朴慶植文庫は、在野の在日朝鮮人歴史学者・朴慶植氏(1922~1998年)が1998年に事故で亡くなられた後に、滋賀県立大学が遺族から譲渡・寄贈を受けた同氏の蔵書で、氏が生涯をかけて収集した貴重なコレクションです。内容は多岐にわたるが、マル秘文書、解放直後から在日朝鮮人運動の中で出されたビラやパンフレット類、民族教育に用いられた教科書、在日の民族運動指導者から聞き取った録音テープなど現下に無二の貴重な一次資料を多く含む。
※下記文献の内容に基づいています。
河かおる「滋賀県立大学図書情報センター「朴慶植文庫」について」『朝鮮大学校学報』23、2013年11月、21~30頁(PDF)