講師:城嶋 友太(ジョウジマ ユウタ) 1983年生
出身 静岡県浜松市→大阪→沖縄県うるま市在住
小学生2人の父 専門は企業向けIT講師
写真は宮城島の畑にて、金象印の備中鍬とポーズ
はじめまして、ジョウジマと申します
私はジョウジマ ユウタと申します。小学生の子供が二人おります 大阪で子育てをしていたのですが、上の子が登校拒否となり、下の子が発達障害と判定され、限界を感じ2022年に縁あって沖縄に移住しました。
今では二人とも毎日学校にきちんと通っているので本当に沖縄の地に、人に救っていただきました。
本業はIT講師です
15歳の時に初のバイト代でパソコンを買い、友達とアクセス数を競い合うスタートから20年余りITを続けてきました。
今ではホームページの構築、通販システムの確立、AIスピーカープログラミング、売り色の強いページの製作、動画制作、ライブ配信、SNS管理、Web広告出稿、RPA構築、ロボットの開発まで一連のことは全てでき、企業向けに講習を行っています。
畑にもIT的なブロック管理やビジネス思考のスモールテスト形式、機械散水機などを取り入れています。
畑をはじめた理由
大阪で働いているときに1年ほど畑の仕事をお手伝いしながらYoutube用の動画を作る仕事をしていました。
その時は「畑は交通費も手間もすごくかかる、スーパーで100円で売ってるものを買えばいいのに。」と本気で思っていました。
ですが、子供が発達障害と判定され普通の学校教育が難しいとわかり、将来を考えると普通にお金を稼ぐのは難しい現実に直面しました。
ではどうしたら生きていくことが出来るか、作物を自分で栽培できれば死にはしない! これが畑を始めた理由です。
そこから発達障害の方が増え続けていること、その生き方、将来の働き方を知ることになりました。
大人になって働いても月給1万円に行くかどうかという現実があります。
より自信と誇りをもって幸せに生きるにはどうしたらいいか、彼らにできることの可能性を少しでも広げていきたいと考えています。
そのため重機はなるべく使わずできる方法をとっています。将来的にもおそらく彼らには使うことは難しいであろうからです。
ただ、周囲の方のご厚意でトラクターなど入れていただく分には感謝しお願いさせていただいております。
時代は自給自足、相互扶助へ
畑が重要になってくるのはなにも限られた人にだけではありません、すべての人に影響がある値上げのニュースが続いています。
燃料高騰、円安、地球温暖化による天候不順のあおりをうけ、企業も生き残るのに必死ですから値上げが起こります。
ただ、賃金は30年上がっていません、むしろ下がっています。
さらに沖縄は元々産業があまりなく、コロナによる観光産業への打撃で非常に苦しんでいます。
この厳しい時代を乗り越えるには「自給自足」が最善です そして、余った分は周りに配ることで助け合うことが可能になります。
島らっきょうがたくさんとれたから配る、また別の人がイモがたくさんとれたときに配る、自分のできること労働力や知識を周りにシェアする。
あくまで見返りを期待することなくお互いを助け合う。日本に根付いていた「相互扶助」の文化を取り戻してくことも重要だと考えています。