位を取ることができ驚いています.これまでに学んだことを活かして、この先も精進していこうと思います.
M2石川 敦己君が,2021年秋に開催された日本機械学会第34回計算力学講演会で発表した肺細葉数理形状モデリング研究が,「内容が有益で新規性があり,また発表の態度に優れ,若手研究者として将来の発展が期待される」とのことで,日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を獲得しました!!おめでとうございます!
研究に関しても発表に関してもどうしたら伝わるか色々と考えて努力していたかと思います.いつも報われるとは限りませんが,真面目にがんばっていると時々良いことがありますね.はじめの一歩の名台詞を思い出します.
では授賞の喜びの声をどうぞ.
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M2の石川です.2021年の9月に行われた「日本機械学会 第34回計算力学講演会」で,日本機械学会若手優秀講演フェロー賞というものを受賞させていただきました.ありがとうございました.ここ最近の出来事で一番うれしいです.僕は,一部界隈でプレゼンうまいキャラだったのですが,いかんせん受賞歴などはなく,中身が伴ってるのかずっと不安でした.今回,このような賞をいただけて少し自信が持てるようになりました.研究や発表の指導をしていただいた先生や研究室のメンバーにとても感謝しています.今後も精進していきます.ありがとうございました.
皆さんあけましておめでとうございます!(と言ってももう1/18こえてますが).1/12,13にオンラインで開催された日本機械学会第32回バイオフロンティア講演会(オンライン)において,M2の草野君,M1の岸上君,木下君,仲田君の4名が研究を発表してきました!.M1の3名が初学会発表ということでしたが頑張って発表していました.M2の草野君は2回目ということで結構落ち着いて発表していたかと思います.この講演会は,日本機械学会のバイオエンジニアリング部門の若手を対象とした研究発表会で,色々と刺激になったと思います.この調子で研究を進めていきましょう!!
っということで恒例の学会参加感想文を書いてもらいました.
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先日バイオフロンティア講演会で研究発表をしてきました.現地ではなくオンラインでしたが,使用したoviceというソフト上で観覧席等が設定してあり仮想的に発表の雰囲気を感じられたのでいい経験ができました.発表はこの講演会が自身2度目ということで,1度目より上手くできたと思いました.でも伝わっていない点があったので話の組み立て方を改善するのが今後の課題です.(M2草野)
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先日,初めて学会で研究発表をしました.oViceというツールを使ったオンライン開催で,自分のアバターを動かし,バーチャル空間上の部屋を移動して,発表を行ったり聞いたりする形式でした.馴染みのあるTeamsやZoomを使ったものとは違い,新鮮でした.
生体工学に詳しい先生がたくさんいる中での発表だったのですが,オンラインということや発表者の多くが同じ学生ということもあり,思ったより緊張しませんでした.質疑応答が一番不安だったのですが,回答の質が良かったかは置いておいて,しっかり自分の考えを言えたと思います.この学会を通して,少し自信がついた気がするし,もっと研究テーマについて理解しようと思いました.あと,学会に参加している先生たちはお堅い人が多いのかなと思っていたのですが,面白い人が多かったです.(M1岸上)
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今回,第32回バイオフロンティア講演会に参加しました.初めての学会という場で,研究発表をしました.学会準備のため,越山先生には何度もミーティングをするために時間を割いてくれたことに対してとても感謝しています.今回,学会に参加し,他の大学の学生の発表を聞くに当たって,同じような研究をしている学生の発表についてはある程度理解する事ができ,少しは成長しているのかなと感じました.しかし,自分自身の研究に対して不足している部分が多くあることにも気がつきました.また,研究発表の際に,他の大学の先生方から質問を受け,自分の研究に対してまだまだ考えることが多くあることに改めて気が付くことができました.今後とも,自分自身の研究に対してより理解を深め,今不足している部分を補い,今後も精進していきたいと思いました.(M1木下)
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初の学会でしたが,ギリギリ及第点ぐらいの発表はできたかなと思います.生体医工学という周りでやっている人が少ない分野でしたが,参加者も150人ほどと多くて驚きました.教授の方たちも厳格な感じではなかったので想像よりは緊張しませんでした.経歴紹介の話も面白く,人生何とかなるものなんだなと感じました.また,他大の人の発表を聞けたり,他大の教授から意見を頂けたりと有意義な時間でした.今回頂いた意見などを参考にし,今後も研究に励みたいと思います.(M1仲田)
oviceによるMeetingルーム
M2の石川 くん,堤 くんがアジアー太平洋地域のバイオメカニクス研究者が集まる国際学会(オンライン)で発表してきました!二人とも英語でしっかりとコミュニケーションをとりつつ堂々と研究発表をしていました.いろいろと刺激を受けて良い経験だったと思います.修士修了まであと少し.この調子でがんばりましょう!
