今回は、「出棺」についてです。
今回は、「出棺」についてです。
「出棺」とは、葬儀、告別式を終えたら、ご遺体を納めた棺を霊柩車(寝台車)に乗せて、斎場(火葬場)に向かうことを言います。
出棺の際、棺の中にお花や、故人様の好きだった物等(副葬品)を一緒に納めて送り出すのが一般的な流れとなっています。これを、「別れ花」と言います。
しかし、副葬品と言っても棺の中に何でも入れていいわけでは無く基本的には、燃えやすい物を入れてあげるとよいでしょう。
よく、メガネや釣り竿等を副葬品として一緒に納めたいと、ご相談いただくのですが基本的には燃えにくい物なのであまりお勧めはできません。(カーボン素材の物は燃えすぎるのでNG)
その他、「これってどうなんだろう?」と思うものがありましたら何時でもご相談ください。
別れ花が終わり、棺の蓋が閉められると、いよいよ火葬場に向けて出棺となります。
棺を霊柩車(寝台車)に運ぶ際は、男性の方々にお手添えいただくのが習わしになっています。
喪主様がお位牌を、故人様に近しいご遺族が遺影写真を持って先導するか、もしくは後ろに続いて霊柩車まで移動します。
お棺の先頭が頭か足かは、その地域や火葬場によって違います。どちらが正しいというのはありませんので、葬儀社の指示に従うとよいでしょう。(神戸市は頭からの場合がほとんどです。)
火葬場に到着すると、お顔を見てのお別れができませんので、別れ花のタイミングでしっかりお別れしてあげてください。
株式会社おお井では地域の方に有意義な情報を発信します。
仏事・法要・葬儀それらに関する分からないことがございましたら、お気軽に相談ください。
お葬式の事前相談も随時開催しております。