アルコール・ハラスメントとは、親睦会やコンパ等でのお酒にまつわる嫌がらせ・人権侵害のことです。命を失うケースもあり、傷害などの犯罪に発展する可能性のある極めて悪質かつ危険な行為です。以下のような行為はアルコール・ハラスメントに該当します。
上下関係、部の伝統、罰ゲームといった形で、心理的な圧力をかけ、飲まざるを得ない状況に追い込むこと。
場を盛り上げるために、イッキ飲みや早飲み競争をさせること。
酔いつぶすことを意図して、吐くための袋やバケツ等を用意してコンパ等を行うこと。
酒類以外の飲み物を用意しない、本人の体質や意向を無視して飲酒を勧める、飲めないことをからかったり侮辱したりすること。
酔った勢いで、悪ふざけ、暴言、暴力、セクシュアル・ハラスメント等の行為を行うこと。
主催者・幹事はアルコール・ハラスメントのないコンパ等を実施するために常に気を配りましょう。
飲めない人のためにノンアルコール飲料を用意しましょう。
酔いつぶれた人が出た場合には絶対に一人にせず、責任を持って対処にあたりましょう。