っということで参加した石川君,堤君に国際学会感想文を書いてもらいました!
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先日,アジア太平洋バイオメカニクス会議という国際学会に参加してきました.オンライン開催だったのですが,ZOOMだけではなく,Gatherというアプリでドット絵のアバターを操作してポスター発表を聞くという形式でした.最近の技術はすごいもので,ブース内の人や近くの人の音声だけ聞こえて会話ができ,サマーウォーズのOZみたいな感じでした.
はじめて英語で発表しましたが,日本語とそんなに変わらずできました.練習をしておけば,発表自体は何とかなるもんだと思いました.しかし,英語での質疑応答が大変で,用意していたことか簡単な内容しかスムーズに話せませんでした.もっと英語力を向上させることも大事だなと痛感しました.がんばります.(M2石川)
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初めての国際会議ということで、かなり緊張していたが、スムーズに進める事ができたと感じています。多くの人が自分の発表に来てくれて、正直驚きましたが多少は自分の研究を理解してくれたと願ってます笑。それ以外にも、Yamaguchi Medalを獲った優秀な方々や他の発表者たちから学べることがたくさんあったので、それらを活かしながら今後の発表などに繋げていけばと思います。(M2堤)
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松本/越山グループ合同の集合写真です.今年度は比較的早く撮影することができました.合同の懇親会は・・・まだしばらく我慢ですかね.皆さん卒論・修論の締め切りに向けて頑張っていきましょう!
R3年度第2回卒論審査会Dグループにおいて、B4の宇治川君が1位となりました!
本人から一言:「結果を見て驚きました。中間発表だけでなく、この調子で卒論発表も頑張っていきたいと思います!!」
大学院入試を終えてわずか1か月ほどでしたが,しっかりプレゼン出来てきました.プレゼン技術は大事です.引き続き頑張りましょう!
Our collaboration with Prof. Feng's group at Oklahoma State University has been published in Physics of Fluids, one of the top journals in fluid mechanics. They have done some very solid work on CFD analysis and have a very nice view of particle deposition taking into account the deformation of the lung airways. Our mathematical acinus model is contributing to the numerical analysis of fluid dynamics at the acinus level. Excellent work!!
オクラホマ州立大学のFeng教授のグループとの共同研究が,流体力学のトップジャーナルの一つであるPhysics of Fluidsに掲載されました.彼らはCFD解析において非常に堅実な仕事をしており,肺の気道の変形を考慮した粒子沈着について新たな知見が得られています.我々の開発した肺細葉モデルは、肺細葉レベルでの流体力学の数値解析に貢献しています.素晴らしい仕事です!
越山グループM2の石川君が肺細葉モデリングの研究成果を引っ提げて日本機械学会第34回計算力学講演会に参加してきました.
早速学会発表の感想文を書いてくれました!
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M2の石川敦己です.先日,計算力学講演会で研究成果を発表しました.僕の研究は,肺の力学現象をシミュレーションするためのモデル開発であり,力学,生理学,情報工学などの様々な分野に関わる研究になります.今回参加した学会は,コンピュータ系の話が望まれていると思ったので,生理学的側面は前面に押し出しすぎず,コンピュータ系の質問にも答えられるように準備を行いました.しかし,実際に発表を行うと,現実の肺細葉との比較に関する質問が多く,コンピュータ系の質問はありませんでした.そもそも分野以前に,モデルを作れば,実物との比較は常識です.なので,そこを詳しく話すことは,重要なことでした.もしくは,コンピュータ系の話を,質問に答えられるようにするだけでなく,前面に押し出した発表を行えば,もう少し活発な議論が行えたのかなと思います.分野によって求められている内容は変わってくるので,それを意識して発表を考えましたが,分野以前の,研究における大事な視点が発表に抜けていたなと感じました.12月に,別の学会に参加するので,その時は今回の反省を活かした発表を心がけようと思います.
