行者堂祭 2025年9月6日 (土) 開催されました。
毎年9月、鴛鴨文化財保護委員会の主催で、「行者堂祭」が行われます。鴛鴨遍照寺山門前の十字路の南東角小さなお堂が建っています。中には「役の行者」が祀られています。
※ 行者堂
役の行者(えんのぎょうじゃ)は、正確には「役小角(えんのおずぬ)」といい、奈良時代の人です。修験道(しゅげんどう)の開祖と言われ、奈良・吉野の大峰山などで修業を重ね、悟りを開いたと伝えられています。修験道は、江戸時代・明治時代には風雪に耐える歴史を刻みますが、庶民の生活に根付き今日に至っています。秋の収穫・無病息災・村内安全を願う祭礼として、従来は行者講の人たちによって行われてきましたが、平成12年から文化財保護委員会が祭礼を主催することになりました。
(参列者の願い事を仏様に届ける行事)
おしんぼう地蔵祭 2025年5月5日(月)
鴛鴨文化財保護委員会の主催で、「おしんぼう地蔵祭」が行われました。
おしんぼう地蔵
宝暦年間の大洪水で身よりのない小女おしんは
溺死をしました。
これを哀れんで村人が塚をたて弔いました。
その塚はこれより北東約百メートルの所にありま
したが、東名道路下になるのでこの地に移りました。
平成九年四月吉日 鴛鴨町文化財
おしんぼう地蔵堂
おしんぼう地蔵
馬頭観音祭 2025年3月29日
鴛鴨文化財保護委員会の主催で、「馬頭観音祭」が行われました。
※ 馬頭観音(ばとうかんのん)
馬頭観音は馬を祭る観音様です。自動車の無かった時代、荷物の運搬は陸路では馬に依存していた。街道沿いには松を植え、木陰を作り、水飲み場を設けて、馬を休ませた。疲労や骨折で倒れ死んだ馬を丁重に弔った。そこに馬頭観音堂を建てて村人たちはお参りした。建立時期は不明だが、寛保元年の「村出明細帳」によると今から二百六十年余前には建てられたことになる。鴛鴨「かんのん坂」の途中にあり、祭礼は毎年3月に執り行われる。
おしんぼう地蔵祭 2024年5月5日
※ おしんぼう地蔵
おしんぼう地蔵
宝暦年間の大洪水で身よりのない小女おしんは
溺死をしました これを哀れんで村人が塚をたて
弔いました
その塚はこれより北東約百メートルの所にありま
したが、東名道路下になるのでこの地に移りました
平成九年四月吉日 鴛鴨町文化財