ガイド協会について
ガイド協会の概要や活動についてご紹介させていただきます
ガイド協会の概要や活動についてご紹介させていただきます
ガイド協会の沿革
1.ガイド協会設立までの歩み
渡良瀬遊水地が2012(H24)年7月にラムサール条約湿地として登録されました。これを機に小山市域の渡良瀬遊水地第二調節池や周辺エリアの観光地化構想が浮上し、小山市では、2014(H26)年3月に渡良瀬遊水地関連振興5か年計画を策定しました。
この計画の中では、渡良瀬遊水地第二調節池のエコミュージアム基本計画が組み込まれ、ツアーガイド養成も目標の一つに挙げられました。 このため小山市は、旅行会社JTBにガイド人材養成を委託し、2014(H26)年10月から翌2015年6月までの9ケ月間にわたり小山市ツーリズム人材育成事業が実施されました。この事業により6名のガイドが誕生し、これら6名によりガイド組織の設立準備が始まりました。
一方、上述の動きと並行して、より多くのガイドを育成する必要から、小山市は、おやま市民大学に2015(H27)年6月から2年間の渡良瀬遊水地ボランティアガイド養成講座を開設し30名が受講しました。2年間でガイドに必要とされる様々な事を履修した29名がガイド活動に参加し、2017(H29)年12月の設立総会を経て小山市渡良瀬遊水地エコツーリズムガイド協会として正式に発足しました。
2.ガイド協会設立後の経過
協会設立後は、小山市内の小中学校が毎年行う渡良瀬遊水地現地学習での講師としてガイド活動を開始した他、一般訪問客への有料ガイドも開始しました。更に小山市が開催する各種イベントにおいて、ミニヨシズづくりの体験指導などを積極的に行っています。
また、2018(H30)年3月に小山市が策定した小山市渡良瀬遊水地観光地化推進5ケ年計画の中で、担当課の渡良瀬遊水地ラムサール推進課の下で当協会がエコツーリズム推進の中核的存在として組み込まれることになりました。
2019年(H31)年3月には、ガイド協会の自主企画として、遊水地近隣のなまいふるさと公園において、地元有志の協力を得ながらヨシ灯りイベントを催行し好評を得ました。 このヨシ灯りイベントの好評を踏まえて、同年8月には小山市の後援を得て、堤防上の生井桜づつみ公園にてヨシ灯り約80基を並べ大々的なイベントにし、将来において小山市のメジャーなイベントにする基礎を固めました。
2020(R2)年5月にオープンした小山市渡良瀬遊水地コウノトリ交流館では来館者対応の一部を、施設管理者である「わたらせ未来基金」様からの要請ベースで実施しています。
2020(R2)年8月に催行したヨシ灯りイベントは、規模を拡大するにあたり、小山市・栃木市共催イベントに格上げし、当ガイド協会は唯一の協力団体としてイベントの準備、開催運営に全面協力しました。 準備に当たっては、大量のヨシ灯りを制作する必要から、一般市民を対象にしたヨシ灯り制作講座を数度にわたり開いたほか、市内小学校へのヨシ灯り制作の出前講座も実施しました。
ガイド協会活動のご紹介