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次は国際学会に挑戦です.がんばっていきましょう!
閑話休題
残念ながら今回もオンラインでした.本来なら北海道大学(札幌)で開催でした.行きたかったですね.さて,写真は,北大構内にあるポプラ並木です.実は越山の北海道大学でB4のテーマはこのポプラ並木にまつわる樹木まわり流れを計測するガチガチの流体研究でした.懐かしい.
越山が日本機械学会2021年度年次大会(千葉大学,オンライン開催)でオーガナイザー,座長,講演者をしてきました.「衝撃波・超音波の医療・産業応用とその現象解明」 っというセッションで,高圧力デバイスで生体膜に生じる分子レベルの構造変化の解析結果に関して報告してきました.(波動というか静圧じゃんというガチな突っ込みはおいておくとして)波動・圧力負荷デバイス開発エンジニアの皆さんの知的刺激になってくれたらなと.論文にまとまるにはもう少し必要かなという感じで引き続きがんばります.次こそは学生が学会発表してくれる予定なので乞うご期待.
徳島大学理工学部の「科学体験フェスティバル」で子どもたちに科学の楽しさを感じ,科学への志をもってもらいたい!というわけで家庭でできる簡単科学実験の動画配信に協力しています.細胞の力学モデルとして有名なテンセグリティモデルをストローと輪ゴムで作るという実験です!(動画は一発どりだったので,少々のNGは見逃してください.作製が少し難しいところがあるので,忍耐=「にんたい」という言葉を使ったのですが,果たして小学生にわかるかどうか不安です...)
越山が日本機械学会第33回バイオエンジニアリング講演会でシンポジウム講演をしてきました.本会は,シンポジウム発表で学生さんは残念ながら発表はありませんでした.ここ3年間,科研費を頂戴して研究を進めてきて「小児肺細葉バイオメカニクス」の研究から,M2の石川君,草野君が頑張って進めてくれている研究も紹介してきました.小児肺のモデリング手法を有名映画に例えて紹介し,やや反応が微妙だったものの,今後の展開を期待されるものになったかと思います.(オンライン講演でしたが,本当なら写真の東京大学で開催のはずでした.)
毎年恒例の松本グループとの合同輪読がオンラインで始まりました.毎年,連続体力学や最適化数学などの固い内容をやってきましたが,今年度は,そう「機械学習と深層学習」です.松本先生,越山の研究テーマとは今のところそこまで関係は深くありません.が,機械コースとは言え,四力学(熱力学,流体力学,材料力学,機械力学)だけで勝負できる時代ではなくなる!という勝手な思い込みで今年度はこの教科書になりました.(単に流行に乗っただけでは決してありません.)輪読向きかどうかはやってみてからのお楽しみということで頑張っていきましょう!
すっかり更新を忘れていました.新B4の宇治川,浦田,漁,渡部の4名が研究グループに配属されて,4月早々から総勢10名ですでに研究室活動をしています.新B4はテンソル解析演習とe-typing,C言語のオンライン学習からスタート.4月中は先輩のゼミ発表を参考にしつつ自分の卒業研究選びをしています.絶賛リモートワーク実施中です.一年間がんばっていきましょう.
越山グループB4の岸上,木下,仲田,藪野が学士学位審査の最後卒論審査会に参加しました.遠隔+対面ハイブリッドの審査会でした.緊張した部分もありましたが良くがんばっていました.修士課程に進学する学生は,指摘されたところをさらに磨き上げていきましょう.
本年もどうぞよろしくお願いします.すごく今更ながら,松本/越山グループ合同の集合写真です.こうやって見ると結構大所帯ですね.いい感じにぼけているのが良い感じ.皆さん卒論・修論の締め切りに向けて頑張っていきましょう!
