研究領域 

イスラーム世界研究(政治思想を中心とする近現代イスラーム思想、近現代アラブ思想、イスラーム世界における宗教と政治、イスラームとモダニティ)

中東地域研究(中東における宗教と政治、政教関係)

現代エジプト研究


研究関心

中東やアラブ諸国における宗教と政治の関係、ならびにそれををめぐる思想について、地域の動態と思想の関係を解明する視座から研究を進めています。

特に、イスラームの諸原則と近代性の両立を目指す思想や政治の潮流を「中道派」と呼称し、域内における様々な思潮との比較を視野に、その実態について研究してきました。

イスラーム法と近代国家の関係、植民地主義の遺産の克服、人権や民主主義といった問題群について論じてきた思想家たちの研究を通じて、アラブ世界における伝統と近代の相克という問題について広く探究を進めたいと考えています。これまではエジプトを主な研究対象地域としてきましたが、近年は、近代イスラーム改革思想の流れを汲む思想潮流の国際的な展開にも関心を持ち、研究を進めています。


中東諸国において、イスラームがいかに国家の統治制度に組み込まれ、公的なイデオロギーとしての役割を果たしているかについても関心を持っています。


主要研究業績

業績の一部を出版年が新しい順に記載しています。その他の業績はresearchmapにて随時更新しています。

【著書】



【論文(単行本所収論文を含む)】



 

 


【学術雑誌または商業誌等における総説】



【講演】