朝日カルチャーセンター立川教室・大槻慎二先生の小説教室で出会った仲間たちで文学フリマ東京42に出店します
皆様のご来店をメンバー一同、心よりお待ち申し上げております。
『大槻文學』創刊号(700円)、田畑書店ポケットアンソロジー6点(一律300円)、単行本3点を販売致します。
現在、鋭意作成中です。
天鳥カナン
<内容紹介>
二人暮らしだったママの事故死に遭い、それまで疎遠だった占い師の祖母・グランマと暮らすことになった小学四年生の由生。マグノリアやローズの植えられたグランマの古い家には、灰色の毛の大きな猫ジルベスターが住んでいて由生はそのお世話を任される。学校へ行かない由生を祖母は見守り、二人と一匹の日々は緩やかに過ぎていくが……虹が現れる前には必ず雨が降るように、別れと出会いを繰り返して続いてゆく日常を描いた短編。
春日いと
<内容紹介>
夫から「出張帰りに温泉に寄る」と連絡が。子どもは巣立ち、義母の介護も終わった。でも夫とは会話もない。映画を見に出かけた渋谷は知らない街になっていた。そこで目にした旅を誘うポスター。途方に暮れてなんかいられない。私だって温泉に行けるんだと、ふらっと日本海に向かって旅に出た。初めての一人旅。風景に、人に出会い、昔の友人を懐かしみながら自分の人生を考え始める。そして若かった日に夫と来た温泉町に辿り着く。
坂本文朗
<内容紹介>
仕事を辞めて無職になった「僕」は実家に戻って怠惰な日々を過ごしていた。年の瀬が迫り、世間の空気が慌ただしくなってきて当初はお気楽だったそんな生活も居心地が悪くなってきた。そんな時、叔母のサワさんから電話があった。自分の育てているわさび田の、収穫を手伝って欲しいという。年の近い叔母とは子供の頃に遊んでもらった覚えはあるけれど、もう十年以上も会っていない。少しの興味も手伝って「僕」はそのアルバイトを引き受けることにした。
ーターコイズブルーの記憶
志麻乃ゆみ
<内容紹介>
市役所に勤務する碧は係長として充実した日々を送っていた。交際五年になる廉太郎に正体不明の苛々を募らせ「距離を置きたい」と告げる碧。廉太郎は碧の気持ちが掴めず悶々と過ごすうち、仕事仲間の女性と二人で食事をすることに……。その頃碧は仕事でピンチに陥っていた。クリスマスが近づいたある日、三ヶ月ぶりに会った二人にターコイズブルーの記憶が蘇る。太宰治、山川方夫に心酔した著者が綴るもう一つの「メリイクリスマス」
ナオ
<内容紹介>
コロナ禍でらーめん屋を営む夫を手伝う由紀子は、かつて保育園の先生をしていた。自分を犠牲にして夫を支える生活は、地元福島の智恵子抄に描かれた智恵子の生涯と重なるものがあった。過去と現在が交錯する中、夫との微妙な関係に悩む由紀子の前に、かつて由紀子が「青いきりん」と呼んでいたホームレスの男性が再び現れた。コロナ禍で心の支えとなった人達との出会い。由紀子には、どんな希望が待っているのだろうか。
福嶋依子
<内容紹介>
夫の不倫相手である同僚を前にして洋子が思ったのは、「彼女のお腹の子は私みたいだなぁ」という親近感というには余りにも奇妙な感情だった。離婚し、天涯孤独となった洋子の元にある日、警察からある人物を知らないかという問い合わせの電話がかかってくる。同じ日、洋子宛の差出人名のない郵便物が届く。警察署を訪れた洋子の前に差し出されたのは、洋子名義の一冊の通帳。全ての糸が切れたと思ったその時、古い糸が繋がり始める。
大槻文學について、詳しくはotsuki-bungaku(at)google groups.com までお問い合わせください。((at)は@にご変更ください。)