越山グループM1の石川,草野,堤の三人が,人生初の学会発表をしてきました.zoomによる遠隔形式でしたがみんな頑張って準備して発表してきました.来年はぜひ対面で行きたいですね.
では学会の感想をM1を代表して石川君から...
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M1の石川です.2020年12月12日に初めて学会で研究発表をしました.今回の学会は生体工の先生が多いと聞いたので,しっかりと準備をしたのですが,そもそも僕の研究は日本でも同じ専門分野の人が数人しかいません.なので,厳しい質問が飛んでくることはありませんでした.しかし,僕の説明不足で,一部理解してもらえていなかった部分があったようでした.僕の勝手な持論ですが,研究発表の質疑応答は,研究内容の補足をする場ではなく,自分の仮説と相手の仮説をぶつけ合って自分たちの論理を洗練したり,新しい視点を見つけたりする場だと思っています.それには発表で説明不足はあってはならないことだと思います.今後は他分野の人でも理解できるくらい分かり易い説明ができるように精進しようと思いました.
液体ジェットを利用した新しい注射器や血液循環補助ポンプでは非生理学的な流れが誘起されています.このような環境で細胞はいかに破断するのかを分子レベルの物理化学と流体力学をまとめて考えた論文がPhysical Review Eより出版されています.大阪大学基礎工学研究科の重松大樹先生を中心にまとめられました.ケルビンーヘルモホルツ不安定を分子レベルまで拡張したマニアックな研究です.
新B4が越山グループに配属されました.1年間しっかりがんばっていきましょう!
越山グループ4名と松本グループの3名の有志で徳島市を見守る山,「眉山」を登ってきました.いきなり急登でどうなるかと思いましたが,あっさりと40分ほどでロープ―ウェイ山頂駅へ.本当の眉山の山頂はさらに30分ほど行かねばならなかったのですが,途中まで行きかけたものの日没の恐れで引き返してきました...来年は剣山!っと大きくでましたが果てさて...
2019/07/16 令和元年度卒業研究第1回中間発表会が開催されました.
越山グループB4生4人が,徳島大学工業会館の一室を借りて行われた卒研中間発表会で人生初(?)の発表をしてきました.まだまだ,卒研始めたばかりで,わからないところも多いですがガンバって進めて行きましょう!
2019/06/28 肺細葉の力学解析論文が出版されました.
CT画像から作製したマウス全肺細葉実形状構造モデルを用いた力学解析の論文が,ついに出版されました.っといってもアクセプトされたのは一年前の大阪大学時代の仕事です.この研究は,CT実験は九州大学の世良先生,画像からの構造モデルの構築には大阪大学の和田先生,Xiao博士(和田研博士卒),西本君(大阪大学,和田研修士卒)と越山,有限要素法解析は首都大学東京の伊井先先生と西本君と越山,研究デザインは和田先生,越山で行っており「ザ・共同研究」として一人で絶対できない研究で気に入っています.
Cite this: Clinical Biomechanics. 2019, 66, 32-39
2019/06/10-12 6th International Conference on Computational and Mathematical Biomedical Engineering に越山が参加してきました.肺細葉の力学解析を肺細葉構造の数理モデルを使っていかに再現できるか?という話題を提供してきました.
2019/05/13 生理・生体物理工学研松本グループ,ポストLEDフォトニクス研究所 高成グループと共に本年度の輪読が始まりました.本年度は,基礎を見直そうということで,「連続体力学の話法」清水明比古著,森北出版株式会社を扱っています.
2019/05/10 越山グループB4の研究テーマ(仮)が決まりました.これからがんばっていきましょう.
2019/04/18 サイト仮オープンしました.
2019/04/01 生理・生体物理工学研究室越山グループが発足しました.
2019/03/19 ナノリポソーム論文が採択されました.
ナノリポソーム形成に関して,局所的な脂質成分を変えることによるバイセル―ベシクル形成の促進を分子レベルで明らかにしました.この知見を基にしたナノリポソーム製剤開発などの応用分野への波及効果が期待されます.詳細はこちら
住所
〒770-8506 徳島県徳島市南常三島町2-1 徳島大学 常三島キャンパス 機械棟