マイクロフィルム目録

• 滋賀県立大学と大韓民国国史編纂委員会との学術交流協定に基づき、2003～2004年度に朴慶植文庫のマイクロフィルム撮影が行われました（撮影対象資料の選定は国史編纂委員会が行いました）。そのマイクロフィルム撮影時に作成したリストです。
• 撮影前からOPACに登録されていた資料（下記②）、撮影後にOPACに登録した資料、撮影後もOPACには登録していない資料があります。OPACに登録していない資料もこちらで紹介したとおりExcelファイルで検索可能です。
• 従ってこの目録にある資料は、「OPAC」または「OPAC検索外の目録」と基本的に重複しています。ただ、以下に説明するように、資料の原秩序をある程度反映しているので、研究者にとってはこちらのほうが見やすいかもしれません。特に「B類文書【細目】」というシートのデータは、この目録で見たほうが資料の秩序が分かりやすいです。今後、「OPAC検索外の目録」上でも資料の秩序が分かりやすくなるように改善を検討します。
• 「OPAC検索外の目録」にある「A類」「B類」なども、このマイクロフィルム撮影時の仮番号を与えた時の分類を意味します。
• マイクロフィルムは図書情報センターで閲覧可能で、撮影対象の原本は状態により閉架書庫（移動書庫）にある場合と、貴重資料室にある場合があります。

①マイクロフィルム撮影時点でOPACに登録されておらず、仮番号の状態で撮影した図書・雑誌・文書類の目録

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A類、B類、C類の区分

• A類は、滋賀県立大学に寄贈される前にアリラン文化センターにおいて仮整理されたのちに滋賀県立大学で受け入れた資料群です。
• B類は、受け入れ当初に、原本が劣化しているなどの物理的理由や、NDLの体系になじまないなどの理由でOPAC登録が保留されていた、主に図書以外の資料群です。
• C類は、受け入れ当初に図書情報センター以外の場所（当時の県立短期大学の付属図書館）に原本が保管されていた資料群です。

各シートの説明

• A類：『在日朝鮮人関係資料集成【戦後編】』（不二出版、 全10巻）に収録された原本が多く含まれ、資料的価値が高いものが多くあります。
• A類雑誌：A類のうち、撮影後に図書情報センターのOPACに登録された雑誌です。原本は貴重資料室にあります。
• B類雑誌：主に雑誌類ですが、中には図書類も混ざっています。撮影後にOPACに登録され、原本は閉架書庫（移動書庫）に配架しています。
• B類文書：朴慶植氏が「○○関係」などとして封筒などに入れてまとめられた文書類です。
• B類文書【細目】：マイクロフィルム撮影後に作成した細目です。「B類文書」では「○○関係」などの綴名のみですが、下位の件名までリストにしたものです。
• C類図書：C類のうち、日本語の図書類。撮影後にOPACに登録され、原本は閉架書庫（移動書庫）に配架。
• CK類：C類のうち、朝鮮語の図書雑誌類。撮影後にOPACに登録され、原本は閉架書庫（移動書庫）に配架。
• 2004年度撮影：2004年度にマイクロフィルム撮影された図書雑誌類。 撮影後にOPACに登録され、原本は閉架書庫（移動書庫）に配架。

②マイクロフィルム撮影時点で既にOPACに登録されていた図書類

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このリストにある資料は、全てOPACで検索できます。従ってこのリスト自体はあまり意味がありませんが、一応掲載します。