今回は服装のマナー第3弾 『男性の服飾・装飾編』です。
※前回、前々回で、服装のマナー『男性編』『女性編』を解説しておりますのでよろしければそちらもご覧ください。
本日は、男性の礼装(喪服)以外の身に着けるものでネクタイやシャツ、小物などについてご紹介していきます。
【男性編】
❛ワイシャツ❜
・シャツの色は必ず白。(急遽駆けつける場合は色付きでも可。)
※葬儀・告別式においては、白無地のシャツ以外はマナー違反です。
❛ネクタイ❜
・男性の喪服において、ネクタイは必ず着用するのがマナー。
・柄のない無地の黒で、光沢のないネクタイを選ぶ。
・ネクタイピンは付けない。
※「ディンプル(ネクタイを結んだときにできるくぼみ)」をつくるのはマナー違反になるので、気をつけましょう。
❛バッグ❜
・お葬式のバッグの色でふさわしいのは黒。
・ショルダーバッグはなるべく避ける。
(勤務先からの参列で、やむを得ずショルダーバックのときは、ひもを結んで手で持つようにします。)
・毛皮や皮革など“殺生”を連想させる素材のバッグは、お葬式では持たないのがマナーです。
(人工皮革でも、動物の革のようなデザインのものは避けた方がよいでしょう。)
❛ハンカチ❜
・派手な色やデザインのハンカチは避け、白のハンカチにする。
❛数珠❜
・数珠の色や模様の制約は特になし。
※各宗派ごとにつくりや使い方が異なることがあります。その場合は自分の宗派の数珠を使います。
故人の遺族、親族の宗派にあわせなくてもかまいません。
❛アクセサリー❜
・結婚指輪以外ははずす。
(結婚指輪でもゴールドなどの派手な色合いのものははずす)
❛靴、靴下❜
・靴も靴下も、色は黒を選ぶ。
※靴は、光沢のない合成皮革か本革のもの。つま先に横一文字のラインが入ったものが理想的です。
・金具がついていたり、スウェード(なめし革)の靴は避けましょう。
・靴下は、柄が入っていない黒を選びましょう。
『女性の服飾・装飾編』も是非ご覧ください。
株式会社おお井では地域の方に有意義な情報を発信します。
仏事・法要・葬儀それらに関する分からないことがございましたら、お気軽に相談ください。
お葬式の事前相談も随時開催しております。