『岡山民俗』は、会員の研究成果を掲載する本会の機関誌です。
1949年の創刊以来、2024年4月現在で244号を数えています。
投稿は会員に限ります。
【近年の『岡山民俗』目次】
245号(2024年12月――最新刊)
入定塚伝説の形成に関する歴史的考察――恵達入定話を手がかりに――
………… 田島吉章
最上孝敬の両墓制成因論考 後編
………… 加藤正春
新庄村の民俗聞き書き――信仰・呪術・口承文芸――
………… 小嶋博巳編
研究ノート 鞴祭に関する予備的考察
………… 藤田 良樹
244号(2023年12月)
備前の熊野比丘尼と地獄絵の絵解き
………… 小栗栖健治
最上孝敬の両墓制成因論考 前編
………… 加藤正春
岡山県総社市岡谷 友野氏の先祖祭祀――家意識の形成にともなう家譜編纂と心浄大師伝承――
………… 平松典晃
現代版「草鞋親」への着目――現代農山村の自己変革を捉える視点――
………… 靍理恵子
毘沙門天の来る正月――中国地方の正月三日の毘沙門天授福行事をめぐる予備的考察――
………… 小嶋博巳
書評と紹介:小嶋博巳著『六十六部日本廻国の研究』
………… 加藤正春
243号(2022年12月)
備讃民俗雑記
………… 水野一典
「火の釜」――横穴式石室と火雨塚伝説――
………… 岡本泰典・日下隆春
レンゲ考――岡山県北地域における麦作儀礼――
………… 大倉寿仁
岡山市東区目黒町の祇園祭り
………… 安倉清博
小久保桃江と桃太郎研究―「桃太郎主義幸福論」と大日本桃太郎少年団の活動を中心に―
………… 加原奈穂子
新庄村の民俗聞き書き――葬制・年中行事――
………… 小嶋博巳編
242号(2021年12月)
高度経済成長期前半における岡山県のテレビ・洗濯機・冷蔵庫の普及に係る基礎的考察
………… 岩﨑竹彦
熊山神社春祭りの展開と祭祀組織――近世熊山における地蔵権現の祭祀――
………… 平松典晃
岡山県北区、表町の秋祭り
………… 田中 豊
新庄村の民俗聞き書き――村制・族制・産育・婚姻――
………… 小嶋博巳編
備前市歴史民俗資料館特集展「驚愕の新発見!幻の件は実在した!?」展示報告
………… 山内雄奨
241号(2020年12月)
近世児島五流の歴史と伝承
………… 宮家 準
岩瀬文庫蔵「見聞随筆」の六十六部関係記事
………… 小嶋博巳
岡山藩の長寿褒賞と踟物行列――安政三年西大寺町の踟物行列を例に――
………… 田中 豊
岡山市東区瀬戸町における久米右衛門派の信仰――現代に伝わる不受不施派の内信――
………… 平松典晃
岡山県新見市長屋の人柱伝説
………… 原田信之
「くぐる」試論
………… 永原順子
書評と紹介:加藤正春著『沖縄奄美の霊魂観――生と死の民俗論理――』
………… 田島吉章
書評と紹介:立石憲利編著『新庄村の暮らしと俗信』
………… 大倉寿仁
会誌『岡山民俗』 ( 1949~2023 )
投稿規定
◎原稿募集(会員限定)◎
下記の投稿規定に従ってご投稿ください(会員限定)。
※原稿締切:8月末日
投稿規定
(2019年3月30日〜現在)
一、〔投稿資格〕
本誌への投稿は、岡山民俗学会の会員に限ります。会員であっても、前年度までの会費未納がある場合には、投稿を受理しません。
二、〔原稿の内容と分量〕
投稿原稿は、オリジナルな研究論文、調査報告、その他とし、いずれも未発表のものに限ります。原稿量は、図・写真・表・注などすべて含めて、本誌誌面二〇ページまで(おおよそ四〇〇字詰め原稿用紙六〇枚まで)とします。
三、〔採否〕
採否は、理事会の編集担当で審査し、決定します。原稿の内容によっては、編集担当以外に査読を依頼します。採用にあたって原稿の修正をお願いすることもあります。採否に関するお問い合わせにはお答えできません。
四、〔原稿の体裁〕
投稿原稿は、パソコン入力によるものに限ります。ワープロ・ソフトを使用する場合は、三一字×二三行、または三一字×二三行×二段組の縦書としてください。テキスト・エディターによる場合も、数字など、縦書を前提とした表記としてください。いずれの場合も、印字原稿に、データを収めた媒体(CD-Rなど)を添えてお送りください。
五、〔図表〕
図・表・写真は、一点ごとに通し番号とキャプションを付し、かつ本文中で「表1のごとく……」「……(図2)……」のように通し番号をあげてその存在を示してください。本文同様、図・表・写真についても可能な限りパソコンのデータを添付してください。データを欠く場合も、図は、ただちに印刷に付すことができる状態で投稿してください。インキング(墨入れ)を要するような図(鉛筆書きの図など)は受理しません。画像取り込み等の作業を要する図版が多数ある場合は、実費を請求することがあります。
