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リリースノート

open.Yellow.os 26.08 Kerria Beta 2.3

2026/09/18

新機能

open.Yellow.osをUSBメモリにインストールして持ち運べるツール

Kerriaの目玉機能のひとつが、現在使っているopen.Yellow.os環境を、そのまま持ち運べるUSBメモリを作成できるツールです。
このツールでは、インストール済みのopen.Yellow.os環境から、システム設定、追加したアプリケーション、ログインユーザー、パスワードなどをまとめてコピーし、起動可能なUSBメモリを作成できます。
単にインストールメディアを作るのではなく、自分の使っている環境そのものを持ち運べるのが大きな特徴です。自宅・職場・予備機など、異なるPCでも同じ環境を使いたい場合に便利です。
上の画面では、コピー元となるopen.Yellow.os環境を選択し、ポータブルUSBとして書き込む対象デバイスを指定できます。

open.Yellow.osオリジナルのビルドツール

これまでopen.Yellow.osでは、MX Linuxのビルドツールをフォークして利用していました。Kerriaではこれを刷新し、open.Yellow.osが独自に開発したビルドツールへ移行しました。
このビルドツールでは、デスクトップ環境、言語、ブランド設定を切り替えながら、open.Yellow.osのISOイメージを自動生成できます。たとえば、GNOME / Xfce / KDE などのデスクトップ環境の切り替えや、日本語・英語といった言語リソースの選択、壁紙・アイコン・ブートアニメーションなどのブランド要素の差し替えに対応しています。
さらに、Hook機構によってインストール後の追加処理を自動化できるほか、テンプレート機能を用いて os-release などの設定ファイルも柔軟に生成できます。これにより、open.Yellow.osの開発効率を高めるだけでなく、今後の機能拡張や派生構成への対応もしやすくなりました。

「open.Yellow.os」オリジナルのリポジトリ

「open.Yellow.os」では、これまで「Debian」公式リポジトリを利用してきました。「Kerria」でもこの点に変更はありません。
一方で、「open.Yellow.os」独自のアプリケーションが増えてきたことにより、それらを配信するための専用リポジトリが必要になりました。
そこで今回、「open.Yellow.os」オリジナルのアプリケーションを配信する独自リポジトリの提供を開始しました。
独自アプリケーションをより迅速に提供できるようになり、今後の機能拡張や更新配信の基盤としても活用していきます。

「open.Yellow.os」オリジナルのスクリーンキーボード

「open.Yellow.os」では、タブレットでも利用しやすいようスクリーンキーボードを搭載してきました。しかし、従来のレイアウトは日本語配列ではなく、使いづらさがありました。
Kerriaでは、open.Yellow.osオリジナルのスクリーンキーボードを新たに搭載しました。日本語配列のコンパクトキーボードを採用しており、より自然な操作でタブレットを利用できます。
日本語環境を前提としたレイアウトにより、タブレット端末でもより快適に入力できるようになりました。

英語版の提供

open.Yellow.osはこれまで、日本発のディストリビューションとして日本語環境のISOファイルを提供してきました。Kerriaでは、日本語版に加えて英語版の提供も開始しました。
これにより、より多くの方にopen.Yellow.osを利用していただけるようになります。
日本語話者だけでなく、海外のユーザーや英語環境を必要とする利用者にもopen.Yellow.osを届けられるようになりました。

機能改善

ターミナルでのディレクトリ入力が日本語名・英語名の両方に対応

ターミナルでディレクトリを指定する際、対象のディレクトリについて日本語名と英語名のどちらでも入力できるようになりました。
これにより、日本語表記と英語表記が混在する環境でも、より直感的にディレクトリを扱えるようになりました。

USBメモリ書き込みツールの変更

Kerriaでは、インストールメディア作成時の使いやすさと安定性を向上させるため、USBメモリ書き込みツールを見直しました。
新たに、Linux Mintで採用されているmintstickを採用しています。シンプルな操作でUSBメモリへの書き込みを行えるため、open.Yellow.osのインストールメディアをより手軽に作成できるようになりました。
初めてインストールメディアを作成する方でも扱いやすく、導入までのハードルを下げる改善となっています。

概要

OS名称

open.Yellow.os 26.08 Kerria Beta2.3

ベースのLinux

Debian 13 trixie(安定版)

デスクトップ環境

GNOME 48

Linuxカーネル

Linux Kernel 6.12

対応するパッケージ

・Debianパッケージ・Flatpakパッケージ・snapパッケージ(オプション)

最低システム要件

CPU

1.6 GHz デュアルコアプロセッサ以上

CPUタイプ

・Intel製CPU(64bit)・AMD製CPU(64bit)

RAM

2 GB 以上(4GB 以下の場合は、Swap 領域の設定を推奨)

ストレージ

15 GB 以上の HDD または SSD の空き容量

解像度

1024×768 ピクセル以上

その他

・DVDドライブまたはUSBポート(インストールメディアとして使用)・インターネットアクセス(推奨)

推奨システム要件

CPU

2 GHz デュアルコアプロセッサ以上

CPUタイプ

・Intel製CPU(64bit)・AMD製CPU(64bit)

RAM

4 GB 以上(4GB 以下の場合は、Swap 領域の設定を推奨)

ストレージ

25 GB 以上の HDD または SSD の空き容量

解像度

1024×768 ピクセル以上

その他

・DVDドライブまたはUSBポート(インストールメディアとして使用)・インターネットアクセス(推奨)

注意事項

※「Secure Boot」には対応していません。利用する場合は、UEFI設定で「Secure Boot」を無効にしてからご利用ください。※BIOSおよび64bit UEFI環境での起動に対応しています。32bit UEFI環境では起動できません。※GPUの対応状況は機種によって異なります。特にNVIDIA製GPUでは、追加ドライバのインストールが必要になる場合があります。※無線LANの対応状況は、利用しているチップセットによって異なります。一部の無線LANデバイスでは、追加のファームウェアまたはドライバが必要になる場合があります。※ハードウェアの対応状況は、ご利用のPC本体や内蔵・接続デバイスの構成によって異なります。一部の機器では、機能が利用できない、または追加の設定やドライバが必要となる場合があります。

既知の不具合情報・不具合報告

・既知の不具合情報、不具合の報告は『「open.Yellow.os」GitHub』にて公開・対応を行います。

「open.Yellow.os」の使用にあたって

「open.Yellow.os」のダウンロードおよびインストールについての、エンドユーザーライセンスを定めましたので合わせてご確認ください。

open.Yellow os エンドユーザーライセンス

本ライセンスは、open.Yellow.os (以降:本ディストリビューション) の使用に関する規約を定めたものです。本ディストリビューションを使用することにより、このライセンスに同意したものとみなされます。

利用許諾

・本ディストリビューションは、自由に使用、複製、再配布することができます。・本ディストリビューションの固有のパッケージやコードの変更は、すべてエンドユーザー個人によって作成されたものであることを理解しています。企業が公式に関与しているわけではありません。

著作権

本ディストリビューションおよび本ディストリビューションに含まれるソフトウェアと使われるロゴマークや名前の著作権は開発者に帰属します。

免責事項

・本ディストリビューションをダウンロードおよびインストールし、使用したことによって発生したいかなる種類の損害、データの損失、盗難に対しても開発者は一切の責任を負わず、いかなる法的措置も行わないことに同意するものとします。・あなたはいかなる種類の正式なサポートを受ける権利がないことを理解したことに同意するものとします。・本ディストリビューションは、既に機能的に有効化されインストールされているサードパーティのリポジトリやパッケージを提供します。これは、Debian のサードパーティーポリシーに準拠するものではありません。

「open.Yellow.os」ISOファイル

open.Yellow.os 26.08 Kerria Beta2.3

・GitHub(開発プロジェクト/日本語版)・GitHub(開発プロジェクト/英語版)

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