六、〔典拠の明示〕
典拠を示す注は、社会科学・人文科学で一般的な方法のいずれかに従って作成してください。
七、〔原稿の返却〕
投稿原稿は、採否にかかわらず、返却いたしません。図・写真等についても同様です。
八、〔著者贈呈〕
原稿が掲載された場合は、著者には会員頒布分のほかに掲載誌三部を贈呈します。なお、抜刷は学会としては作成しません。ただし、抜刷作成の希望がある場合は、印刷所に仲介します。
九、〔投稿先〕
投稿先は別掲します。投稿にあたっては、かならずコピーをおとりのうえ、書留ないし簡易書留で郵送(またはそれに準ずる方法で送付)してください。
一〇、〔電子化公開〕
学会では、本誌掲載の論文等を電子化し、公開することがあります。投稿された原稿はこれを承諾したものとして取り扱いますので、ご了承ください。
附、〔寄稿依頼〕
第一条の規定にかかわらず、編集担当理事の合議によって非会員に寄稿を依頼し、その原稿を掲載することがあります。
投稿にあたっては、上記の投稿規定に従ってください。くわえて、以下の点にご留意くださるようお願いいたします。
○原稿量は誌面二〇ページ(図表等を含む)までとしています。これを超える投稿は受理できません(依頼原稿を除きます)。
○節や項などの見出しの立て方は、近年の号を参考にしてください。
○図表は、本誌(B5判)の版画を考慮して作成してください。見開き二ページまでの図表は掲載可能ですが、それを超えるものは扱えません。
○図(写真を含む)にはデータを添付し、ただちに印刷に付すことのできる状態で投稿してください。
○図表にはかならず図表番号とキャプションを付し、本文中で図表番号を示してください。キャプションの位置は、図(写真を含む)は下、表は上です。
○本誌は縦書ですので、特別な場合を除き、本文中の数字は漢数字で表記してください。漢数字を用いる場合、算用数字をそのまま漢字に置き換える表記法(例:三五〇)と、単位語を用いる表記法(例:三百五十)とがありますが、同種の数値については統一してください(単純な数量は前者、日付は後者というような使い分けは可能です)。
○締め切りは八月末日です。内容・形式等について編集担当にご相談になる場合は、十分な時間的余裕をみてください。投稿は完成原稿でお願いします。
○誌面に近似したワード(.doc / .docx)のテンプレートを用意しています。お入り用の方は、編集担当までご請求ください。
『岡山民俗』掲載論文の電子化公開について
『岡山民俗』掲載論文の電子化公開について
(2018年3月24日〜現在)
1.『岡山民俗』に掲載された論文は、掲載誌刊行後、著作者自身が、大学・研究機関の機関リポジトリ、研究資金助成機関のWebサイト、非営利電子論文アーカイブ、および著作者個人のWebサイト等に電子ファイルとして公開すること(以下、電子化公開という)ができます。投稿中の論文を掲載誌刊行前に公開することはできません。また、すでに電子化公開されている論文を『岡山民俗』に投稿することはできません。
2.電子化公開は無償でなければなりません。閲覧もしくはダウンロードに対価を要求する形態での電子化公開は認めません。
3.電子化公開にあたっては、掲載誌名(『岡山民俗』)、掲載号数、刊行年月を明示し、かつ岡山民俗学会(以下、学会という)に対して、公開場所、URL、公開日時等を通知してください。機関リポジトリ等からDOI(Digital Object Identifier)を付与された場合は、それもあわせてご連絡ください。
4.公開するファイルは、学会が提供するPDFファイル、または誌面をスキャンしたPDFファイルを原則とします。公開にあたって、『岡山民俗』掲載時の内容に改変を加えることはできません。ただし、軽微な誤字・誤植の訂正についてはこの限りではありません。誤字・誤植を訂正した場合は、公開するファイル上にその旨を明記してください。
5.『岡山民俗』226号以前の掲載論文で、論文末に著作者の住所が記載されている場合は、これを削除して公開してください。
6.複数の著作者による共著論文については、これを公開しようとする著作者自身の責任において全著作者の許諾を得た上で公開してください。
7.電子化公開にあたり論文所載の資料について所蔵者の許諾が必要な場合は、著作者自身の責任において許諾を得てください。
8.学会自身が電子化公開する場合の取扱いについては別に定めます。
(2018年3月24日 役員会決定)
© 2013 岡山民俗学会